アフィリエイトに挑戦はしているけど「思ったような結果が出てこない」なんて経験はあなたにもありますよね。
アフィリエイトで結果が上手く出せない時の原因は色々とありますが、その中でも特に大きな原因としてあるのが「キーワードの選び方が下手」という点です。
僕は2010年から本格的にアフィリエイトを実践していますが、キーワード選定だけを解説するにしても、相当な量を語ることが出来るようになりました。
ただ、ダラダラと解説するのでは能がないので、今回は現役のトップアフィリエイターが教える「本当は教えたくないキーワードの選び方」について、要点をまとめて分かりやすく解説したいと思います。
よく分かる目次
- 1 なぜアフィリエイトではキーワードの選び方が重要なのか?
- 2 【基本編】アフィリエイトで失敗しないキーワードの選び方!
- 3 【応用編】ライバルに圧倒的な差を付ける!最強のキーワードの選び方!
- 4 【実践編】トップアフィリエイターが実践するキーワード選定後のサイト構成事例!
- 5 ドメイントップは大胆に。個別記事は専門的に!
なぜアフィリエイトではキーワードの選び方が重要なのか?
もしかしたらあなたは目次の長さだけで、驚いてしまったかもしれませんね。
たしかに、その辺に転がっている「アフィリエイトのキーワード選定の方法」とかだと、もっと短い文章で解説されていると思います。
ですが、もしあなたが本気でアフィリエイトで稼ぎたいと考えているのなら、これからお伝えする内容くらいは「まぁ基本だよね」と思える位に成長して欲しいと思っています。
と言うのも、アフィリエイトにおけるキーワード選定は、その後のアフィリエイターとしての収益性やSEO難易度を大きく占う試金石となるからです。
- 収益性が決まるから
- SEOの難易度が決まるから
- コスパ判定に繋がるから
さすがにこの辺の理由をダラダラ解説すると、文字数が10万文字を超えそうなので割愛しますが、簡単に解説すると、
あなたが何のキーワードを選ぶかによって、上位表示した時に「どれくらい稼げるのか?」という期待値は一瞬で決まります。
また、どの目標キーワードを選定するかで、ライバルの過熱具合も決まるので、SEOの難易度や上位表示までに掛かる時間も予測がつきます。
さらに、稼げるポテンシャルやSEOの難易度が予測できるという事は、どのキーワードで上位表示を目指すのかによって、アフィリエイターとしての費用対効果(コストパフォーマンス)が推測できるという事です。
つまり、適当な気持ちでキーワードを選定してしまうと、運よく上位表示した時はそれでいいですが、散々苦労して上位表示したのに全く稼げないキーワードだったという、悲しい結果を生みかねないという事です。
また、稼げるキーワードが分かっていても、SEOの難易度が高すぎたため、一向に稼げないアフィリエイターのまんまという人も数多く見てきました。
この場合は、多少の収益性が悪くても、ライバルの弱いキーワードに移動して、費用対効果のよいキーワードを選んでいく作業が大切になります。
こんな風に、アフィリエイトのキーワードの選び方はすごく重要で、適当なままで勉強しても、絶対に後悔するということです。
逆に言えば「キーワード選定の本当の重要性」すらまともに解説できないなんちゃってブロガーやアフィリエイターが多すぎるので、僕としては少々うんざりしています。
なので、今回はそういった「ド三流解説者」を全て駆逐するべく、僕が知りうる限りの”基本的な”キーワード選定の方法を全て解説しました。
なので、もしあなたが「ちょっと消化不良になるかも…」と思った時は、このページをお気に入り登録に入れるなり、印刷するなりして、絶対に何度も読み返すバイブルページにして下さいね!
今回解説する「アフィリエイトのキーワードの選び方」は、「基礎・応用・実践」の3つに分けて解説しています。
なので、あなたのが必要とするタイミングに応じて、辞書的に使って頂いても構いません。
また、あなたのアフィリエイトの実力に応じて、どのキーワードの選び方を学ぶのが最適なのかも変わると思うので、気になった部分から集中的に勉強して、あなた自身のWEBスキルとして身に付けて下さいね!
【基本編】アフィリエイトで失敗しないキーワードの選び方!
アフィリエイトの場合、ブロガーと違って何のキーワードで上位表示(≒集客)するかで、サイトの稼げるポテンシャルが変わってきます。
ブロガーの場合は、ただ単にアクセスが狙えそうなキーワードを探すのが基本戦略ですが、アフィリエイトは稼げるキーワードを嗅ぎ付けるセンスが必要です。
そのため、アフィリエイトにおけるキーワードの選び方の基本としては、次に紹介する3つをまずマスターする必要があります。
- キーワードの種類を知る!
- キーワードの調べ方を覚える!
- Googleのルールを理解する!
もしあなたが今からアフィリエイトに挑戦する、もしくはキーワードの選び方に自信が持てないという時は、まずは今紹介した3つの基本的な部分から勉強して行きましょう。
特にキーワード選びに失敗すると、その後で積み重なるものが大変になってくるので、「キーワード選びはサイト作成の全て」という気概で取り組むことが大切です。
とは言え、初心者アフィリエイターにとっては、キーワードの選び方一つで色々と迷う事もあるかと思います。
そういう時は、まずはペラサイトやブログから練習して、たくさん失敗と経験を積み重ねていくことからスタートしましょう。
キーワードの選び方は、何度も繰り返して実践することで、段々とセンスが磨かれていくものなので、焦らず一つ一つステップアップして行きましょうね★
基本①:キーワードの種類を知る
まずは嗅ぎ分ける
アフィリエイトにおける、キーワードの選び方の基本は「稼げるキーワードかどうか」を嗅ぎ分ける能力を身に付けることです。
例えば「クレジットカード」案件であれば、どういったキーワードが稼げるキーワードなのかは、ある程度の実績や経験のあるアフィリエイターなら一瞬で50個くらいはリストアップができます。
また「脱毛」案件にしろ、「車査定」にしろ、「健康食品」にしろ、全てのジャンルに共通して稼げるキーワードの傾向や、各ジャンル特有の稼げるキーワードのパターンというのもあります。
大切なのは、こういったアフィリエイト全体におけるキーワードの傾向と、各ジャンルにおけるキーワードのパターンの両方を素早く嗅ぎ分けられるかというのがポイントです。
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申込前提のキーワード
情報収集のキーワード
意味のないキーワード
初心者ほど、まずは申込前提のキーワードを攻める!
