MSPの見出し方!

以前の記事で「MSP」という概念を解説しましたが、MSPとは「自分が目指す理想世界(≒目標≒ゴール)を一緒に歩きませんか?」ということだとお話ししました。

前回の復習「MSPとは?」

  1. MSPとは「自分の理想世界の提示」である
  2. MSPを伝えることでコミュニティができる
  3. MSPとは常に掘り下げ考え続けるもの

どんなストック型ビジネスを始めるにしろ、自分のMSPを明確にしないとコミュニティ化が上手くいかず、あなたが望まないストックが積み重なる危険性も出てきます。

だからこそ、どんなストック型ビジネスを始めるにしろ、まずは「あなた自身のMSPが何であるか?」を明確にする作業から始める必要があるんです。

そこで今回は「MSPの見出し方」として、僕が実際に実行しているMSPの見出し方法や手順について解説したいと思います。

繰り返しになりますが、あなた自身のMSPが見つかればその後のビジネスの方針も決まり、MSPが共感した人たちが同志となって集まってくれるので、その後のビジネスの進め方がとても楽になります。

なので、あなたがどんなタイプのビジネスを始めるにしても、まずはこのMSPという概念をしっかりと抑えて、自分自身のMSPを見出すことから始めるようにして下さいね!

参考記事

 

MSPとは「作る」ではなく「見出す」もの

まず大前提として抑えておきたいのが「MSPとは”作る”のではなく”見出す”ものだ」ということです。

以前の記事で、MSPとUSPの違いを説明しましたが、基本的にUSPというのはユニーク(独自性)を出して、見込み客のフック(引っ掛かるもの)を提供すればOKという考え方です。

そのため、USPと言うのは「どうすれば相手に引っ掛かるかなぁ~」と考えることが前提となっている概念です。

一方、MSPと言うのは「自分が目指す目標(理想世界)はこれです」と明示することで共感した仲間が集まる訳なので、「自分は何を目指したいのか?」が思考のスタート地点となります。

そのため、MSPは作るというよりも「何が自分にとって大切なのか?」を見出す作業が大切となります。

MSP(≒自分の理想世界はこれです。一緒に目指しませんか?)が分かれば、あとはHow(どうやって目指す?)の部分となります。

例えば「フローからの脱却」が目標なのであれば、不動産投資でも株式投資でも本来的にはOKとなるはずです。(今回僕はそれもOKと認めています)

ですが、実際には僕がアフィリエイターとしての実績が長いことや、日本のアフィリ報酬についての問題提起をしたことから、アフィリエイトに興味があるor実践中の人が中心となり、フローからの脱出を目指して集まってきました。

つまり、MSPとは、MSPの内容だけでなく、MSPを提示した本人の考えや経歴なども組み合わさって、ユニークさが生まれ、そこに共感した人たちが集まっていくというものなのです。

なぜMSPは「見出すこと」が大切なのか?

じゃぁ何でMSPは見出すことが大切なのかというと「頭の中で概念をこねくりまわして作っても、所詮”ありきたり”なものしか出てこないから」です。

例えば「あなたが人生で目指したいものは何ですか?」と聞かれた時に、パッと思いつくのはどんなものがありますか?

  • お金に困らず生活したい
  • 時間に束縛されずに生活したい
  • 人間関係の悩みから解放されたい など

こんなものはありきたり過ぎて、USPで勝負した方がまだマシな状態です。

※と言うか、数年前に僕が発行していたメルマガのテーマがまさにこれだったので、本当にどうしようもないなぁと自分でも思っていますが…

 

一応、こういった「ありきたりで浅いMSP」であったとしても、その人個人の過去の実績・ユニークさ・How(≒ノウハウ)の部分など、色んなものが組み合わされば、ある一定の反応までは出てきます。

過去の僕のメルマガであれば、「単月でアフィリ報酬1000万円とかの実績があるのに、嫁からお小遣い制3万円」とか、そんなユニークさと実績を使って、とりあえずお客さんを引っ張ってこようとしてました。うーん、まさに安直…

ただ「実績がない・ユニークさもない・ノウハウもない」というナイナイ尽くしの人ほど、自分自身のMSPをしっかりと見出さないと、本当に箸にも棒にも掛からない状態からのスタートとなるので、MSPは絶対に見出していく必要があるんです。

 

MSPを見出す時の鉄則
  1. 安直に考えない
  2. 奇をてらおうとしない
  3. 地道に考え続ける

マッチョな考え方にはなりますが、こういった泥臭い部分の繰り返しで段々とMSPが見えてくると思ってください。

泥臭いMSPの見出し作業をきちんとするほど、あなたが本当にやりたい方向性が見えてくるようになるので、取り組むべき事や思考の中心がクリアになっていき、日々の仕事や生活も楽しく送れるようになってきます。

正直に言うと、当時のメルマガはあんまり楽しくなくて、義務感でやっていた感じがかなりありました。たぶん、MSPが安直すぎて、本当に自分が目指したい方向性と微妙に違っていたんだと思います。

ですが、今のMSPは以前のものと比べて、ダイレクトに「フローから抜け出したい」という自分の本心とマッチしているので、日々楽しくサロン設営に取り組んでおります。

たぶん、僕が楽しそうに仕事をしているか否かについては、過去のメルマガを読んでくれている方ほど、その対応の温度差からも伝わってくるんじゃないのかなぁと思います。

それだけMSPと言うのは、ありきたりな物を思いついたり考えたりする物ではなく、「見出すことが重要」なのだと言うことなんです。

 

MSPはどうやって見出していけばいいのか?

