あなたも「SEOではライティングが大切です」とか「売れるためにはライティング技術を伸ばしましょう!」という言葉を耳にしたことがありますよね。
確かに、Googleの検索結果で上位表示を目指していくには、SEO対策用のライティングテクニックは必要です。
ですが、ぶっちゃけて言うと、SEOに強いライティングの基本にして最大の奥義は「文字数・単語数・記事数」の3つを暴力的なまでに積み重ねることです。
- キーワードを適切に盛り込む
- 狭く・深く・専門的に掘り下げる
- 記事数・文字数・単語数を増やす
SEOライティングを意識する場合、まずは各見出しタグに適切なキーワードを挿入し、「狭く・深く・専門的に」記事の内容を掘り下げることが大切です。
そして、SEOは相対評価の世界なので、すでに上位表示しているライバルサイトに対して「記事数・文字数・単語数」で圧倒的な差を付けられるまで書くことが最大のポイントです。
結構なパワー理論になりますが、SEO対策が相対評価という前提である以上、相手よりも圧倒的な力でねじ伏せるのが基本です。
よく分かる目次
なぜSEOを意識したライティングが大切なのか?
結論から言うと、全てのブロガー、アフィリエイター、WEBライターは、まずはSEOに効果的なライティング手法から学ぶべきです。
と言うのも、どれだけ洗礼された文章を書こうが、どれだけ人々に突き刺さる名言を放とうが、
あなたが設定した目標キーワードで上位表示されなければ、誰の目にも留まらないからです。
画像
「売れる記事」と「上位表示される記事」は全くの別物!
WEBライティングを頑張る人間ほど、この悲しくて悔しい事実を、まずは事実として受け止める必要があります。
確かに、イケハヤさんやマナブさんクラスになれば、放っておいてもファンが勝手に読みにやってくる仕組みになりますが、
スタート地点からいきなりそれを目指すのはイバラの道すぎます。
むしろ、彼らクラスになれば、SEOを意識し過ぎたライティングをすると、彼ら独特の「持ち味」がなくなるので、むしろマイナスになりかねません。
画像
言ってはあれですが、最近のイケハヤ氏のブログは雑過ぎ。
けど、それが許される次元に来たという証拠でもある。
一方、我々無名のブロガーやアフィリエイターは、「SEOで上位表示してなんぼ」or「SNSで目立ってなんぼ」のどちらか、またはその両方の戦略で戦う必要があります。
特にサイトアフィリに関して言えば、まずは「上位表示してなんぼの世界」が大前提にあるので、
そういう意味でも、僕はまず最初にSEOライティングを学ぶ必要がすごくあると言いたいのです。
ちなみに、売れる記事を目指したいのなら「売れるライティングテクニック」を学び、
上位表示を目指したいのなら「上位表示がしやすい記事タイトルの作り方」を学ぶべきです。
ロングテールの都合上、どちらもえげつない文章量になってますが、冒頭のリード文だけをマスターしておけば、基本的には大丈夫です。
参考:ささみ流SEOライティングが邪道な理由
ちなみに「SEO ライティング」で検索したときに上位表示されている記事の大半は、
テキスト文章に手を加える中で、とくにユーザーファーストを考慮した文章の書き方が重要となります。
※SEOラボ「【SEOライティングの基礎】SEOのライティングポイントについて」より
重要なのは、ユーザーだけを意識するのでもなく、検索エンジンだけを意識するのでもなく、どちらにもわかりやすい表現の仕方を心がけるということ。
※プロモ二スタ「プロが本気で教えるSEOライティングの基礎12」
通常のライティングとの違いは
・ライティング=読み手にわかりやすい文章
・SEOライティング=読み手にもGoogle(検索エンジン)にもわかりやすい文章ということです。ライティングが「読者に優しい」のに対してSEOライティングは「読者+Googleに優しい」のが特徴ですね。
※プロモ二スタ「SEOライティングの超基本!初心者が絶対に抑えておくべき12のポイント」
こんな風な論調が多いですが、僕はそれではダメだと思ってます。
ダメと言うか、確かにどれもSEOライティングの説明としては正しいです。正しいんですが、正直、説明としては「ぬるい」と思ってしまうんです。
というのも、
そもそも論として、本当にユーザーに優しい表現だけを目指すなら、Twitterの140文字以内に収めて簡潔に伝えた方が絶対に良いですし、
本気で上位表示を目指したいのなら、いかにGoogleのアルゴリズムやルールを知り尽くした上で、そのルールに沿って記事を書けるかを徹底した方が良いからです。
画像
売れる記事と上位表示する記事は
全くの別物!
