アフィリエイトにしろ、ブログにしろ、何らかのサイトや記事を作成する時に欠かせないのが「記事タイトルの作成」ですよね。
ただ、初めてアフィリエイトやブログに取り組もうとすると、どうやって上位表示させたい目標キーワードを利用して、SEOに強い記事タイトルを作ればいいのか分からないと、悩んではいませんか?
そこで今回は、実際に僕が8年間アフィリエイトをやってきた中で、効果があったと感じることができた、SEOに強い記事タイトルの作成方法について解説したいと思います。
- キーワードはタイトルの左側に
- 数字や具体性を入れてインパクトを出す
- Googleのルールに従って作る
基本的に、作成する記事タイトルの左側に上位表示させたいキーワードを挿入するのが、今も昔も変わらないオーソドックスな記事タイトルの作り方です。
ただ、それだけでは他のライバルサイトと差別化に繋がらないので、記事タイトルのクリック率を高める為に「数字」や「具体性」などを入れていきインパクトのある記事タイトルに装飾していきます。
ただし、記事タイトルの文字数が多くなりすぎると、検索結果上では記事タイトルが見切れてしまうので、ほどほどの長さに抑えて置く必要があります。
今回は初心者アフィリエイターや駆け出しブロガー向けに、狙ったキーワードで上位表示させる為の記事タイトルの作り方に解説するので、
もしあなたがSEOの基本をきちんと学びたいと考えている場合は、効果的な記事タイトルを作りたいと考えている場合には、何度もこちらの記事を読んであなたのものにして下さいね!
今回は目標キーワードを使ってSEOに強い記事タイトルの作成方法について解説をしますが、キーワードの具体的なリサーチ方法や選定方法が知りたい場合にはこちらの記事を参考にして下さいね!
よく分かる目次
なぜ記事タイトルにはキーワードを挿入する必要があるのか?
まず、なぜ記事タイトルにキーワードを挿入する必要があるのかという理由ですが、
「Googleの検索結果で上位表示をさせるための基本テクニックだから」です。
これはGoogleが公式に配布している、検索エンジンの最適化(SEO)用のマニュアルで、マニュアルの一番最初に「適切なページタイトルを付けよう」としっかりと明記しています。
つまり、Googleからも「記事タイトルを正確に付けてもらわないと、検索結果に正しく反映できませんよ」とアナウンスされている訳なので、記事タイトル(titleタグ)はとても大切だという事です。
中でも、SEO対策を進める上では「何のキーワードで上位表示させたいのか?」という目標キーワードを明確に設定し、
その目標キーワードを必ず記事タイトルに含めることで、狙った検索クエリで上位表示を目指すことができるのが今のGoogleSEOの基本となっています。
もしあなたが今から初めてSEO対策やアフィリエイトに挑戦すると言うのであれば、まずは最低限、Googleの「検索エンジン最適化スターターガイド」は一度は目を通しておくことをおすすめします。
また、今どきのSEO対策は、とりあえずwordpressで有料のテンプレートをインストールすれば、必要十分な内的SEOの構築が済んでいるので、そこまで難しく考える必要はありません。
むしろ今の時代のSEOの基本は、どれだけE-A-Tの高いサイトを作れるかなので、内的SEOの基本は全て有料テンプレートに丸投げし、あなた自身はE-A-Tの高いサイト作りに集中するようにしましょう。
これが最強のSEO対策への第一歩です。
【基本編】SEOの基本!キーワードを使って記事タイトルを作る方法!