MSPを見出すことの重要性を分かって頂けたとして、では具体的に「どうやってMSPを見出していけばいいのか?」という本題に入りたいのですが、

結論から言うと「人生死ぬまで永遠に考え続けろ!」というマッチョな考え方になります。

とはいえ、それでは手がかりがなさ過ぎるので、今回は僕が実際に取り組んでいるMSPの見出し方の手順を解説したいと思います。

 

MSPの見出し方!
  • 「人生において大切と思う事」を
    1,000個リストアップする
  • それをカテゴリ分けしていく
  • その頃にはMSPが出てくる

これだけです。

大切なことは「1,000個出てくるまで何日でも取り組み続ける」ということ。

また、出てきたものに対しての良し悪しの判断は一切入れず、「これが自分の人生には大切」0.1秒でも頭の中によぎったら、とりあえずリストアップするということです。

本当にこれだけで、今あなたが思っているものとは全く違うMSPが見えてくるようになると思います。

今回紹介するMSPの見出し方については、実際に僕が木坂氏から「やれ」と言われてやってみたことに感想を交えて紹介しています。

「他にもっと楽な方法ないんスか~?」と聞いたら「甘えるな死ね」と言われたので、たぶん、本気でMSPを見出したいのならこの方法に取り組むしかないようです…

慣れない人にとっては歯食いしばり系の作業になりますが、やってみると頭の中がクリアになるのでおすすめです。

 

MSPの見出し方①:「人生において大切と思う事」を1,000個リストアップする

point 1
まずは1,000個
ブレインダンプ!

「”人生において大切なこと”を列挙して下さい」と言っても、最初はありきたりなものしか出てこないと思います。

  • 時間やお金に捉われずに暮らしたい
  • 会社を辞めて自由に暮らしたい
  • 嫁の束縛から解放されたい
  • もてたい
  • 一日アニメをみてダラダラ過ごしたい
  • 英語を話せるようになりたい… などなど

最初はありきたりなものでも、欲望丸出しでも、エゴ&エロ丸出しであったとしても、細かいことは気にせず、とにかく思いついたことは何でも書き出していくことが大切です。

大抵の場合は、100個前後で手が止まるそうなのですが、それを200個、300個、400個と書き出し続けていくと、ありきたりのものが無くなっていき

500個、600個、700個と書き出し続けると、自分だけのドロドロとした考えが出てくるようになります。

そして最後の800個、900個、1000個が出てくるようになると、あなたが人生において本当に大切にしていることがぼんやりと見えてくるようになると思います。

この時の作業のポイントとしては「出てきた言葉はそのまま善し悪しの判断をせず、0.1秒でも頭の中によぎった言葉は全て書き出す」ということ。

僕も実際に1,000個書き出して行く中で、エロ・グロ・エゴの分野も含めてあれこれと書きました。

ここでは「とにかく書き出す」という事だけがポイントになるので、何時間掛かってでも書き出してみることをおすすめします。

ここの作業が楽にできる人は、たぶん普段から相当なアウトプット作業に慣れている人だと思います。

僕とかは2日に分けましたが、トータルで大体6時間くらいで1,000個リストアップしました。たぶん、平均的にみると相当速い方だとは思うので、焦らず取り組んでみて下さい。

あと、賢そうな事だけを書こうとしても絶対に無理がでるので、たとえ0.01秒でも「人生に大切だよな」と思ったことは迷わずリストアップしましょう。

どうせ誰も見ませんし興味ありませんから。大丈夫です。

 

MSPの見出し方②:それをカテゴリ分けしていく

point 2
出たものを
カテゴライズ

実際に1000個出てきたキーワードを、今度はあなたが個人的にピンと来たもの同士をくっ付けてカテゴリ分けしていきましょう。

この時のポイントは「自己完結しているカテゴリ分けで構わない」ということです。

僕はエクセルで1000個リストアップしましたが、カテゴリ分けの方法やカテゴリ分けした基準などは僕の主観で勝手に分けています。

別にここで取り組む作業に関しては、誰か他の人に見せるものでもないので、あなただけのマインドマップなりエクセルファイルを完成させましょう。

カテゴリ分けの基準や方法は本当に何でもいいです。過去の動画ではKJ法を紹介したこともありますが、カテゴリ分けの手法を利用するのは、対外的なアウトプットが必要な時だけです。

むしろ今あなたがしているこの作業は、自分自身との対話のステップなので、対外的なことは一切気にせず、自分自身の中で思ったことをそのままにカテゴリ分けしていくことが大切です。

MSPの掘り起こし作業中は、対外的な表現なんてゴミ以下のゴミなので、まずはあなた自身の事に集中し続けることを意識して下さい。

 

MSPの見出し方③:その頃にはMSPが出てくる

point 3
終わる頃には
見出でている

もしあなたが本当に1000個を出し切った上で、カテゴリ分けの作業をしていけば、ぼんやりとでもあなたの中で目指したい世界というか、MSPの原石みたいなものが出て来ていると思います。

もし、そのMSPの原石みたいなものが出てきたのであれば、

  1. なぜそのMSPが出てきたのか?
  2. どうやってそのMSPを体現させるか?
  3. そのMSPの体現には何が必要か?