つまり、僕が推奨する方法としては、あくまで「売るための記事」と「上位表示させるための記事」は完全な別物と割り切り、
それぞれに必要な技術をきちんとマスターし、必要に応じて使い分けることこそが、SEOライティングを語る上では大切なんじゃないのかなと言うことです。
もちろん、引用先のサイト様がおっしゃる通り、最終的には「ユーザーにも優しく・Googleにも優しく」を目指す形にはなります。
ですが、サイトアフィリに限定して言えば、まずは上位表示する記事が書けないと売れるもクソもないのだから、
まずは「上位表示させるにはどういう記事を書けばいいのか?」というSEOライティングにのみフォーカスして考えた方が、
ライター入門の解説としては筋が通っているんじゃないの?という考え方です。
- Googleが最優先
- ユーザーは2の次
- SNS映え
最近は、noteやSNSなど、あらゆるフィールドでコンテンツを展開できる土俵が整っているので、
SEOに拘らなければ「ユーザー目線100%の記事」だけで勝負することも十分可能ですし、今後はその流れが強くなると思います。
ですが、何だかんだ言っても、今の時代はまだまだGoogleのオーガニック検索のボリュームがNo1なので、SEOライティングを磨くことは大切です。
そういう意味でも、まず第一優先で考えるべきはGoogleが好むライティングを提供することだと思います。
と言うわけで、
もしあなたが今からSEOライティングの勉強をしたいと思うなら、まずはGoogleに好まれる記事の書き方やルールを覚えることを最優先にしましょう。
そして、Googleが推奨するルールの範囲中で、ユーザーに好まれる表現や言い回し、見出し構成を作ることが大切です。
最後に、SNSなどで拡散を考える場合には、それらを意識した「映える記事タイトル」を調整するところまで行えば完璧です。
こんな風に、WEB上のライティングは「何を優先するか?」で学ぶべき順序が変わります。
だからこそ、SEOライティングを勉強したい時は、まずはGoogleの基本ルールを抑えることを最優先にして勉強して下さいね!
たぶん、Googleの言う「ユーザー目線の記事を書けばGoogleは評価するよ」に散々裏切られてきた僕だからこそ、こうした邪道な考えにたどり着いたのだと思います。
「ユーザーなんて2の次で、さっさとテクニカルゴリゴリで上位表示させちゃえ!」とか、
こんな発言するブロガーなんて中々いませんからね(笑) 白も黒も愛するSEOハッカーならではのご意見だと思って読んで頂けると嬉しいです。
【基本編】地味だけど確実に効果があるSEOライティングのコツ!
まずSEOのライティングを考える上で大切なことは、冒頭でも紹介した「キーワード設定・掘下げ・数の勝負」の3つが大切です。
- キーワードを適切に盛り込む
- 狭く・深く・専門的に掘り下げる
- 記事数・文字数・単語数を増やす
まず初心者のうちは、この基本ルールのどれか1つだけでもマスターすれば、何らかの結果が出てくると思います。
そして、狭く・深く・専門的に書こうとするほど、文字数や単語数は自然と増えていくので、実はそこまで難しい事ではないです。
なので、まずは焦らずどれか1つだけ、1個づつマスターしていく気持ちで始めて行きましょう。
ちなみに。
これらの要素を本気で満たそうとすると、ユーザー目線で記事を書く意味も分かるようになります。
「長ければいいってものじゃない。でも、長く書かないと上位表示しない。じゃぁどうやって長いけどユーザーの為になる記事になるのか?」
慣れてくると、こういう思考をしながら記事を書けるようになります。
とは言え、まずは自分勝手に「0点上等!」で記事を書いて行きましょう(笑)
