「ブログ 放置」とかで検索すると、「〇か月ブログを放置した結果~」というのが目立ちますよね。
しかし、真の放置ブロガーにもなれば2年も放置して平気な顔をしている人間もいるんですよ。(どやぁ)
さて、散々人に偉そうなことを言いつつ、2年間放置した上、サロンとかの都合でAnalyticsのタグを全部張り替えた、さっぶいブログデータがここに…
2年放置しても50UU/日はあるんで、まだ月間UU1500/PV2800近くはありそうですね。
こいつをテコ入れかぁ(;´Д`) pic.twitter.com/1SkhsS4OI5
— ささみりん (@sasamirin333) July 29, 2019
Twitterでもつぶやきましたが「2年間放置&解析タグ交換」により、究極的にさっぶいブログが野ざらしにされています。
さすがに、これでは初心者アフィリエイターと同じ次元の数字なので、ガチ勢が本気を出せばどれくらい伸びるのかを試していこうじゃないかと。
そして、放置しているブログをどうテコ入れすれば、見事にアクセスを復活できるのか?
今日はそんな、放置したブログをどうやって立て直せばいいのかを、僕の構想や作戦を踏まえつつ、解説していきたいと思います。
よく分かる目次
2年の放置ブログでも蘇るさ何度でも
結論から言えば、2年間放置しようが、5年間放置しようが、10年間放置しようが、ドメイン・サーバー・データベースさえ生きていれば何とでもなります。
一応の判断基準としては、Googleのインデックスが残っているかどうかで判断するのがボーダーラインだと思います。
後は、何年前の放置ブログであろうが、現代版のデザインや設定を施してあげれば、Googleからのアクセスなんてどうとでもなります。
ただし、アフィリエイト関連の上位表示が厳しいキーワードは、今回紹介する方法以外にも地道な過去記事の修正作業とかが必要になるので、その辺の見極めは大切です。
結論として、現代版のSEO対策と”Googleが定義する”高品質な記事さえ詰め込んでいけば、どんな放置ブログでも復活は可能です。
また、過去に手動ペナルティを受けている場合でも、一度サイトの情報を消してごにょごにょとすれば、復活も可能です。
この辺のクロい話は、ささみサロンにてお話しする予定です★
https://www.sasablog.biz/salon/archives/655
参考:ブログ放置でアクセスが変わらない人と、減る人の違い
別に特定の誰かを攻撃したい訳ではないので、ここではあえてURLを掲載はしませんが、
「ブログを放置してもアクセスは変わらなかったよ~」という人と「ブログを放置したらアクセスが減ったよ~」という報告は、どちらも正しいし、どちらも思慮に欠けています。(2年前の僕は浅いですねw)
そもそも、SEOというのは相対評価なので、そのブログ運営者が取り扱う「テーマ・集客キーワード・競合」などによって、アクセスの変動が激しいものと緩いものに分かれます。
放置するとアクセス減が激しいもの
- 芸能情報などの一時的なもの
- 上位表示が難しいキーワード
- ライバルや競合が激しいもの
これらのジャンルやキーワードを設定していると、放置期間が長くなるほど、旬のテーマから遠ざかったり・Googleの変動・ライバルの成長などにより、一気にアクセス減が起こります。
特にアフィリエイト関連のジャンル(金融・ダイエット・美容)などについては、上位表示キーワードやライバル状況次第ですが、割と早い段階でアクセスが減っていくケースが多いです。
放置してもアクセス減が緩やかなもの
- テーマが普遍的なもの
- ニッチなジャンル
- ライバルが弱い
一方、取り扱っていたブログのテーマが、普遍的・ニッチ・ライバルが弱い場合だと、多少の放置をしてもアクセスが生き残ることはあります。
ですが、何年も前の記事だと、アクセスが発生してもすぐに離脱される可能性が高いですし、10年以上前の古すぎる記事は、Googleがインデックス削除する可能性があることも忘れてはいけません。
なので「放置しても大丈夫だよ」と言うのは、厳密には正しくなくて、「いつ飛ぶか分からないけど多少の放置は(たぶん)大丈夫だよ」というのが本来的には正しいと思って下さい。
具体的に「いつまで放置しても大丈夫ですか?」と言うのは、ぶっちゃけ誰にも分かりません。
と言うのも、SEO集客をメインに考えている場合は「相対評価の上で踊っているだけ」という事実が常に残るからです。
要はあなたが運営するサイトより、Googleが定義する”良いサイト”が現れたら、SEOの順位変動が起きてアクセスが減るということです。
なので、結論としては「ブログは放置せず、日々、Googleが求める質に合わせてあげる」ことがSEO集客の最適解です。
放置したブログを見事に復活させるための魔法の手順!