まず記事タイトルを作成する時のポイントとして「上位表示を目指す目標キーワードを挿入する」ことは絶対条件となります。
そして、この絶対条件を満たしながら、以下の手順で記事タイトルを作成していくと、初心者アフィリエイターでも比較的簡単に、SEOに強い記事タイトルを作ることができます。
- キーワードを使って短文を作る
- キーワードは極力左側に入れる
- インパクトを出せないか装飾
記事タイトルの作成は慣れてくれば、スラスラと書けるよになりますが、慣れるまでは結構大変に感じる人がいるかもしれません。
そんな時はまずは手順①の部分だけを何度も繰り返していくことで、段々とどういう記事タイトルにして行けばいいのかを感覚的に掴めるようになるかと思います。
また、慣れない間は、実際にあなたが狙っている目標キーワードをGoogleの検索窓に入力してみて、ライバルたちがどういう記事タイトルを作っているのかを参考にするのもいい方法です。
手順①:キーワードを使って短文を作る
何パターンも作る
SEOに強い記事タイトルを作成する時は、まずはキーワードを使って何パターンか短文を作成する方法がおすすめです。
「脱毛サロン 効果」で記事タイトルを作る場合
- 脱毛サロンは何回行けば効果を実感できるのか?
- 脱毛サロンと医療脱毛はどちらが効果があるのか?
- 脱毛サロンは効果がないって本当?
- 脱毛サロンに行って効果を実感した人の体験談!
- 脱毛効果の高い脱毛サロンの探し方!
- 脱毛サロンで効果がない時は返金できるの?
こんな風に、色んな角度から記事タイトルを作ってみることが、最初のステップになります。
もしあなたが「脱毛サロン 効果」だけで300記事以上の記事タイトルを作れるようであれば、そこに絞った小規模サイトを作るだけでも、何らかの結果のでるサイトが作れるので、ぜひやってみて下さい。
SEO対策の基本は記事タイトルの作り方にあるので、まずは目標キーワードを使って、どれだけ記事タイトルを量産できるかが重要なポイントです。
人よりも多く記事タイトルを作れるという事は、それだけ人よりも多面的な角度から同じ物体を表現できるという事なので、これはE-A-Tの高いサイトを作る上でもとても大切な能力となります。
最初はしんどいですが、ここが出来るようになるだけでも、他のアフィリエイターやブロガーとは違うオリジナルコンテンツを量産できるようになるので、ぜひ頑張って下さいね!
参考:ケース「ささみりん」
ちなみに、僕が本気で市場攻略したいジャンルがある場合は、記事タイトル(記事ネタ)だけで1000記事を平気で出します。
絶賛放置中のブログのテコ入れのために、記事ネタ1000個のリストアップ完了。
えっ?1000個もホントに書いたのって?
ガチ勢になれば、それくらいは楽勝になるんですよw
あとは1記事づつ書いて行くだけさ~(白目) pic.twitter.com/HoH5cs4dfx
— ささみりん (@sasamirin333) July 31, 2019
こんな風に記事タイトルや記事ネタだけを大量にリストアップすれば、その記事ネタを書いて行くだけで余裕で1000記事の量産が可能になります。
最近は「毎日記事を書くことが美徳だ」みたいな自慢合戦がSNSで流行ってますが、そんなものは当たり前で、
むしろ毎日ゴミ記事を書く位なら「どれだけ人に役に立てる専門性の高い記事を毎日書けるか?」に心血を注いだ方が、今後のSEOでは生き残れると思います。
時代はE-A-Tの向上なんじゃ~!
手順②:キーワードは極力左側に入れる
出来る限り左側へ
これは今となってはやや効果の薄いSEO対策となりますが、記事タイトルを作成する時に、目標キーワードは出来る限りタイトルの左側に寄せて置くことをおすすめします。
と言うのも、これはGoogleのアルゴリズムの一環で「記事タイトルの左側にあるキーワードを優先的に認識する」というロジックがあるためです。
「脱毛サロン 効果」で記事タイトルを作る場合
- 脱毛サロンは何回行けば効果を実感できるのか?
- 脱毛サロンと医療脱毛はどちらが効果があるのか?
- 脱毛サロンは効果がないって本当?
- 脱毛サロンに行って効果を実感した人の体験談!
- 脱毛効果の高い脱毛サロンの探し方!
- 脱毛サロンで効果がない時は返金できるの?