最初はそんなもんです。
基本編①:キーワードを適切に盛り込む
Googleルール最優先
まず、SEOライティングの大前提として「Googleが定める推奨の位置にキーワードを適切に挿入する」ことがはじまりです。
これについては、プロモ二スタさんが的確に解説されているので、そのままの戦略で問題ないと思います。
①タイトルに上位表示したいキーワードを含める
②文字数の目安は30文字を目安に作成する
③hxタグは正しい構造で使う
④hXタグ内にも狙っているキーワードを入れる
⑤段落の最初の方にキーワードを含める
⑥最低限のマークアップをする
⑦代名詞を多用しない
⑧表現のゆれを意識する
⑨共起語を意識する
⑩記事で狙っているキーワードを含めたURLにする
⑪alt属性に画像を説明する文言を入れる
⑫狙っているキーワードで検索してくるユーザーの疑問に過不足なく応える
⑬冗長にならないようにする※引用元:プロモ二スタ「プロが本気で教えるSEOライティングの基礎12」
ただ、13個もあるとポイントがあると覚えるのが大変だと思うので、最初のうちは、①~⑤までを意識すれば十分だと思います。
特に「サイトタイトル・記事タイトル・見出しタグ」の3か所には、必ず上位表示を目指したい目標キーワードを入れることが大切です。
そして、出来る限り、記事本文に「目標キーワード・共起語・いい替え」の3つを含めていく事で、Googleで上位表示させるための最低条件が整うと言えます。
もし、この辺りの戦略になれないのであれば、まずはペラサイトの量産から始めてみたり、ブロガーとして1記事1記事、練習して書いてみるとコツを掴めると思います。
この辺は慣れの部分が大きいので、焦らず地道に続けて行きましょう。
基本編②:狭く・深く・専門的に掘り下げる
E-A-Tも高まる
E-A-Tとは「専門性・権威性・信頼性」の略称語で、Googleが上位表示を優先するために重要視している用語の一つです。
Googleの「検索品質評価ガイドライン」のあるE-A-Tの内容を要約すると、以下の事が言えます。
- E-A-Tの度合いは非常に重要な要素
- 「専門性」はどんなサイトでも存在し得るもの
- 「専門性」には、形式的な裏付けはさして必要ない
詳しくは「現代SEOで生き残る戦略と考察」を読んで頂きたいのですが、
要するに「E-A-Tが高いサイトほどSEOで有利になり、専門的に考察されたサイトなら、E-A-Tが高いサイトになりえる」という事です。
つまり、SEOライティングでは、先に挙げたキーワード配置に+αして「どれだけ専門性が高い記事を書けるか?」が勝負所なんです。
- 客観的事実を引用する
- 自身の検証結果を公表する
- テーマの領域を狭くする など
例えば、同じ「脱毛」というテーマでも「性別・年齢・部位・回数・料金・効果・コスパ・体験結果」と言うように、どれだけ項目を細分化してテーマを設定し、
設定したテーマに対して、客観的な事実をどれだけ盛り込み、自身の検証結果(体験談)を分かりやすく伝えられるかが、とても重要な要素になります。
Googleの言う「専門性」とは、肩書のことではなく、自身の実績や経験に伴うもので構わないと明記されています。
また、料理サイトの節約レシピ記事はE-A-Tが高く評価されても、料理サイトのキャッシング記事は高く評価されません。
逆に、カードローンサイトのキャッシング記事はE-A-Tが高く評価されても、カードローンサイトの節約レシピは高く評価されません。
こんな風に、サイト自体のテーマ設定から専門性が派生してくるので、ブログテーマやサイトテーマは、きちんと専門性を考えることが大切です。
基本編③:記事数・文字数・単語数を増やす
長文SEOの基本!