このノウハウは、catch the webさんが提供するAMCのノウハウがベースになっていますが、SEOやアフィリエイトに慣れていない初心者アフィリエイターほど、まずは「申込前提のキーワード」をきちんと押さえることが大切です。
そして、コンテンツ型SEOを目指していく場合には、申込前提のキーワードを使ってキラーページを作成し「情報収集のキーワード」を使って集客を行っていくイメージを持つことが大切です。
3つ目の「意味のないキーワード」に関しては、アフィリエイトにおいては作るだけ意味のないキーワードなので、無視するのが賢明です。(詳しくは後述)
あなたの目指したいアフィリエイトの手法や戦略にもよりますが、一番ベーシックにあるのは「申込前提のキーワード」をいかに抑えられるかです。
逆に、アクセスが多くても成約に至らない「情報収集のキーワード」ばかり狙っても、コスパの悪いアフィリ作業となるので、コンテンツSEOを目指さないのなら、僕はおすすめしません。
ましてや、集客にも成約にも至らない「意味のないキーワード」は、アフィリエイトではゴミ同然なので、この辺を素早く分類できるセンスを磨くことが、脱初心者アフィリエイターのファーストステップと言えます。
基本①-1:申込前提のキーワード
「申込前提のキーワード」とは、言葉の通り「申込を前提にしたキーワード」を目標キーワードとして設定する方法です。
申込・購入・審査・口座開設・一括見積・予約・最安値・Amazon・楽天・yahoo・お試し・格安・無料・トライアル・定期購入・無料相談 etc
これらのキーワードは、基本的に購買意欲の高い申込を前提にしたキーワードなので特に狙い目です。
特に初心者アフィリエイターになるほど、商品名やサービス名などの「商標+申込前提のキーワード」の組み合わせは鉄板キーワードと言えます。
- ささみサロン お試し
- ささみサロン 無料コンサル
- ささみサロン コンサル予約
- ささみサロン 入会審査
- ささみサロン トライアル
- ささみサロン 申込 など
今回は「ささみサロン」という商標名+申込前提のキーワードを設定しましたが、他社さんの商標名やサービス名と組み合わせれば、いくらでも組み合わせることが可能です。
基本的にペラサイトを作成する時は、ここで紹介している「申込前提のキーワード」を上手に組み合わせることで、少ないアクセスでも確実に成約に結び付けていくことが大切です。
一方、コンテンツSEOを行う場合でも、申込前提のキーワードを作って個別ページを作成し、そこに内部リンクを集めてキラーコンテンツ兼内的SEOの対策を行うのが基本戦略となります。
ペラサイトによりコンテンツサイトにしろ、申込前提のキーワードをどれだけ抑えられるかは、全てのアフィリエイターの基本となります。
ただし、最近はこれらのキーワードに密集しすぎている傾向が強いので、SEO対策と収益期待値のコスパが悪くなっている傾向があります。
そういう時は、新着案件やマイナー案件に的を絞るか、次に紹介する「情報収集のキーワード」を活用することが大切です。
基本①-2:情報収集のキーワード
「情報収集のキーワード」とは、直接的な購買意思は示していないものの、「購入の検討段階である人」が検索しがちなキーワードのことを指します。
おすすめ・比較・価格com・@コスメ・まとめ・ランキング・レビュー・体験談・口コミ・どうよ・評判・効果・効能・Twitter・Instagram・YouTube など
「情報収集のキーワード」で検索してくる人々の特徴としては、一定の情報収集や納得感が出た時点で購入に至るということです。
つまり、この手の情報収集系のキーワードでサイトを作成する場合には、出来る限り、事実・根拠・体験談など、訪問者が欲しがっている情報を提供してあげることが大切です。
また、情報収集のキーワードに関しては、商標名と相性の良いキーワードと一般名詞(脱毛・キャッシング・FXなど)と相性の良いキーワードに分かれるので、あなたの戦略に応じて使い分けることも大切です。
基本①-3:意味のないキーワード
アフィリエイトの場合、あくまで売りたい商材(広告案件)ありきで、キーワードを選定していく必要があります。
そのため、成約につながりにくいキーワードに関しては、全て「意味のないキーワード」として投げ捨てることも大切です。
- 〇〇の解約方法
- 〇〇で話題のCMの女優名は?
- 〇〇が炎上した理由 など
アフィリエイターの基本は「検索されたキーワードに対し、成約に結びつける記事を提供する」のが基本なので、
商品やサービスの解約方法や案件にでる女優名の解説をした所で意味がありません。(むしろこの辺はブロガーの領域となります。)
そのため、アフィリエイト広告と結びつきにくいキーワードがある場合には、一旦はそのキーワードからは遠ざかっておき、
まずは優先的に成約に結び付けやすい「申込前提のキーワード」や「情報収集のキーワード」から選んでいく方法がおすすめです。
人によって「どのキーワードまでなら成約に結び付けられるか?」と判断する基準がばらつくことも多いです。
ただ、あなたがキーワードを選んでいく中で「このキーワードは成約に結び付けられなさそう」と直感的に思ったものは、一旦は除外して大丈夫だと思います。
どこのキーワードまでなら成約に結び付けられるかは、アフィリエイターとしてのライティングテクニックに依存する部分が多いので、
まずは基本である「申込前提のキーワード」から攻略されることをおすすめします。
基本②:キーワードの調べ方を覚える!
ツールが基本?
結論から言うと、キーワードの選び方で、ツールだけに頼るのはあまり得策ではありません。
と言うのも、大半のアフィリエイターは次に紹介するキーワードツールを使って稼げるキーワードを選定するため、必然的にライバルの過熱が激しくなって、SEOに苦労しやすいからです。
とは言え、いきなり自分の力でキーワードを発掘しろと言われても、中級者クラスまでは結構しんどいと思うので、以下に代表的なキーワードアドバイスツールをまとめました。
- related keywords
- キーワードプランナー
- Googleトレンド
これらのキーワードツールは、最近は僕はほとんど使わなくなりましたが、今でも紹介するブロガーさんやアフィリエイターさんが多いので、まだまだ主流の方法なのだと思います。
ただ、大勢の人が使うツールという事は、それだけ競合しやすいキーワードが出てくるという裏返しでもあるので、その辺は覚悟した上で使うようにして下さいね!