これはさっきの「脱毛サロン 効果」を例にした記事タイトルですが、大体のキーワードが左側に寄っていることが分かると思います。
「キーワードを左側に寄せつつ、興味を引く記事タイトルを作る」
これが記事タイトル作成の基本となるので、自然と出来るようになるまで、何度も練習してみましょう。
とは言え、最近のSEOの傾向から言うと、そこまで記事タイトルの左側に無理して入れなくても、記事やリンク対策で何とかなるケースも増えてきました。
なので、記事タイトルの左側に無理に挿入しようとするよりも、この次に紹介する「インパクトのある記事タイトル」を意識した方が、現代流のSEOに近いと言えます。
手順③:インパクトを出せないか装飾
盛りが大切!
Instagramで言う”バエる”写真がウケるように、やはり記事タイトルにも”バエ”は意識する必要があります。
特に最近はモバイルSEOが主流になっているので、スマホ画面から見た時にどれだけインパクトのある記事タイトルを作れるかも、タイトル作成やSEO対策では重要なポイントになりつつあります。
盛れる記事タイトルの作り方
- 数字を使う
- 具体性を出す
- 疑問形にする
記事タイトルは目標キーワードを挿入することが絶対条件ですが、それだけでは魅力のある記事タイトルには繋がりません。
そこでおすすめしたいのが、記事タイトルに具体的な数字や情報を盛り込んだり、疑問形にすることで、検索ユーザーに興味を持たせることが大切です。
ユーザーが思わずクリックしてその先が読みたくなるような記事タイトルを作ることで、検索結果が少々の下位であっても、クリックしてもらえる期待値を高めることができるようになります。
記事タイトルの重要性については、この人の記事が面白い考察をしているのでおすすめです。
また、記事タイトルの具体的な盛り方については、次の「応用編」で詳しく解説するので、ぜひ参考にして下さい。
【応用編】記事タイトルにキーワードを挿入しつつ鉄板のインパクトを与える方法
もしあなたが「基本編の内容はもう知ってるよ~」と思ったのであれば、ぜひ次に紹介する記事タイトルの盛り方をマスターして下さい。
上っ面のテクニック部分になりますが、結構こうした小手先の技術が検索結果での戦いでは物を言う時があるので、自分のスキルとしてストックしておきましょう★
- 数字を使う
- 具体性を出す
- 疑問形にする
これらのテクニックは、どれか1個だけを使うと言うよりも、必要に応じて複数を組み合わせて使った方が効果的になります。
また、あなたが想定する見込み客に響くような記事タイトルを踏まえた上でこれらのテクニックを利用すると、成約率や離脱率の改善にも繋がるので、ぜひ試してみて下さいね!
当たり前ですが、魅力的な記事タイトルだけを作ることに固執して、肝心の記事本文の方がおろそかにならないように注意して下さい。
「広げた風呂敷は必ず畳むこと」
これがアフィリエイトにしろブログにしろ、訪問者目線となる最低条件であり、SEOで上位表示を目指すための必須要件です。
応用編①:数字を使う
期待させる
魅力的な記事タイトルを作る時に、一番簡単で手っ取り早くできるのが「記事タイトルの中に数字を入れること」です。
これは、あなたがどんな初心者アフィリエイターやブロガーであっても、今すぐ簡単に実践できる方法なので本当におすすめです。
「アフィリエイト 稼げない」で数字を使わず作る事例
- アフィリエイトで稼げない男が逆転した方法!
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- アフィリエイトで稼げない時に見直すべきポイント!
これくらいの記事タイトルであれば、それなりに上位表示したり、コンテンツの中身が良ければアクセスも入ってきますが、タイトルとしてはインパクトに欠けますよね?
そこでおすすめしたいのが「数字を使って、検索ユーザーにイメージを働かさせ、期待させる」という方法です。
「アフィリエイト 稼げない」で数字を使うと…?
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同じ記事タイトルでも、数字を1か所に使うだけで、イメージが広がって気になる記事タイトルになったことが分かると思います。
こんな感じで、今ある記事タイトルに数字を使うだけでも、簡単に魅力的な記事タイトルが作れるようになるので、今日から早速使って下さいね!