長文SEOとは「文字数と単語数をゴリゴリにした方が上位表示する」という宗教に基づくSEOのライティング手法のことです。
長文SEOの効果に効果については、過去に色んな検証や意見が飛び交っていますが、ブログ部さんが的確な結論を放って下さっています。
今回の調査結果では「文字数が多ければ多いほど検索結果の表示順位は上がる!」との明確な結果がでました。
つまり「SEOと文字数は相関関係がある!」ということです。と言うかありまくりです。
まずは下記のグラフをご覧ください。
画像
文字数と検索順位(SEO)の相関グラフ
※調査は2019年2月18日時点のGoogle検索の結果を集計したもの ※調査対象から公式サイトは外しています。このグラフを見ると、検索順位が上位になればなるほど、比例して文字数が増えていることがわかります。
例外こそあるものの、ほぼ全てのキーワードで比較的キレイにその相関関係が成り立っていますよね。
こんなに明確な答えが出るなんて予想していなかったので、筆者自身かなり衝撃的でした…。
※引用元:ブログ部「【SEOと文字数の相関】を実際に300サイト調査した結果、衝撃の事実が…!?より」
ブログ部のサンツォさんは、一人で別ジャンルの上位表示サイトの文字数を300URLを調査した検証結果を残しているので、たぶん長文SEOの効果は間違いないです。
ただし、この文字数・単語数・記事数をゴリゴリにする長文SEOにはいくつかの注意点があります。
- 簡潔な情報が求められるワードなら、効果は限定的
- 豊富な情報が求められるワードなら「長文SEO」
- 上位サイトがすべて長文SEOの時は他の要素で決まる
これについては「SEO Pack」さんが分かりやすく解説をしています。
ユーザーが豊富な情報を求めているワードであれば、「長文SEO」は効果的です。
(中略)
しかし、長文コンテンツを書いただけではSEO対策とは言えないのが実情です。競合にビジネスサイトが多いほど、他社サイトはコンテンツのみならず、リンク対策も万全にしているケースがほとんどです。
(中略)
SEO対策ではくれぐれも、部分部分で済ませてしまうことなく、必要な基礎SEO対策をバランスよく整えることに気をつけてください。
※引用元:SEO Pack「「長文SEO」、本当に効く?/Google情報から考える文字数と対策法 」
要するに「長文SEO = 絶対に上位表示できる訳じゃないぜ!」という事なのですが、
勝率を高める上では、上位表示しているライバルサイトと同等以上の文字数が求められることは言うまでもありません。
そして、彼らよりも一歩抜きんでるためには、1.7倍~3.0倍以上の深い情報を網羅して載せられるかがとても大切です。
ツールで作った10万文字のサイトですら、弱小キーワードなら上位表示することを考えれば、長文SEOは一定の効果があることは間違いありません。(その後、一定期間を経て飛びますが…)
ですが、本気で一つのテーマについて、深堀りして書いた記事に対しては、その目標キーワードで上位表示しなくても、明らかにロングテールが流入する傾向にあります。
なので、小さい勝利を積み重ねる上では、より深く・専門的に書けるかが、とてつもなく重要なSEOライティングの要素になるんです。
【応用編】手軽にSEO対策ができるライティングのコツ!
ymyl領域のキーワードでない限り、世の中の大半のキーワードは基本編だけで確実に制圧が可能です。
とは言え、基本編をクッソ真面目に実践できる人はごく少数だと思うので、ここで少し裏技的なSEOライティングを紹介したいと思います。
- 見出し構成を極める
- 引用タグで効果的に文字数を稼ぐ
- Twitterは手ごろなブランディング手法
これらの方法は、簡単に文字数や単語数を増やせる手法なので、文字数を増やすのに困った時はフル活用しましょう。
ただ、文字数・単語数をゴリゴリにしただけの記事になると、上位表示した後でユーザーへのCVR改善で苦労することになるので、ほどほどに。
応用編①:見出し構成を極める
文字数が決まる
SEOライティングの基本戦略は「記事数・文字数・単語数」になるので「どれだけ文章量の多い記事を多く書けるか?」がポイントになります。
ただ、いきなり初心者が1万文字目指して書いて下さいと言っても、なかなかそうは問屋が卸しませんよね?
そこでおすすめしたいのが「見出し構成で文字数を調整する方法」です。
- 1見出し300~800文字で計算する
- 目標文字数分だけ先に見出しを作る
- 各見出しにも目標キーワードを適切に挿入
ライティングにおける見出しの役割は「ユーザーの理解を促進する」ためだけでなく、「ライター自身の道しるべ」の意味合いもあります。
先に見出し構成さえ決めてしまえば、記事のスタートからゴールまでが決まるので、記事作成の途中で迷子になる心配がなくなります。
また、1見出し当たりの文字数を自分で把握できるようになれば、作成した見出し構成を見た時に「〇文字位になるかな?」と簡単な予測ができるようになります。
そのため、ライバルサイトの文字数をぶっち切るには、まずどれだけ多くの視点や切り口で見出しを作れるかがSEOライティングのコツと言えます。
ちなみに。
各見出しにも目標キーワードを適切に挿入することで、Googleにもユーザーにも「何のテーマで書かれた記事があるのか?」を分かりやすく伝えることができます。
そういう意味でも、ライティングを極めるにあたっては、見出し構成を極めることがとても効果的です。
具体的な見出し構成の方法については、下の記事を参考にして下さい。
応用編②:引用タグで効果的に文字数を稼ぐ
攻防の一手!
