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コピーライティングを正しく使ったサイトアフィリとは?
まず前回の記事で、
コピーライティングは「”広告”や”宣伝”の文章を書く」こと
という事をお伝えしました。
そして、多くの人が「販売の為に書く」ことばかりに集中し、「宣伝の為に書く」という視点が抜け落ちているという話をしました。
そこで、今回はささみりん流のコピーライティングを正しく使ったサイトアフィリ作成の処世術を公開したいと思います。
アフィリエイトの基本は「集客代行」である事実
まず、コピーライティングの話の前に、アフィリエイトの基本を思い出して下さい。
多くの人が忘れているかもしれませんが、アフィリエイトには「販売責任」がありません。
本来、商品やサービスを売るのは「広告主の仕事」です。
あなたがどれだけ販売責任を背負い込もうとしても、結局クレームを対処するのは広告主の仕事です。
というか、サイトアフィリエイトで無理に販売責任を背負い込む必要なんてありません。
どちらかと言えば、購入後のクレームを減らしてあげる様な記事の書き方の方が広告主に喜ばれます。(実体験より)
つまり、アフィリエイトは「広告主に替わって商品を売る」のではなく「LPに集客する」ことが基本の仕事だと思って下さい。
見込み客が最終的に商品を買うのは、あなたのサイトではなく広告主のLPであることを忘れてはダメです。
(これが抜け落ちてるから、LPを解説するためのLPを作成したり、謎の特典をゴリゴリ盛り付けた意味不明のアフィリエイターが存在するのでしょうけども…)
もちろん「販売の手伝い」はやった方がいいです。
ただ、それよりも前提にある「集客の手伝い」の方が、アフィリエイターには期待されているという事は忘れないで下さいね。
「集客の手伝い」とは「濃いクリック」を集めること
簡単に言えば、より売り上げを伸ばしたいのであれば、
アフィリエイトリンクをクリックしてもらうこと
が基本になります。
その為、単純にクリック率を高めたいのであれば、訪問した時のファーストビューにアフィリエイトリンクを置くのが有効です。
ただ、それだけでは「濃いクリック」を集めるのが難しい。
そこで、ファーストビューに、短く端的に訪問者の問題を解決する方法はリンクの先にあると説明してあげるのがベスト。
※ファーストビュー…ページを開いた最初に表示される画面のこと
こんな風に見た人に素早く納得させて、クリックを促がす様なサイトの作りがまず第一です。
有力なアフィリエイターのリスティング広告の場合、ここにすごく力を入れてあります。
もしファーストビューの研究をしたい場合には、彼らのリスティング広告をくまなくチェックしましょう。(笑)
コピーライティングと言うと「文章術」みたいな印象を持っている人が多いかもしれませんが、それはもう時代遅れ。
今は、より短い時間で素早く納得させるために、ダラダラと文章を書くのではなく、デザインや表示速度にも重点を置いて、瞬間的に納得させる方法を考えましょう。
もちろん、プロにはかなわないんで、出来る事からで構いません。
最後まで読んでもらった人にもクリックを促がす
ファーストビューで納得できなかった人は、大抵2つのパターンに分かれます。
1.すぐに離脱する(ページを閉じる)
2.とりあえず下まで読んでみる
1番に関しては、そもそもオファーが釣り合わなかったとして、今回は割愛します。
今回コピーライティングで注目するべきは2番の方。
この2番の方から、出来るかぎり「分かりやすく・シンプルに」相手に伝えていく必要があります。
とは言え、アフィリエイトサイトでのコピーライティングは「集客」が基本。
集客するために相手を納得させて販売までには至らないまでも、興味を持たせてクリックしてもらうことに注力すれば、あとは広告主のLPが代わりに売ってくれます。
では、どうやって興味を持たせれば良いのか?
僕がよくやる手法としては、
1.問題解決がリンクの先にあると約束する
2.リンク先の商品の有効活用術
3.リンク先の商品を使った先の未来
この3つのパターンを組み合わせて記事を書いていることが多いです。
1.問題解決がリンクの先にあると約束する
ファーストビューの時と同じです。
何度も繰り返し繰り返し「あなたが抱えている問題はリンク先の商品を購入することで解決します」と伝えます。
データや画像・体験談なんかを織り交ぜて、手を変え品を変え相手に伝えていきます。
人間って繰り返しに弱いですからね(笑) そこは上手に突いて行きましょう。
2.リンク先の商品の有効活用術
「こんな使い方をすればさらにお得に」
と言った感じで、ランディングページには書かれていない特ダネ情報を伝えます。
例えば脱毛サロンなら、上手く勧誘を断る方法や、脱毛力金を安く値引きしてもらう交渉方法などなど。
広告主が「書けないけど知って欲しい」的な情報をもしあなたが知っていれば、積極的に載せて行きましょう。
最近は薬事法とかが厳しいんで、こういった方法は美容や健康食品でよく好まれます。レビューサイトとかは典型的にこのパターンですね。
3.リンク先の商品を使った先の未来
「これを買えばこんな世界が待っていますよ」
と言うようなことをイメージさせてあげます。「売る」と言うよりも「イメージ」させる感じです。
面白かった例を一つ。
楽天トラベルでアフィリエイトをしていた人が、ラブホテル関連のキーワードで、
最後に一言「彼女と素敵な夜をお過ごしください」と添えて、夜景の画像を貼りつけただけで、クリック率がアップしたのだとか。
ちょっとだけ先の未来で構わないので、そうやって相手に購入後の自分の姿をイメージさせると良いです。画像とか良いです。
あんまり他の人がやらないんですが、これが意外と効果バツグンなのでおすすめです。
アフィリエイトのコピーライティングの基本はこれだけ!
よく巷のコピーライティングの本や教材では
・興奮させてから売ればいい
・感情を刺激すれば物は勝手に売れる
とか書いてありますが、サイトアフィリエイトでは別にそんなの関係ありません。
なぜなら物を売るのは「広告主の仕事」だからです。
だからコピーライティングを真剣に学ぶべきはむしろ広告主の方であり、僕らアフィリエイターは成約率が高そうな広告やLPを見つけてくる方が重要なスキルなんです。
一応僕もコピーライティング関連の書籍や商材は持っていますが、そんなスキルや知識を前面に押し出したサイトは作りません。というか、作っても売れませんでした(笑)
むしろアフィリエイターは「売る」よりも「集客」や「興味関心を持たせる」ことに意識して下さい。
まとめると、
アフィリエイターのコピーライティングの基本は「濃いクリック」を集めること。
その為には
「ファーストビュー」
・素早く納得させクリックして貰う
・デザインや表示速度にも重点を置く
・相手を瞬間的に納得させる方法を考える
「サイト内の作り方」
・問題解決がリンクの先にあると約束する
・リンク先の商品の有効活用術
・リンク先の商品を使った先の未来
この要点をしっかりと押さえておくことで、アフィリエイターがやるべきサイトの作り方やコピーライティングの基本は抑えられていると思います。
もちろん、今話した内容を成立させるために、必要に応じてテクニックやスキルを磨く事はとても重要です。
大切なのはスキルやテクニックに溺れてしまわないこと。
その為にも、今紹介した内容をしっかりと踏まえてサイト作成に役立てて下さいね★