応用編②:具体性を出す
リアリティが増す
記事タイトルの作成でもう一つ覚えて欲しいのが「修飾語」や「修飾語句」を使って、目標キーワードや記事タイトルに具体性を出させるという方法です。
この方法は数字を使うよりも、ちょっとコツがいりますが、文字として記事タイトルに挿入できるので、思わぬロングテールを獲得できる期待値が上がるので、とてもおすすめです。
「青汁 ダイエット」でタイトルを使った事例
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初心者アフィリエイターほど、基本テクニックに忠実に左側に目標キーワードを入れてしまいがちですが、これではどの記事タイトルもパッとしませんよね?
ですが、修飾語を記事タイトルに挿入するだけで、より具体的なイメージを掻き立てる、インパクトのある記事タイトルに盛ることができます。
「青汁 ダイエット」で修飾語を入れると…?
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SEOのセオリーで言えば、本来、キーワードは記事タイトルの左側に入れるべきです。
ですが「青汁ダイエット」のように、みんなが左側のキーワードに入れやすい記事タイトルの場合は、修飾語を使って記事のインパクト勝負に持ち込むのも一つの方法です。
使いどころが難しい上級者向けのテクニックですが、慣れたら意外と簡単にできるので、あなたもやってみて下さい。
ちなみに。
記事タイトルに修飾語を使ってインパクトを出すと、サイト内の関連記事でもクリックされる期待値が上がるので、サイト全体の離脱率の改善にもつながります。
また、数字の挿入ではインパクトは出せてもロングテールは期待できないのに対し、修飾語を使えばロングテールで引っ掛かる期待値を高めることができます。(今回なら「デブ・不味い・ブス」)
当然、数字と修飾語の両方を組み合わせた方がインパクトは出ますが、その後の記事本文ではきちんと風呂敷を畳む努力もして下さいね。
応用編③:疑問形にする
最後の一捻り
キーワードを挿入しながら記事タイトルを作成する時は、文末を疑問形にするのも、インパクトを出すためのテクニックとして有効です。
ただ、単純に疑問形にするだけではあまり意味がないので、応用編の①と②で話したような、数字や修飾語と組み合わせて疑問形にすると、パワーが倍増します。
「SEO対策 上位表示」で疑問形にすると?
- SEO対策で上位表示を生み出すための方法とは?
- SEO対策で上位表示に成功する方法とは?
- SEO対策で上位表示に失敗した時の対策方法とは?
どれも疑問形にすることで、それなりに興味が湧きそうな記事タイトルにはなっていますが、いまいちインパクトに欠けると思いませんか?
そんな時こそ、応用編①と②で話した数字や修飾語を組み合わせることで、検索ユーザーに期待を持たせる魅力的な記事タイトルが完成します。
「SEO対策 上位表示」を数字・修飾語・疑問形にすると?
- SEO対策のド素人が3日で上位表示に成功させた驚きの方法とは?
- とあるSEO対策で検索順位が90位⇒3位に!上位表示に成功した共通パターンとは?
- SEO対策のスペシャリストが失敗した、上位表示対策で絶対ダメな3つの対策とは?
さすがに3つも同時に盛り込むと、人によってはうるさい記事タイトルに感じるかもしれませんが、反応率を高めたい時は有効です。
特に作成事例として見せた3つの記事タイトルは、全て「〇〇なのに、××だ」というギャップを記事タイトルの中に演出しています。
- ド素人なのに成功した
- 90位だったのに3位に急浮上
- スペシャリストなのに失敗した
どれも「どうやったらそうなったの?」というギャップを知りたくなるような仕掛けを記事タイトルに埋め込んでいます。
人間は無意識のうちに、こうしたギャップのある情報の間を埋めようとしたくなる生き物なので、こうした穴埋め理論を応用した記事タイトルはここぞと言う時にとても有効です。
ただ、使いどころが難しいですし、こういう記事タイトルばっかりのブログは、どうしても胡散臭くなってくるので、きちんとコンテンツの中身で風呂敷を畳む努力を忘れないようにしましょう。
この手の記事タイトルの作り方は、実は俗物的な週刊誌でよく使われている技法なんです。
やっぱり出版社は「編集のプロ」なので、大衆心理を突いた記事タイトルを作るのに秀でていると思います。
リアル世界だと週刊誌に手を出すのにためらう人も、ネット記事ならクリックしがちなので、応用編③のテクニックはかなり有効ですよ。
【注意点】キーワードを入れて記事タイトルを作る時の注意点!