もしあなたがどうしても文字数が稼げないという時は、他のライバルサイトから記事を引用して引っ張ってくる方法がおすすめです。
- 単純に文字数が稼げる
- 自分の意見を上乗せできる
- 信頼感を出せる
相手の記事を引用する時は、当然 blockquote タグを使う必要がありますが、実はこの引用タグって、文字数を稼ぐ最終兵器にもなり得るんです。
と言うのも、海外SEO情報ブログによると、こんなやり取りをジョンおじぃちゃんが発言したからです。
年末に開催された英語版のオフィスアワーで次のような質問が出ます。
blockquote タグをシグナルとしてGoogleは使っていますか? 別のサイトからの情報をblockquoteで囲ってそのページにリンクすれば、それは別のサイトからの引用だとしてGoogleは認識しますか?
GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏はこのように回答します。
いいや。少なくとも私が知るかぎりでは、そういうことはまったく考慮に入れていない。
別のサイトから引用したとしたら、別のサイトからの引用だとして私たちはおそらくそれを取得すると思う。だがそれは blockquote タグのせいではないだろう。望むのであれば、ほかのタグをそこで使ってかまわない。
※引用元:海外SEO情報ブログ「引用をblockquoteタグで囲っても重複コンテンツ対策にはならない
」より
要するに「引用タグを使った所で、文字として認識しまっせ」とジョンおじぃちゃんが発言したということです。
過去には「引用タグの文字部分はGoogleは認識しない」と、マット・カッツ氏が発言していたので真相は分かりません。
ですが、少なくとも僕の印象としては、引用タグで括った文字についても、Googleは何となくコンテンツとして認識している気がします。
つまり、どうしても文字数が稼げない場合には、他者のサイト記事から一部の文章を引用し、そこに自分の意見を上乗せしていくだけで、
文字数を伸ばし、賢威性を担保し、オリジナルコンテンツを作れるという、攻防一体の手法となり得る訳です。
引用による手法は、まだまだアフィリエイターやブロガーの中では少ないですが、SEO関連のサイトでは主流の手法になりつつあるので、今後のE-A-T対策では最も手軽な手法だと思います。
もちろん、単なるコピペカスは死んだ方がいいですが、自分の意見を主張するために他者の記事を引用することは、何ら問題ありません。
引用された側も、サイテーション効果や被リンクを期待できるので、実はどちらもwin-winな関係になります。
アフィリエイターやブロガーは恐れず発リンクしましょう★
応用編③:Twitterは手ごろなブランディング手法
一番管理がラク
もし「ライバルサイトからの引用なんて死んでも嫌だ!」と器の小さいことを言う人がいれば、Twitterでの発言をそのまま掲載する方法がおすすめです。
Twitterを運用して改めて凄いことが分かった。
1.Googleより早く認知される
2.インデックスを待たずに集客が可能
3.ツイート内容を引用に使えるブロガーだけでなく、アフィリでも応用した方がマジでいいと思った。
僕はSEOが主戦場だけど、SNSも頑張った方がいいなこりゃ。
— ささみりん (@sasamirin333) August 9, 2019
このツイートは、この記事のパートで引用する為だけにツイートしたものですが、
こうして事前にツイートをしておくことで、「過去の僕が言った通り~」てな感じで、さらりと自分の過去のツイート内容を引用して話を進めることができます。
この方法を利用することで、過去の自分のツイートを正当化させたり、自身のブログのブランディングに繋げたりと、用法は多種多様。
ただ、あまり多用すると、うざったい感じがするので、使い方はほどほどに。
もちろん【「target=”_blank”」騒動】の時みたいに、他の人のツイートを引用することでも、自身の話を繋げやすくしたりブランディングに繋がるのでおすすめです。
こちらも多用するとうざいですが、適切な範囲で使えば、文字数稼ぎにもなるので上手に活用しましょう。
【上級編】E-A-Tを高められるSEOライティングのコツ!