ちなみに、ツールを使わないキーワードの選び方については応用編で詳しく解説しているので、ぜひ参考にして下さいね!
ちなみに。
僕も「related keyword」に関しては、今も時々使うことがありますが、よほどの新規ジャンルに参入する時じゃないと使いません。
というか、8年もアフィリをやってると、これらのツールを使わなくても大抵の案件やジャンルで稼げるキーワードの予測ができるようになるからです。
なので、最終目標としては「ツールなんか使わなくても大体のキーワード・SEO難易度・収益見込みの予想はつくよ~」と言う所まで目指しましょう。
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「related keywords」は、Googleのサジェスト検索を一発で表示してくれる、アフィリエイター御用達のベスト無料ツールです。
とりあえず、初心者の間はこれを使っておけば間違いありません。
検索結果の右側には、ヤフー知恵袋の結果も表示されるので、記事ネタに困った時などは、これらの検索結果や記事内容を参考にすると、コンテンツ内容を吹かす手立てとなりおすすめです。
基本②-2:キーワードプランナー
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Googleのキーワードプランナーも愛用する人がとても多いキーワードツールの一つです。
僕はさっぱり使わなくなりましたが、月間の検索ボリュームを提示してくれるので、見込み収益額を予測する時におすすめです。
ただし、キーワードプランナーはあくまでリスティング用のツールとなるので、
オーガニックの検索順位で1を取ったからと言って、キーワードプランナーが提示するアクセスが発生する訳ではない点に注意が必要です。
有効な使い方としては「アクセスは少ないけど、入札単価が高いキーワード」に関しては、SEOで狙い撃つことができれば稼げるお宝キーワードである可能性が高いです。
基本②-3:Googleトレンド
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これはGoogleの月間検索ボリュームを視覚的に比較することが出来るツールです。
たまに僕も使いますが、おすすめの使い方としては「どのビックキーワードを攻略していくか?」という様な大まかな戦略を練る時などにおすすめです。
例えば、金融案件で言えば「キャッシング・カードローン・即日融資」辺りがスーパービックキーワードになるんですが、これら3つのキーワードでどれがポテンシャルが高いのかを単純比較する時に使います。
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こうして比較した結果、一番アクセスの多いキーワードを軸として、コンテンツSEOを行っていくと、元々の検索ボリュームの多い市場を狙えるので、稼げるポテンシャルが高まるという理屈です。
ただし、稼げるポテンシャルが高くなるほどSEOは厳しくなるので、あなた自身の力量を見極めた上で、最適なキーワードや市場に飛び込むようにしましょう。
他にも、キーワード選定に関するアドバイスツールは大量に溢れかえっています。
もしあなたがもっと詳しいツール関連の情報を知りたい場合には、下にまとめた解説サイトが分かりやすいと思います。
特にSEOラボさんは、自社自らSEOツールの開発もしているので、とてもおすすめですよ。
基本③:Googleのルールを理解する
まずは従うこと
アフィリエイターとしての経歴が長くなってくる人ほど、Googleのアルゴリズムやルールに嫌気が差してくると思うのですが、そんな時こそ「ルールはGoogle」と念仏のように唱えながらアフィリエイトを続けましょう(笑)
Googleってつくづく頭悪いよなぁ~って思う時がある。
今のSEOのロジックは「文章は長い方がいい」が前提だけど、大衆なんて記事1本に書かれた1万文字をすべて読むわけがない。
にも掛からず「長文書いて、いい記事書いて」とかを推奨するから、若い子ほどアプリやSNSに流れちゃってる。
— ささみりん (@sasamirin333) August 4, 2019
僕もTwitterで愚痴のようなぼやきをつぶやきましたが、こんなことをツイートしても、結局、検索結果の上ではGoogleがルールなので、
「SEO対策をする=Googleの上で踊る」
こういう潔い諦めと覚悟で持って、キーワード選定と記事作成を行っていくようにしましょう。
- 同じキーワードは何度でも挑戦可能!
- 短い文章より長い文章が好まれる
- キーワードの頻度と分布に配慮する
ここでのトピックはキーワードの選び方と言うよりも、選んだ後の記事の書き方に関連した項目になりますが、記事を書く時のヒントとして頭の中にストックしておいて下さい。
基本③-1:同じキーワードは何度でも挑戦可能!
初心者のアフィリエイターになるほど問い合わせの多い質問ですが、選定したキーワードは何度でも目標キーワードに設定してサイトを作成して問題ありません。
むしろ、量産アフィリエイトを行う場合には、同じキーワードでサイトを量産し続け「どれか一つでも当たればラッキー」という精神で取り組んでも大丈夫です(笑)
何なら、同じキーワードで量産して、文字の配合を変える為に、文前・文中・文末はツール文章や外注文章を突っ込んで、キーワードの配列状況をアルゴリズムで分別できない状態にするのも一つの方法です。
別に「スパム行為=犯罪」って訳ではないので、この辺は色々とやってみると気付くことも多いと思います。
基本③-2:短い文章より長い文章が好まれる
Googleの大前提として「短い文章より長い文章がいい」と言うのは、明らかに今のSEOの状況を見ていれば断言できます。
と言うのも、Googleのジョン・ミューラーおじぃちゃんが以前、
あるテーマについて記事を書くとき、詳細ページを沢山作った方がいい?1記事に集中して書いた方がいい?