こういう順番で考えていけば、自然とあなたがどうやってそのMSPに向かって動くべきなのかが見えてくるようになります。

後はそこに向かって動き出せばいいだけなので、今後の作業方針やビジネスの展開方法に迷いもなくなってくると言えます。

ここまで来たら、後は自分自身のMSP(理想世界)の実現に向けて、日々、情報発信と行動と勉強を続けていけば、あなたのMSPに共感した人々がコミュニティのメンバーとして加わるようになっていきます。

僕の場合は、900個くらいをリストアップしている時に、ぼんやりと今のMSPが出てきました。

ちなみに(この後に話しますが)今僕がサロンで掲げているMSPはサブ的なものであり、僕自身が掲げているMSPはそれよりも一段階抽象的なものになっています。

その理由についてもこの後でお話しますが、まずはあなた自身の中心となるMSPをしっかりと見出していく作業が大切です。

 

MSPは大きく2つの意味がある

ちなみに、僕が今回提示しているささみサロンでのMSPである「フロービジネスからの脱却」というのは、実は「サブMSP」という意味合いが強いんです。

 

 

なぜ、ささみサロンのMSPがサブMSPになるのかと言うと、実際に1000個近くをリストアップして、カテゴリ分けをすると分かると思いますが、

究極的なコア(メインMSP)を実現させるためには、二次的なコア(サブMSP)みたいなものが出てくるためです。

つまり、僕の目指すメインMSPを実現させるためには、いくつかのサブMSPなる要素が出てきたので、その中でも「フロービジネスからの脱却」というテーマで募集をしたという感じです。

つまり、僕が本当に目指したい理想の世界を実現させるためには、「まずはフロービジネスから脱却し、各自が思う最高のストックを保有している人たちと一緒に歩きたい」という部分がスタート地点になっているんです。

なので、募集ページやメルマガでは「サロンメンバー全員に何らかのストックが持たせることが”ゴール“です!」とか言ってますが、僕の本心としては、そこからがようやく”スタートライン“という感じだったりするんです。

 

 

でも、あまりにも遠すぎるものを伝えても、誰もついてこないと思ったので、まずはギリギリ目指せそうな範疇である「フロービジネスからの脱却」を目標として、「サロンメンバー全員が何らかのストックを持つこと」を一旦のゴールとして設定しています。

それだけ遠い方向性をみていると、日々の細かい問題には各自に任せ、本当に目指すべき方向性に向かって突き進もうという、リーダーチックな考え方ができるようになっていくのです。

もし本当の意味で、サロンメンバー全員が何らかのストックを持てる日が来たら、その時はまた僕が本当に目指したいMSPに向かって、第二・第三のサブMSPを提示する日が来るかもしれません。

もちろん、MSPのスケール感などは、人によってかなりのバラつきが出てくると思います。(というか、人によってスケール感やMSPの感じはかなりバラつくらしいです。by木坂氏)

なので、別に僕の真似をしろというつもりは一切ないので、参考にできる範囲の中で、日々少しだけ背伸びして、今日話した内容を生かしてもらえたらなと思います。

でも、MSPの見出し作業である1,000個のリストアップは全員が必ず取り組んで下さい!

 

MSPは日々掘り下げ続けるもの

今回は「MSPの見出し方」というテーマで記事を作成しました。

MSPという考え方は、どのビジネスを行う上でも最も基本的で最も重要な部分となるので解説を加えました。

また、コミュニティ型のビジネスを目指すにしろ、ストック型のビジネスを目指すにしろ、自分のMSPが一体何なのかを知っておかないと、後々の方向転換に苦労することになります。

逆に言えば、ここさえ分かっていれば、フロービジネスから脱却していくことは案外簡単なので、あなたも必ず自分のMSPを見出す所からスタートして下さいね!

あなたにとっての「ストック」の明確化、「MSP」の明確化をきちんとすることで、その先のビジネスの展開方法や内容というのは自然と決まっていきます。

自分のMSPとストックさえ分かれば、「why(≒なぜそのビジネスなのか?)」という根拠がまず分かるので、その後の「how(≒どうやって実行するか)」や「what(≒何をビジネスにするのか)」も自然と見えてきます。

その後で話すテクニカルな部分というのは、実際には意外と大したことない話が多いので、まずはこの最もコアとなる部分から抑えるようにしましょう!