そもそもE-A-Tとは「「専門性、賢威性、信頼性」の略称で、Googleの「検索品質評価ガイドライン」に登場し、世界中のWEBマスターたちに一気に広がった言葉です。」
んで、E-A-Tの詳しい意味や重要性については、上の記事で詳しく解説してあるのでぜひチェックして下さい。
で、現代のSEO対策を語る上では、E-A-Tの向上に日々努めることが大切なのですが、
SEOライティングのテクニックを応用すれば、E-A-Tを高めることにも十分繋がります。
- E-A-Tの高いサイトへ発リンク
- サイトテーマに即した専門記事を書く
- 上位表示サイトにはない独自の視点を入れる
E-A-Tの基本ルールは「専門性を高めること」なので、出来る限り、あなた自身が運営するサイトテーマやブログテーマの的を絞り、
1つの事象(1つの記事)について徹底的に議論を深めていくことが望ましいです。
とは言え、ただ闇雲に一つのテーマや記事について長々と書けばいい訳でもないので、今回はE-A-Tを高めるライティング対策についても解説したいと思います。
E-A-Tを高めるライティングについては、まだまだ仮説の域を出ないものが中心となります。
ペナルティを受けるリスクはゼロですが、SEOにどの程度貢献するかについては未知数なので、各自でコスパに見合った方法を試すようにして下さい。
また、E-A-Tの詳しい解説や対策方法については、下の記事を参考にして下さい。
上級編①:E-A-Tの高いサイトへ発リンク
一定の効果あり?
通常、発リンクは、リンクを貰った側だけがメリットがあるSEOの手法だと思われがちですが、実際には「発リンクを送った側にもSEOのメリットがあるのでは?」という意見もあります。
被リンクは外部サイトにだけメリットがあると思われがちですが、こちらの「質の高いコンテンツの作り方とは?安定したトラフィックを呼ぶコツ」にも書いたように、引用や参考サイトとして記事を補うということは、ユーザーにとってもその記事は有益な情報になります。
そして、そのような場合に発リンクを設置したページが、検索したキーワードに関連性の強いページとして認識され、全体として高く評価されるということです。
よって、外部へのリンクは使い方によってはSEO効果が期待できるということです。
※引用元:SEO Pack「発リンクを設置したページのSEO効果についてより」
明言しておくと、発リンクがSEOに必ず効果がある、と言う訳ではありません。別にGoogleはそんな事言ってないので。
ただ、間接的にはSEOにおいて影響があると思われます。
YMYL領域(お金や人生に影響する医療や健康関連の領域)において、アルゴリズムはよりE-A-T(専門性、権威性、信頼性)を重視する様になって来ているのは多くの人がご存じだと思います。
専門的な記事を書こうとする程、れっきとした記事や論文からの引用は必須になります。
※引用元:SEOの森「発リンクはYMYL領域のSEOに必須の手法より」
これらの意見については僕も同意見で、E-A-T対策やymyl対策を考えると、今後より一層、E-A-Tの高いサイトからの引用文は有用になるんじゃないのかなと思います。
事実、今の時点でSEO関連の記事を見ていると、結構な引用サイトが上位表示している傾向にあり、一時期の「neverまとめ」などを考えても、適切な引用は自サイトのSEO効果に繋がると言えます。
そのため、特にymyl領域で戦うアフィリエイターやブロガーであれば、なおのことE-A-Tの高そうなサイトから適切な引用をするのは、
今後のSEO対策では有効な一つの方法だと言えます。
上級編②:サイトテーマに即した専門記事を書く
絞って書く
基本的にアフィリサイトであれば、サイトテーマは出来る限り絞って専門的に書くのがセオリーです。
イメージとして、Instagramで流行っているアカウントを想像すると、専門性のイメージが掴みやすいかと思います。
画像
Instagram攻略の基本は「1アカウントにつき1テーマ」らしく、ファッションならファッション、グルメならグルメと、何かのジャンルに特化したアカウントにフォロワーが集まるのだとか。
つまり、GoogleのSEO対策を考えずとも、何かに特化したサイトやコンテンツは、自然と人が集まるサイトになっていくということです。