と言う質問に対して、以下のような回答をしているからです。
私からのアドバイスとしては、ページを分けるよりも1つのページを強くしていくことを勧める。
ゆくゆくは細分化してもいいが、一般的なサイトであれば初めのうちは大量にページを作成するよりも少数のページに集中したほうがいいだろう。
つまり、今のGoogleの傾向として、1つのトピックに対して短い記事を分けて作成するよりも、1つの記事に集中的に解説を載せたページの方が好まれる傾向にあるという事です。
たぶん、Googleの事情として「短い文章が雑多にあると評価しづらいからなのかな?」と思わなくもないですが、僕らアフィリエイターにとってはその辺事情はどうでもいいことです。
まずは1記事に出来る限り、詳細なトピック・情報・関連項目を盛り込んでいき、1記事1記事をモンスターページに仕上げて行きましょう(笑)
※ちなみに、これについての具体的な戦略については応用編で詳しく解説してあります。
基本③-3:キーワードの出現頻度と分布に配慮する
アフィリエイト用のキーワードを選んだ後は、実際に記事を作成していくことになりますが、選定したキーワードで上位表示や集客に成功させるためにも、SEO対策を意識した記事作成が重要となります。
このSEO対策を意識した記事作成のポイントについては、語れば山のように出てるので割愛しますが、一つだけ言うとすれば「選んだキーワードの出現頻度と分布に配慮する」という事です。
- 選んだキーワードが記事内での出現頻度の1位にする
- キーワードの出現頻度はライバルサイトの平均を取る
- 記事全体に選定キーワードを分布させる
簡単に言えば、目標となるキーワードを選定した後は、記事の中で出来る限り頻繁に利用して、記事内での出現頻度を1位にします。(出現頻度のチェックは「SEOチェキ」がおすすめです。)
そして、キーワードの出現頻度の割合については、平均は5%~10%前後になるはずですが、ライバルの上位10サイトの平均を意識するとスパム判定されるリスクは低いと思います。
そして、ここら辺がミソなんですが、作成している記事全体に選定したキーワードを分布させるように記事を作成させることで、Googleに対し「このキーワードについて詳しく書いてますよ」とアピールすることに繋がります。
この辺は正直オカルトと言うか、未検証・未確認な部分が多いんですが、体感的には一定の効果があるのでおすすめのライティングテクニックの一つです。
実際にやってみると、割とサラサラと書けるので、あなたもぜひやってみて下さい。
以上、ここまでが「アフィリエイトのキーワードの選び方」における基本的な部分の解説です。
もちろん、ここまでで「お腹いっぱいです」って場合には、スクロールを上に戻して、もう一度メモを取りながら読み返して行ってください。
ここから先は「キーワードの選び方(応用編)」の解説となるので、中級者や上級者向けのコンテンツと思って読み進めて行ってくださいね!
【応用編】ライバルに圧倒的な差を付ける!最強のキーワードの選び方!
アフィリエイトのキーワードの選び方としては、基本的なことだけでなく、次に紹介する応用的な選び方も知っておくと便利です。
特に初歩的なキーワードの選び方だけに限界を感じているアフィリエイターほど、これらの方法は有効に感じると思うので、自分の技としてマスターして下さい。
- キーワードの難易度を測る
- キーワードを調べる(応用ver)
- キーワード選定の基準を作る
これらの方法は、アフィリエイトでキーワードを選ぶ時だけでなく、ブロガーがキーワードを選定して記事を書く時にも有効な方法です。
以前解説した「ブログのキーワードの選び方」で解説した内容と多少内容は被りますが、復習も兼ねてぜひ読んで下さいね!
ここから先で解説するキーワードの選び方については、僕個人の体験談によるものや、8年のアフィリエイト人生の中で体感的に効果性が高いと感じたものをまとめてあります。
中には「そんなの真似できねぇよ」ってのもあるかもしれませんが、「自分のできる範囲でやること」や「どうすれば自分の真似できる範疇に収められるか」を考えることが大切です。
全てを一度にマスターする必要はないので、実践しやすそうな所から実践するようにして下さいね★
応用編①:キーワードの難易度を知る
ライバルとの比較で
基本編で解説したキーワードの選び方だけだと、不十分な要素があって、それが「ライバルの動向を加味したうえでキーワードを選ぶ」ということです。
SEO対策は相対評価で決まるので、稼げるキーワードがが分かっても、今のあなたの実力でそのキーワードで上位表示できる見込みがどれ位あるかを考える必要があります。
そこでおすすめしたいのが、以下の3つの指標を基準にして、今のあなたの実力で選定した目標キーワードを攻略できるかを判断するようにしてみて下さい。
- 敵の1.7倍~3.0倍を目標にできるか
- 検索結果(文字数・記事数・リンク数)
- 記事内容(キーワード数・単語数・デザイン)
この辺りはかなり力技の利いた手法、かつ、結果が出なかった時のショックが無茶苦茶でかい方法なので、実践するときはそれ相応の覚悟の上で実践するようにして下さい。
応用編①-1:敵の1.7倍~3.0倍を目標にできるか
画像(孫氏)
ちなみに「広域戦は敵兵力の1.7倍、局地戦は3.0倍で圧勝できる」と言っているのは、ランチェスター戦略を考案したランチェスター先生です。
画像は孫氏になってますが「敵を知り己を知れば百戦危うからず」の実例として引用させてもらいました。
どちらにしろ、自分(自サイト)の兵力と相手(ライバルサイト)の兵力の差がどれくらい開いているのかを、客観的に見れる指標がないと、狙ったキーワードで思ったように上位表示を狙うことができません。
そこで、僕が推奨しているのは、選定したキーワードで実際にGoogleで検索し、上位10サイトの情報を分析した上で勝てそうか否かを判断する方法です。
その指標となるのが「ライバルサイトの1.7倍~3.0倍ですべての要素を塗り替えることができるのか?」という視点です。
これ「結構なパワーゲームをやりましょう!」という発言になるんですが、外部リンクという資本力勝負以外の土俵で戦うなら、コンテンツという自力で戦うのが一番スマートだと割と本気で思ってます。
中には1本5万円の中古ドメインを毎月50個近く平然と買っていく、ど変態アフィリエイターもいる事を考えれば、たかが文字数で戦える土俵が残されているのはむしろありがたい事だと思えるかがポイントです。
応用編①-2:検索結果(文字数・記事数・リンク数)