今回はキーワードを挿入して「SEOに強い」かつ「魅力的な」記事タイトルの作り方を解説しました。
ですが、テクニック優先の記事タイトル作成に依存してしまうと、のちのちあなた自身を苦しめることになります。
と言うのも、テクニカル優先の記事タイトルの作成は、その後の風呂敷を畳む努力で苦労したり、見込み客の質が低下するリスクがあるからです。
- 長すぎず、分かりやすく、面白く!
- 見込み客の属性は常に配慮!
- 広げた風呂敷は必ず畳む!
一見当たり前のようなことに聞こえるかもしれませんが、記事タイトルの作成をしていると、どうしても意識が薄れがちな部分になります。
なので、一度記事タイトルを仮決定した後に、これらの注意点を思い出して記事タイトルの微調整を心がける様にしましょう。
注意点①:長すぎず、分かりやすく、面白く!
長すぎずに
記事タイトルを作成する時に注意したい事は、タイトル「長すぎず、分かりやすく、面白く」作成するという点です。
記事タイトル作成の注意点
- 長すぎない
- 分かりやすくする
- 興味をそそるものにする
以前まではGoogleからのアクセスが主流だったので32文字までを目安にして記事タイトルを作成することが基本でした。
ですが、最近はSNSやアンテナサイトなどの登場もあるので、32文字以内に拘ると言うよりも、「32文字目までに目標キーワードを左側に挿入する」ことを意識するのが正解という感じです。(詳しくは後述。)
また、記事タイトルは見た瞬間に、何について書かれている記事なのかを予測できるものにすることが大切です。
これは「記事タイトルでネタバレをしろ」と言う事ではなく、記事タイトルでどんな内容(ベネフィット)を得られるのかを、ユーザーに期待させるタイトルを作ることが大切という意味です。
そして、記事タイトルを作成する時は、応用編で話した「数字・修飾語・疑問形」の3つを上手に使って、興味をそそるような記事タイトルを作ることが大切です。
この辺のバランスを自分なりに取れるようになれば、あなたも記事タイトルマスターとしてドヤ顔できるようになりますよ!
参考:記事タイトルは32文字まで正解なのか?
もしあなたが集客方法をSEO中心で考えるのであれば、記事タイトルは32文字を目安にして考えるのが基本となります。
ですが、最近の集客手段はアンテナサイトやSNSなど、色んな手段が増えてきているので、そこまで32文字に拘る必要はなくなってきました。
タイトルが32文字と言われていた理由
- 昔は検索エンジンからの集客だけが主力だった
- 検索結果では32文字前後までしか表示されないため
- 何となく一般論で浸透しているため
色んな理由や背景はありますが、Googleなどの検索結果上では記事タイトルが32文字を超えてくると「overflow:hidden」となり、文字が隠れるように設計されています。
なので、SEO単体のタイトル作成であれば32文字くらいを目安にして作成するのが基本となります。
ですが、今の時代、TwitterやFacebookなどの拡散のことを考えれば、32文字を超えた記事タイトルの作成でも問題ありません。
あくまで、記事タイトルを見かけたユーザーに対して「面白く、興味をそそるタイトルであるか?」が大切なことです。
注意点②:見込み客の属性は常に配慮!