ただ、アフィリエイトの場合、単純に「カードローン」とか「脱毛」と設定しても意味がないので、
より細かく「新卒社会人向けのカードローン比較サイト」とか「30代女性に向けての脱毛サイト」など、よりテーマを専門的に分けた方が、Googleからの評価(E-A-T)も期待しやすくなります。
ただし、ブログの場合は、あまりにもテーマを絞り過ぎると記事が書きづらくなるところもあるので、その辺りはさじ加減が大切です。
上級編③:上位表示サイトにはない独自の視点を入れる
E-A-Tを高める
アフィリエイターの大半は、同じ商材を取り扱うことになるので、どうしても記事の切り口が同じになってしまいがちです。
ですが、その時にどれだけ独自の切り口を生み出せるかによって、E-A-Tを高めるチャンスが生まれてきます。
KWにもよりますが、上位10記事の「逆」をすると上位表示できるやも。
上位はスマホをおすすめ➡ガラケーをすすめる
上位は数十冊の本を紹介➡とっておきの1冊を紹介
上位は動画ばかりを掲載➡テキストをごりごり書く
上位は利点ばかりを紹介➡欠点をかきまくる要するに差別化です。お試しあれ。
— はかせ/SEOコンサルタント (@hakasechimo) August 3, 2019
一瞬、オカルトかなとも思ったんですが、よくよく考えるとこういう考え方もE-A-Tを高める要素としてはありかもと頷いてしまいました。
SEOで上位表示されているサイトの情報とはあえて反対のことを言う「逆張り理論」は、今後のSEOライティングでは意外と効果的になるかもしれませんね。
所詮、SEOのライティングは数の暴力に敗れ去る
今回はSEOライティングについてのテクニックや考察などを、全部ぶち込んだ記事になりましたが、
「所詮、SEOライティングは数の暴力で簡単に負ける」という事実を忘れてはいけません。
- より運営年数の長いサイトに負ける
- より上質なコンテンツサイトに負ける
- より強力な外部対策済みのサイトに負ける
身も蓋もない話ですが、SEOは相対評価なので、あなたがどれだけSEOライティング一本で戦っても、負ける時は負けるものです。
事実、GoogleはSEOの上位表示させるためには、コンテンツとリンクが大切と公言しています。
画像
所詮、SEOライティングは画像で言う所の「コンテンツ」部分に該当するだけで、被リンク対策をクリアできる要素ではありません。
もちろん、上質なコンテンツ作成に臨めば、今後の引用合戦になった際に被リンク獲得を期待することができます。
ですが、ペナルティ上等で自演リンクを送るサイトの方が、結果的にSEOで結果を残すことも多々あるのも事実です。
もちろん、時間を掛けて高品質な記事を数多く揃えてけば、必ず結果が出てくるようになっているのが今のGoogleですが、
それでも必要に応じて外部リンク対策を講じたり、ライバルの強さによっては撤退する勇気を持つことも忘れないで下さい。
「勝つべくして勝ちに行く」ことが、個人のSEOマスターには大切なことです。
悔しければライバルの3倍努力しろ!
気が付けば、今日も2万文字を超える文章量になる勢いなので、この辺で辞めますが、
SEOライティングで結果を残したいなら、ライバルサイトの3倍の努力を結果で残すことが大切です。
- 文字数がライバルの3倍!
- 単語数がライバルの3倍!
- 記事数がライバルの3倍!
先の見出しで「所詮、SEOのライティングは数の暴力に敗れ去る」と書きました。
ですが、逆に言えば、現状のライバルサイトよりも3倍の結果を叩き出してやれば、まず間違いなく何らかの結果を出すことができます。
もちろん、数だけではなく、中身の勝負でも互角以上の戦いをした場合に限りますが、相手と同格の品質であれば、数が多い方が絶対に勝ちます。
流石に外部リンク勝負にまでもつれるとお金を持っている方が勝つことになりますが、
SEOライティングなら、個人のライティングセンスに依存する部分が大きいので、個人でも組織に勝てるチャンスが残されています。
今後より一層激しくなるymylやコアアップデートの事を考えれば、今から全力でSEOライティングの力を伸ばすことは悪くない判断だと思うので、あなたもぜひ磨いて下さいね!