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では、キーワード決定における具体的な戦力差の比較として、何を基準にすればいいのかというと「文字数・記事数・リンク数」をライバル分析の基軸として持つと分かりやすいと思います。
ライバルサイトとの比較方法 | |
---|---|
文字数 | 各エクステンションやアドオンなどで文字数カウントを導入してチェック。 |
記事数 | 「site:」検索等で記事のインデックス数を確認。 |
リンク数 | 「a hrefs」や「majestic SEO」等で被リンク数の確認 |
これら3つの数字を、ライバルサイトの上位10サイトの平均を取り、最終的に1.7倍~3.0倍で差をつけられそうと思ったのであれば、
たぶん、そのキーワードはかなりの確率で攻略が可能だと言えます。
逆に、それ以下の条件じゃないと戦えない時は、あなたが選んだキーワードで上位表示できる可能性は低いと言えます。
とは言え、ブログやサイトの立ち上げ直後は、記事数やリンク数がゼロなので、まずは文字数だけで比較するのも悪い方法ではありません。
ただ、上位表示できる見込みを少しでも高めるためにも、記事数やリンク対策も忘れず地道に続けていく事が大切です。
ちなみに。
過去に弱小キーワードを対象にして、ツール記事10万文字を新規ドメインにぶち込んで被リンクを送ったら、数日後には上位表示されていた事例はいくつかあります。
もちろん、強いキーワードになると、そういった小手先だけじゃ勝負が効かないので、最終的には総合的な勝負にはなります。
ただ、現代流のSEOの基本としては「どれだけ文字数を突っ込めるか?」だと思って下さい。
応用編①-3:記事内容(キーワード数・単語数・デザイン)
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文字数が多ければ多いほど選定したキーワードで上位表示できる期待値が高くなるのは間違いありません。
ですが、アフィリエイターならそこから一歩さらに踏み込んで、どういった記事の内容(いわゆるGoogleの定義するクオリティ)に近づけるかを考えることが大切です。
これも僕個人の感覚値での話になりますが、もし狙ったキーワードで上位表示をしたい場合は、
「キーワードの挿入回数・総単語数・UX/UI」をライバルとの比較基準として使うと、さらに上位表示できる見込みが高くなるという印象です。
上位表示サイトとの比較方法 | |
---|---|
キーワードの挿入回数 | 「SEOチェキ」などで、選んだキーワードの挿入回数が合計で何回なのかを上位10サイトの平均を取り、その平均値を上回るようにする。 |
総単語数 | 選んだ目標キーワードの出現頻度を1位にしつつ、該当ページでの総単語数が上位10サイト平均の1.7倍~3.0倍以上を目指す。 |
UX/UI | 要は「見た目や使い勝手のよさ」が充実しているか。ライバルサイト以上に整ったデザインを作れるのなら、それは間接的とは言え上位表示に貢献するケースが多い |
つまり、記事単体の勝負だけをするのなら、
- ライバルサイトよりも1記事あたりの文字数をとことん多くしつつ
- 選んだキーワードの挿入頻度の割合が上位10サイト平均と同程度なものを維持しつつ
- 挿入する総単語数が上位10サイトの1.7倍~3.0倍以上を目指す
ここまでの条件をクリアした記事なら、たとえあなたが選んだキーワードで上位表示が叶わなかったとしても、何らかの形で絶対に結果が出ると言えます。
大抵の場合、ここまでの努力をする前に力尽きるアフィリエイターがほとんどです。
つまい、逆に言えば、ここまで出来るようならあなたの独壇場で活躍できる場所が必ず生まれるという事です。
本当の意味でSEOに強い記事を書くという事はこういう事なので、選んだキーワードで上位表示できるかを占う指標として使いつつ、ライバルサイトに力技で勝つための手段としてもストックしておいて下さいね!
この記事も結局3万文字近い文章になっているのも、僕が狙っている特定のキーワードで上位表示できるかを占うためにやっています。
本当なら3万文字も書くくらいなら、3~5分割にして記事を投稿したいところですが、言ったからには実践事例の一つや二つは見せないとなと思い、こういう記事構成にしました。
3万文字くらいなら1日あれば余裕で書けるんですが、家事と並行しながらってのが地味に辛いところですかね…
応用編②:キーワードの調べ方を覚える!(応用ver)
応用編も実はある
応用編①では、アフィリエイトで選んだキーワードで上位表示ができる確率を判断するための方法や、上位表示するための記事作成のコツについて解説をしました。
ここでは、基本編②で解説したアフィリエイトで稼げるキーワードの調べ方の応用的な方法について解説したいと思います。
- ライバルから盗みまくる
- ニーズベースから逆算する
- Search Consoleに聞いてみる
「ブロガー向けのキーワードの選び方」でも解説しましたが、ツール依存でのキーワード選定だけだと、SEOが厳しくなりやすいです。
そのため、アフィリエイターとして一皮むけたいのであれば、いつまでもキーワードの選び方でツールに依存するのではなく、
今紹介したような、手動で地道にキーワードを調べ行く方法をマスターすることが大切です。
慣れたら今回紹介する方法の方が、より効率よく稼げるキーワードを調べたり選んだりする力が身に付くようになるので、とてもおすすめですよ。
応用編②-1:ライバルから盗みまくる
僕はよく「a hrefs」などを利用して、ライバルサイトが何のキーワードで上位表示しているのかを盗み見たうえで、それと同じキーワードを攻めこんだりしています。
また「ブロガー向けのキーワードの選び方」でも解説した通り、オーガニック検索の上にあるリスティング枠のメタ説明文に埋め込まれたキーワードを盗むことも多いです。
他には商品ページや公式サイトに書かれてあるキーワードなどもよく盗みます(笑)
盗めるキーワードは何でも盗んで、自分のアフィリエイトのキーワードの選定候補にいれて、上位表示できそうなキーワードを片っ端から攻略していきます。
みんながツールによるキーワードの選び方をしているなら、その裏を突いた方法でキーワードを選んでいくと、意外とボロいキーワードが見つかるのでおすすめです。
応用編②-2:ニーズベースから逆算する
絶賛放置中のブログのテコ入れのために、記事ネタ1000個のリストアップ完了。
えっ?1000個もホントに書いたのって?