サイトの品位を保つ
特にこれは、自サイトでリストビルディングを考えていたり、オンラインサロン等への誘導や、コミュニティ化を考えている場合には、本当に注意したいポイントとなります。
と言うのも、あなたが作成した記事タイトルの品位によって、そのタイトルに惹かれてやってきた人たちが見込み客となるので、大体の客層や品がそこで決定してしまうからです。
ゲスい記事タイトルにすればゲスな連中が集まるし、小難しい記事タイトルにすれば小難しい人が集まるし、ゆるい記事にすればゆるい人たちが集まります。
結局は、どういう記事タイトルをあなたが作成するかによって、訪問者や見込み客の属性が決まってくるので、本当に注意が必要です。
参考:ケース「カードローン」
これは僕が6年以上カードローン案件に携わって実感したことですが、
カードローン案件では、事前に選定するキーワードによって、訪問者の属性が大きく変わり、審査通過率にも大きな影響を与えるのが特徴的な市場となっています。
審査通過率の悪いキーワード
- 審査甘い
- ブラックOK
- 学生・主婦・年金
これらのキーワードは、元々のクレジットカードヒストリー(与信)が悪いので、カードローンの審査を申込んでも審査に落ちる人が大半です。
そのため、広告主やASPからも「これらの集客は出来る限り辞めて下さい」とストップが掛かるキーワードになっています。
一方「サラリーマン・審査・初めて」などは与信が高い人が検索しがちなキーワードなので、カードローンの審査通過率は自然と高いキーワードとなります。
アフィリエイターは件数獲得に躍起になりがちですが、実際はどれだけ審査に通過したか(契約転換率)を判断したうえで、広告主の特単条件が決まるので、
こうしたキーワード選定や記事タイトルを上手に使って、理想的な見込み客を集客していくことはとても大切なことと言えるんです。
注意点③:広げた風呂敷は必ず畳む!
必ず畳もう!
当たり前ですが、キーワードやテクニックを駆使して、魅力的な記事タイトルを作成した後は、必ず記事内容を充実させて、作成した記事タイトルの内容を回収する努力を続けましょう。
これはサイト作成者の美学的な話ではなく、SEOの観点からも今すごく重要な指標として注目されているからです。
なぜ、広げた風呂敷を畳む必要があるのか?
- E-A-Tの向上に繋がるため
- ロングテール集客に効果的なため
- 離脱率等の改善に繋がるため
広げた風呂敷を畳む必要がある最も大きな理由は「E-A-Tの向上につながるため」なのですが、日本語で言うと「専門性、権威性、信頼性」のことです。
特に記事タイトルの中身を記事本文で回収できないのは、信頼性の部分において大きな問題につながります。
また、広げた風呂敷を畳む努力をするということは、それだけコンテンツの充実に力を入れる必要があるので、自然とロングテール集客も期待できるようになります。
更には記事タイトルの内容に沿ったコンテンツ(記事)を作成することで、期待通りの情報を見せられている訪問者は満足し、離脱率や回遊率の改善につながります。
風呂敷を畳む努力をするだけで、色んなメリットが出てくるので、ぜひ魅力的な記事タイトルを作った後は、それ以上のコンテンツを作成して風呂敷を畳み切るようにしましょう!
巷では「アンダープロミス、オーバーデリバー」といったセコい理論が流通していますが、それではしょぼいです。
本当に価値のあるものを提供するのなら、「オーバープロミス、オーバーデリバー」の精神で行きましょう。
大風呂敷を広げて、えっそんなに広げて大丈夫?と期待させ、さらに訪問客の想定を超える勢いでよいものを提供する。
これが本来目指すべきサイト作成やマーケティングの基本です。
記事タイトルは何パターン作ってしっくりくるものを選ぶ
今回は記事タイトルにキーワードを挿入するときのコツやポイントを中心に解説をしました。
初心者アフィリエイターになるほど、記事タイトルに時間を掛けがちですが、1個の記事タイトルに紋々と悩むのではなく、10個の記事タイトルを作って、その中から1個を選ぶ方法の方が簡単です。
- 記事タイトルを10パターン作る
- 一番良さそうなものを採用する
- 残りは見出し構成に含めてしまう
記事タイトルのコツは、先に10パターン位をチャチャと作ってしまい、その中でも一番良さそうなものを1個採用してしまいましょう。
そして、残り9個の記事タイトルに関しては、そのまま見出し構成に入れてしまうか、別の記事として作成してしまえばOKです。
アフィリエイトやブログ運営での基本は「どれだけアウトプットを休まず続けられるか?」なので、無理のないアウトプットの方法を体得することも大切です。
なので、今回紹介した記事タイトルの作成方法を参考にして、あなたなりの記事タイトルの作成ルーティンをぜひ掴んで下さいね!