では、具体的に放置したブログをどうやって復活させるのかという方法についてですが、
実はもう過去のツイートでフローチャートを作って解説をしています(笑)
そこに2年間放置したブログがあるじゃろ?
そんな時は以下のフローチャートを見て、テコ入れをするんじゃ。https://t.co/JAWHG1Gxc7 pic.twitter.com/ZBDkt7h1fq
— ささみりん (@sasamirin333) July 30, 2019
結論として、インデックスさえ残って入れば、どんな放置ブログでもテコ入れ次第で何とでもなります。
2年もブログを放置した僕だからこそ言える、放置ブログの復活方法なので、あなたもぜひチャレンジして下さいね!
手順①:まずはindexチェック
まずは、Googleの「site:」検索やSearch Consoleを利用して、インデックスが無事に残っているかを確認しましょう。
indexチェックのポイント!
- 「site:」検索でindex URLの確認
- Search Consoleでindexチェック
- Google Analyticsでアクセス確認
この辺はささっとやって貰えたらOKです。
僕の場合、インデックスがあることは知っていたので、ブログ記事用にキャプチャを取り直しましたが、
とりあえずsite:で検索してindexが残っていていることを確認できればそれで充分です。
インデックスさえ残っていれば、大抵の場合、放置していたブログを再度メンテナンスして、現代版に改修作業をしてあげた方が、アクセスの回復は比較的早いと思います。
ただ、インデックスが大幅に削除されている場合は、ゼロからサイトを作った方が早いケースもあります。
この場合、新旧のサイトで301のリダイレクトやcanonicalタグなどを使って、古い記事を新しいサイトに移していくのも一つの方法です。
手順②:現代SEOに合わせた設定
日本語訳
MFI…モバイルページで検索結果を判定
AMP…モバイル端末でウェブページを高速表示
SSL…重要データの暗号化PWA…モバイルサイトをアプリのように使える仕組み
OGP…ウェブページ情報をSNSと連携させるタグ
RWD…デバイスに合わせて動的に変化させるデザイン全部できたらプロニートだ!
— ささみりん (@sasamirin333) August 1, 2019
放置ブログの度合いにもよりますが、今の時代のサイト作成は「スマホ優先」で間違いありません。
なので、今Twitterで紹介したような対策を行っていくことも、今のSEO対策では重要な要素の一つとなります。
と言っても、この手の対策はwordpressのプラグインを利用するだけで簡単に解決が可能です。
MFI | Google「モバイルフレンドリーテスト」 |
---|---|
AMP | プラグイン「AMP」など。 |
SSL | プラグイン「Really Simple SSL」など。 |
PWA | プラグイン「PWA for WordPress」など。 |
OGP | プラグイン「All in One SEO Pack」など |
RWD | 対応テーマ多数。 |
大抵の問題はプラグインで対応可能なので、暇を見つけてはこれらの設定をカチャカチャと終わらせていきましょう。
また、最近のwordpressテーマなら、PWAやOGPなどは標準搭載されているケースも多いので、購入検討のテーマにこれらの機能が標準搭載されているかも確認するのがおすすめです。
手順③:記事を追加していく
上の画像はこのブログの記事ネタ1000個をリストアップしたものです。
もちろん、すべてが記事ネタやタイトルという訳ではなく「こういう人に読んで欲しい」とか「記事の方向性」などもリストアップしての1000個です。
- こういう記事を書きたい
- こういう人に読んでもらいたい
- 読んだ後にこういう気持ちになって欲しい
- こういう人は来ないで欲しい
- こういう記事の書き方はしない
- こういう方向性のブログを作りたい など
ですが、こういう地道な作業を完遂すれば「俺、記事ネタに困るわ~」みたいな構ってちゃんツイートはなくなります。
僕はこのリストを、新幹線の移動時間や中途半端に余った時間などにザッと書いてしまうのですが、慣れないと何日も掛かる作業だと思います。
でも、きちんと書き続けることで記事ネタに困ることはなくなり、ブログ全体の方向性や、訪問して来て欲しいペルソナ設定も容易になって行きます。
手順④:反応が出ているかをチェック