ガチ勢になれば、それくらいは楽勝になるんですよw
あとは1記事づつ書いて行くだけさ~(白目) pic.twitter.com/HoH5cs4dfx
— ささみりん (@sasamirin333) July 31, 2019
大半のアフィリエイターはツールからキーワードを選ぶ方法しかやりません。
一方、僕は「このサイトテーマならこういう記事が響くんじゃないの?」という記事ネタやアイデアリストを先に1000個書き出すようにしています。
もちろん、すべての記事ネタが絶対に採用される訳ではないのですが、先に見取り図が完成するので、記事作成の時にも迷いませんし、
自分が集客したい見込み客の想定も容易にできるようになるので、この方法は地味だけどとても強力なキーワード選定の方法として威力を発揮します。
こういったツールベースではなく、ニーズベースからキーワードや記事ネタをひねり出せるようになれば、SEOとは関係のない集客方法ができるまであと一歩の所まで来ていると言えます。
ちなみに。
僕が運営しているオンラインサロンでは、サロンメンバー全員にまずは「〇〇なこと」を1000個書き出すように指示をしています。
みんな最初は「できねぇよ」って言うんですが、実際にやってみると色んな気づきや発見が各人それぞれにあるらしく。
こうした地道な基礎トレを自分の力でできる人が、やっぱり結果を残していくんだろうなぁとふと思ったりします。
応用編②-3:Search Consoleに聞いてみる
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これは多くのブロガーやアフィリエイターがやる手法です。
事前にGoogleのSearch Consoleに登録しておいたサイトのデータを元にして、実際にあった検索クエリをリストアップしていく方法です。
この検索クエリの内容を元にして新規の記事作成繋げるもより、手持ちの記事に不足しているキーワードの挿入対策に使うもよし、色んな使い道があります。
他にもSearch Consoleを使って、記事タイトルの修正やmeta descriptionの修正に使う方法もあります。
例えば、Search ConsoleのURL分析で、クエリが集中しているキーワードに関しては、あえて説明文にそのキーワードを挿入することで、記事タイトルのクリック率が高くなったりします。
今のGoogleはmeta descriptionは読まないルールですが、検索結果には表示されるので、検索結果のクリック率を高める小手先の技術として知っておくと、ちょっとだけお得です。
応用編③:キーワード選定の基準を作る
マイルールを作る
アフィリエイトにおけるキーワードの選び方の最後のポイントは「キーワード選定の基準を自分で作る」ということです。
というのも、ここまで散々偉そうに解説してきてアレですが、僕だって毎回こんなクソ丁寧なキーワードの選び方なんてやりません。
むしろ、ある程度の弱小キーワードであれば大したリサーチもせず、適当に「まぁいけるっしょ」と軽い気持ちで作ったりしています。
ただ、僕の中で「絶対負けられん勝負やな」と思ったキーワード(特にサイトトップのキーワード)に対しては、これだけ丁寧なリサーチや対策をした上で、キーワード選定や記事作成を行います。
要は「手を抜ける所は手を抜いて、決めるべき所はガチでやる」という、僕なりのキーワード選定の基準があるからです。
- 自分のルールに従って時間短縮!
- 見出し構成だけは妥協しない
- 足すより分ける方が簡単
僕はキーワードの選び方として、アフィリエイトに関してはある程度システマチックに、ブログに関しては戦略的に決めている節があります。
というのも、アフィリエイトに関してのキーワードは商標メインとなるので、基本的にそこまで頭を使う必要がないからです。
一方ブログに関しては、僕自身が慣れていないと言うのもありますが、それ以上に、実験的な場所として活用したいので、時間をかけて作っているという側面が強いです。
この見出しでは、そんな8年アフィリエイトを続けてきた僕だからこそ言える、キーワードの選び方のルールについて解説したいと思います。
応用編③-1:自分のルールに従って時間短縮!
さっき、キーワードの選び方は「アフィリエイト関連ならシステマチックに、ブログは戦略的に決めている」と言いました。
これをもう少し細かく言うと、
アフィリエイトサイトは基本編①で紹介したキーワードの選び方でさっさと決めて、あとは外部リンクや文字数勝負に持ち込んで戦った方が時間短縮につながると割り切って作業しています。
一方、ブログ運営の時やコンテンツSEOが極まってきた時は、応用編で紹介したようなキーワードの選び方を行い、アクセスボリュームを担保しつつ、質の高いキーワードを吟味していきます。
大切なのは、アフィリエイトにしろブログにしろ「キーワードの選び方として自分のルールを持って選定できるか?」ということが大切です。
と言うのも、キーワード選びでいつまでも時間を掛けるくらいなら、さっさと決めて記事作成に移った方が、サイト作成全体の時短効果が高いからです。
少し厳しいことを言うと、
特に初心者アフィリエイターになるほど、キーワードの選び方一つでうんうんと悩みがちですが、「最初から一発で結果なんて出ないんだしw」と開き直って、えいやと目標キーワードを選んだ方が話しが早いです。
特に、キーワードの選び方に関する嗅覚は、サイト作成やSEO対策を繰り返すことで、だんだんと鍛えられていくケースがほとんどです。
なので、初心者という自覚がある人ほど、最初はごちゃごちゃ考えず基本編で解説した内容を愚直に繰り返して実践した方が、結果が出やすいと思います。
応用編③-2:見出し構成だけは妥協しない
ただし、キーワード選定に時間を掛けない僕でも、すべての記事作成において見出し構成だけは一定の時間をかけるようにしています。
というのも、基本編③-3で解説したように「キーワードの出現頻度と分布に配慮する」一番効率のよい作業のタイミングは、見出し構成を考えるタイミングだからです。
見出し構成や文章構成の基本については、ささみサロンで解説をしたのでここでは割愛しますが、詳しくはSDS法やPREP法などで検索すれば、それっぽい解説記事がたくさん出てくるのでぜひ参考にして下さい。
僕の場合は、複数の文章構成の型を当てはめた上で記事を作成しますが、そのタイミングで、記事全体に選んだキーワードがきれいに分布するような文章構成を作ってから記事作成に取り掛かります。
今回の記事は全部で3万文字になりましたが、それはたまたま3万文字になったのではなく、狙って3万文字にするための文章構成とキーワード構成を考えたからです。
つまり、本当に選んだキーワードで上位表示(or集客)を目指したいのであれば、選定に掛ける時間以上に、見出し構成に掛ける時間に割いた方がよい記事や結果が得られるということです。
応用編③-3:足すより分ける方が簡単
また、「3万文字の記事を1度に書き起こすのはしんどくありませんか?」と聞かれそうですが、そんなことはありません。
むしろ、僕の体験として、すでに完成した1万文字の記事に2万文字を追加するよりも、一発で3万文字の記事を作成する方が遥かに楽勝です。
また、一度完成した記事のコンテンツを増量させるのは苦しくても、すでに完成したコンテンツを分割して再アップすることは、すごく簡単です。
なので、仮に今回の3万文字の記事が、万が一、何の集客効果を産まないのであれば、読みやすく1記事5000文字~7000文字に分割して、記事の投稿数を稼ぐ目的として運用方法を変えれば良いだけの話です。
つまり「記事は足すより分ける方が簡単」という事実を知っておけば、キーワードの選び方に対する考え方や攻略方法の意識もかなり変わってくると思います。
この記事のトップに戻れば気付くと思いますが、実は僕の今回の記事構成は簡単にメインコンテンツ部分を3分割できるような構成にしてあるんです。
その文章構成にしてあることで、3分割にしたい時は導入と結論部分だけを新たに文章作成をすれば、1記事を3記事に分割できるので、記事数を増やすことも簡単にできます。
これが3つの記事を1つにまとめるとか、1万文字の記事を2万文字に増やすとなると本当に大変で面倒なので、「足すより分ける方が楽」はぜひとも覚えて損はないテクニックだと思います。
【実践編】トップアフィリエイターが実践するキーワード選定後のサイト構成事例!
ここまでの文章についてきて読んでくれているあなたは本当に凄いです。
たぶんここまで来たら、ミエルカとかで調べたら0%が出るんじゃないのかなと思うんですが、
そこまでして読んでくれたあなた限定で、最後に僕のサイト事例を少し教えちゃいたいと思います。
- サイト単位での構成のコツ
- カテゴリー単位での構成のコツ
- 記事単位でのキーワード構成のコツ
最後の実践編の項目では、僕が実際に今も現役で運用するアフィリエイトのキーワード構成の事例について解説していきます。
SEO塾などでも推奨されているキーワード構成の方法なので、もしあなたが本気でコンテンツSEOに取り組みたいと考えている時には、
何十回も読み直して、自分の技術として完全コピーを目指して頑張って下さいね!
実践編①:サイト単位での構成のコツ
サイト構成を考える
ペラサイトの場合は、1ドメイン1キーワードの構成になりますが、コンテンツSEOを考える場合は、トップ・カテゴリ・個別記事の3つの要素でキーワードの選び方を考えていく必要があります。
- トップ⇒ 最終目標となるキーワード
- カテゴリ ⇒ ミドルクラスのキーワード
- 個別記事 ⇒ テールキーワード
あなたが作成するサイト規模の大きさにもよりますが、今回解説する内容は10記事~30記事前後で構成するミニサイトの場合でも当てはまるので、ぜひ参考にして頂けたら幸いです。
実践編①-1:トップページのキーワードの選び方
ブログの場合、ブログタイトルは「広く・遠く・かっこよく」を意識して決定することが大切でした。
これは記事の作成が永遠と続くブログ形式だからこそ、運営者自身の目標や人生を現したようなタイトルに設定した方が、ブログタイトルに縛られて掛ける記事テーマが制限される問題を解消するためです。
一方、アフィリエイトの場合は、最終目標となるキーワードを含めたサイトタイトルを構築することをおすすめします。
というのも、今のGoogleは専門性に特化したサイトの情報を好む傾向があるので、何か一つのテーマについて徹底的に語りつくしたサイトの方が評価が高いとされているためです。
なので、アフィリエイトサイトにおけるキーワードの選び方のコツとしては「最終目標となるビックからミドルクラスのキーワード」を設定するのがおすすめです。
実践編①-2:カテゴリトップのキーワードの選び方
次にカテゴリトップのキーワードに関しては「ミドルクラス」か「商標名」のキーワードを選ぶのがおすすめです。
例えば、脱毛サロンのアフィリエイトサイトを作成する場合、カテゴリートップには具体的なサロン名や脱毛のミドルクラスのキーワードを設置します。
画像
そうすることで、カテゴリートップに記事を突っ込んでいくほど、カテゴリートップ自体に内部リンクが強化されていき、自然と上位表示や集客効果が上がっていくことになります。
この辺の解説については、この後の実践編②「カテゴリー単位での構成のコツ」で詳しく行うので、少々お待ち下さい。
実践編①-3:個別記事のキーワードの選び方
各カテゴリに所属する個別記事については、とにかくスモールキーワードにこだわって、一つ一つ結果を積み重ねていくことが大切です。
個別記事の存在は、将棋で言えば「歩」、チェスで言えば「ポーン」と同じような存在です。
ですが、彼らを地道に鍛え上げていく事で「と金」や「プロモーション(昇格)」が起こり、サイト全体の底上げをしてくれる心強い存在になってくれます。
いわば、アフィリエイトやブログにおける個別記事というのは、最弱だけど最強の柱となってくれる大切な存在です。
なので、個別記事に対してのキーワードの選び方は「1記事につき1スモールキーワード」を設定し、小さく勝利を積み重ねていく設計にすることが大切です。
実践編②:カテゴリー単位での構成のコツ
ミドル攻略の要
アフィリエイトでキーワードを選ぶ時に、重要になるのがカテゴリー単位でのキーワードの構成をどうするかです。
一般的なセオリーとしては、ドメイントップを最終目標となるビックorミドルクラスのキーワードを選定した後に、
ドメイントップを支持するようなミドルクラスのキーワードや商標キーワードを設定するのがおすすめです。
- カテゴリートップの意味を考える
- カテゴリートップの記事は必ず作る
- カテゴリートップは小規模サイトのイメージで
コンテンツSEOを基準として考えた場合、カテゴリー単位での記事構成は、小規模サイトを作成するようなイメージで作るのがおすすめです。
言い換えると、そのカテゴリの記事をすべて読めば、そのカテゴリー領域の情報はすべて分かった状態になれることを目指して、記事を作成していく感じです。
要は、ペラサイトの集合体が小規模サイトであり、小規模サイト(≒カテゴリー)の集合体がコンテンツ型サイトというイメージで考えると分かりやすいかと思います。
実践編②-1:カテゴリートップの意味を考える
カテゴリートップは、ミドルクラスのキーワードか商標名キーワードで記事を作成するのがおすすめです。
特に大規模コンテンツになるほど、ミドルクラスのキーワードと商標キーワードの併用をしたタイプのサイトが目立ちます。
そのため、キーワードを選ぶ時の方法として、予めこれから作成するサイトの簡単な設計図やカテゴリー構成を作成した上で、キーワードを選ぶようにしましょう。
実践編②-2:カテゴリートップの記事は必ず作る
もしあなたが本気でコンテンツ型サイトを完成させたいと考えるのであれば、
カテゴリートップにもきちんと記事を作成し、その下に関連記事として同じカテゴリーの記事が表示されるような設計を作る方法がおすすめです。
そうすることで、カテゴリートップにアクセスやリンクジュースが集まり、ドメイントップに還元されるようになるので、結果的にサイト全体のSEO効果の上昇にもつながります。