WEB担の情報によると「読み物系なら166記事、ノウハウ系なら59記事から成果を発揮」という集計結果が出ているらしいので、
まずはこれらの数字をベンチマークとして使っていくと分かりやすいと思います。
ただ、注意点としてあるのが、これらの集計対象となっているサイトが「BtoB」のサイトなので、「CtoC」や「BtoC」に関するサイトのデータは分からないという点です。
とは言え、これらの記事数をまずは最低限積み重ねて行かないと、思ったような結果は出てこないということです。
また、ツールで作ったゴミ記事を1000本入れたところで何も反応がないことは、周知の事実だと思いますが、
「”Googleが定義する”必要最低限の質をクリアした記事をどれだけ突っ込めるか?」が重要なポイントとなります。
日本としてどうなのと若干思いつつ、昨今の「 #ブログ書け 」について思う事をチャートに残してみました。
闇雲に書くことが大切な時期もあるんですが、各人で課題や仮設を持ちながらブログや記事を書いて行くと、成長が早くなると思いますよ★#ブログ書け pic.twitter.com/MBLrSpDHA0
— ささみりん (@sasamirin333) August 1, 2019
僕も闇雲に書いてスピードだけを追い求めていた時期もあるので、正直何とも言えない所がありますが、
「どういう戦略や方針で記事を書いて行くのか?」をきちんと見定めた上で記事を書いて行くことが、この手の場合においては大切ということを忘れないで下さいね。
ちなみに。
僕はどうしても書くスピードを上げたかった時期があるんですが、その当時は「30分以内に書いた記事は途中でもアップする」というルールでサイトを作っていました。
今思えば完全にスパム記事の量産人間ですが、それでも時間制限内に何かを仕上げるという意識はついたので、これも一つの方法だったのかなと思います。
「早く書く・丁寧に書く・良いものを書く」それぞれ別の技術が必要なので、一個一個クリアして行きましょう!
手順⑤:反応があれば1000記事を目指す
目安として150記事前後まで記事を突っ込んでいった時に、あなたが望むような結果が表れ始めているのであれば、後は1000記事を目指してひたすら突き進んで行きましょう。
ブログ記事やコンテンツSEOは「とにかく積み上げること」が基本であり最終奥義なので、一度結果が出ると分かった方法については、とことん極めていくことが大切です。
1000記事目指す上で大切なこと
- 毎日続けること
- 記事ネタをストックし続けること
- 勉強を続けること
特に毎日続けることが出来る人は多くても、記事ネタのストックを忘れてしまったり、勉強をすることを忘れてしまった結果、
段々と書いて行く記事にマンネリ化が起きて、Googleからカニバリ判定を受けるケースもあります。
なので、放置ブログを立て直すときは、あなた自身の成長につながるテーマや題材を中心として、勉強したことや経験したことを記事に起こしていくことをおすすめします。
自分の成長や学びをそのまま記事に起こしていけば、記事ネタを探すことも、他人の記事をマネする必要もなくなります。
これだけオリジナリティが騒がれている時代なのであれば、あなた自身が本当にやりたい事をブログ題材として書くことが、二度と放置ブログを生み出さないための解決策の一つだと言えます。
ぜひテクニカルな対策だけでなく、根本的な放置対策を考えながら、ブログを楽しんでいきましょう★
時代に合った手法でやることやれば、放置ブログも復活可能!
今回は放置ブログをテコ入れしてアクセスを復活させていく方法について解説をしました。
今回紹介した内容を改めてまとめると、以下の通りです。
- まずはindexチェック
- 現代SEOに合わせた設定
- 記事を追加していく
- 反応が出ているかをチェック
- 反応があれば1000記事を目指す
手順としては本当にシンプルなので、誰でもいつでも放置ブログを復活させることは可能です。
そして放置ブログを復活させる最大のヒントは「あなた自身が何を書き続けたいのか?」をきちんと見定めることです。
ささみサロンでは、あなたが何を本当に追い求めているのかを見出した上で、効果的なサイト作成やWEB集客についての解説をしています。
なので、もしあなたが本当の意味で今の状況から抜け出したい・社畜人生から解放されたいと考えているのなら、ぜひささみサロンに参加して下さいね!
https://www.sasablog.biz/salon_offer