逆にblog形式の場合だと、下手にカテゴリトップに記事を挿入すると、カテゴリの編集作業の時にかえって邪魔になる時もあるので、
ブロガーの場合はカテゴリートップの記事挿入は慎重に考えるようにしましょう。
実践編②-3:カテゴリーは小規模サイトのイメージで
1ドメインあたり5記事~30記事前後を挿入したサイトを小規模サイトと僕は読んでいますが、
コンテンツを支持する各カテゴリーの記事構成などは、小規模サイトのイメージで構成していくとやりやすいと思います。
ブログの場合は、何となくで記事を振り分けていってもいいですが、アフィリエイトサイトの場合は、より専門的なものを目指す必要があるので(でないとSEOで勝てないので)
カテゴリーの構成も小規模サイトを作るようなイメージで設計していく事をおすすめします。
実践編③:記事単位でのキーワード構成のコツ
深く・狭く・専門的に
アフィリサイトの個別記事においては、キーワードの選び方は「スモールキーワードに徹底してこだわって選ぶ」のがおすすめです。
中には例外的に個別記事がミドルキーワードで上位表示することもありますが、それはどちらかと言えば例外的なケースと言えます。
そのため、基本は個別記事におけるキーワードの選び方はスモールキーワードにこだわって選んで、小さく勝利を積み重ねることを基本戦略として選ぶ方法がおすすめです。
- 適材適所にキーワードを挿入
- 見出し構成を先に作る
- 本文中もキーワードは挿入し、言い換えも使う
この辺りはペラサイト作成における記事作成やキーワードの選び方にも共通している部分が多いです。
また、キーワードの選び方(基本編①)と共通している部分も多いので、最後のおさらいも兼ねて読み進めて行って下さいね!
実践編③-1:キーワードは適材適所を挿入
アフィリエイトで個別記事に使うキーワードを選んだ後は、以下の部分でそれぞれ選んだキーワードを挿入することが大切です。
- 記事タイトルに1~2回
- 記事の見出しに50%前後
- 記事本文に5%~10%前後
これくらいの回数と頻度で個別記事にキーワードを挿入することで、あなたが選んだキーワードで上位表示を果たす下準備が出来たと言えます。
ただし、個別記事で上位表示を狙うためには、文字数やキーワードの挿入回数などはもちろん、サイト全体の記事数やリンク数といった総合的な評価も関連する点を忘れないでください。
この辺りの詳しい情報は応用編①を参考にして下さい。
実践編③-2:見出し構成を先に作る
キーワードの選び方の応用編③-2でも触れたとおり、個別記事でも見出し構成は絶対に妥協せずにじっくりと考える必要があります。
- キーワードを適切な頻度で見出しに加えられているか?
- 見出し構成だけで記事全体の要点がつかめるか?
- 見出しに沿って文章を書けば、ライバルの文章量を超えられるか?
これらのポイントを意識しながら記事の見出し構成を書いていくと、無駄のない文章構成を満たしつつ、選定したキーワードで効率よく上位表示が狙える記事作成ができるようになります。
文章構成が上手い人はもれなく見出し構成が上手いので、記事作成のクオリティを高めたい場合は、目指したい人達の見出し構成をマネするようにしましょう。
実践編③-3:本文中もキーワードは挿入し、言い換えも使う
また選定したキーワードを確実に上位表示に導いていくためには、個別記事全体にどれだけキーワードを分布して挿入することができるかが大きなポイントとなります。
また、選んだキーワードをのまま使い続けるのではなく、時にはあえて言い換えた言葉を使うことで、
記事全体の総単語数を増やることに繋がり、後日Search Consoleで検索クエリを調べると、思わぬキーワードでの集客にも成功していることに気が付くはずです。
ドメイントップは大胆に。個別記事は専門的に!
今回は「アフィリエイトのキーワードの選び方」というテーマで、8年間アフィリエイトをやってきた僕が、体感的にも効果を感じた選び方やキーワードを選んだ後の記事作成のコツなども含めて解説をしました。
また、今回の記事は実験的な意味も含めて、1記事3万文字という暴挙に出ましたが、ミドルクラス以上のキーワードでは普通の戦略となるので、今のうちから長文作成に慣れておくことをおすすめします。
確かに、慣れない間は1記事3万文字で1つのテーマ(今回なら「アフィリエイトのキーワードの選び方」)に絞って書くことは相当難しいと思います。
ですが、1つのテーマでも長文作成が可能なライティングスキルと、今回話したような戦略的にキーワードを選ぶ力が合わされば、今のGoogleのSEO対策のほとんどはクリアしたも同然です。
特にアフィリエイトのキーワードの選び方のほとんどは、ツール依存のアフィリエイターがほとんどなので、応用編で話した内容が本当にボディーブローのような威力を発揮します。
長文作成に関しても、大抵のなんちゃってアフィリエイターやブロガー達は「おすすめのキーワードツールや使い方を紹介するよ~」みたいな無難で価値のうっすい記事で逃げて、
僕みたいな「キーワードの戦略的な選び方」みたいなガッチガチの専門記事を書こうとしません。(というか、書ける力が根本的に欠けているんだと思います。)
ですが、長文作成にしてもキーワード選定にしても、今回話したような地力を身に着ける努力をしないければ、いつまで経っても、アフィリエイトやSEOで満足な結果を出すことは難しいです。
だからこそ、今回話したアフィリエイトのキーワードの選び方や、キーワードを選んだ後の戦略や戦術部分の話を何度も読み返して、
あなた自身の実力の底上げに役立てて下さいね!
もし今回話した内容で、疑問点や分からないことなどがあれば、お気軽にコメント欄にご連絡下さい。
ただ、オンラインサロンに参加して頂ければ、毎日SNSでほぼリアルタイムで返信ができるので、とてもおすすめです。
オンラインサロンは初月無料で募集中なので、あなたもぜひ参加して下さいね!