ChatGPTの登場により、人が記事を書かなくてもAIが自動で記事を作成してくれる時代になりました。でも、ChatGPTの登場によってブログはオワコンにならないのか、あなたも不安に感じますよね?
結論から言えば、これからもブログは安定して稼げると断言します。
理由は色々ありますが、簡単に言えば以下の5つの視点から、ChatGPTがどれだけ進化しても、ブログがオワコン化することは絶対にないと断言できます。
- “ログ”としての価値
- 個人的・主観的な発言
- ブログファンの存在
- センシティブな発言
- 多様性の問題
- 習慣的な問題
簡単に言えば「個人的な体験記をまとめたブログがあって、その”ログ”が見たいブログファンにとっては、ChatGPTの情報はゴミ同然」になるからです。
もちろん、ChatGPTによって廃れるブログ(これは後述)もありますが、基本的に真面目にブログを続けている人にとっては何の影響もない存在だと思って大丈夫です。
今回は他のブログではあまり触れられていない「ChatGPTが登場しても、絶対にブログはオワコン化しない”根本的な理由”」について、分かりやすく解説します。
また、普段はささみサロンでブログに関するノウハウを1,000本以上公開しているので、あなたも今すぐささみサロンに参加して、本物のブログノウハウをゲットして下さいね!今なら無料で参加できますよ!
よく分かる目次
なぜChatGPTの登場によりブログがオワコンと言われるのか?
なぜオワコン?
ブログがオワコン?
恐らく、これを読んでいる多くの人は「ChatGPTが登場したからブログはオワコンなんじゃ…」という不安をなんとなく感じていませんか?
確かにChatGPTは、Google検索よりも早く正確にあなたが望んだ回答を返してくれるだけでなく、こちらで指定した内容の記事まで書いてくれるので、「もうブログはオワコンでは?」と感じてしまいますよね。
でも、どうして「ChatGPTの登場 ≒ ブログがオワコン」になるのでしょうか?
実は過去にChatGPTが登場した直後にYouTubeLIVEでセミナーを開催したのですが、その時に予想した内容が次々と当たっています。
上のライブセミナーは2023年の3月(ChatGPT3.0が世界的にバズった時期)に開催したものです。
当時「生成AI」や「大規模LLM」という言葉がまだなかった時から、「ブログがオワコンになることはない」と結論付けていますが、セミナーで予想した内容のほとんどが的中しています。
これは占いでも何でもなく、ただ単純に事実を拾っていくとそういう結論しか出なかっただけなのですが、当時から言われている「ChatGPTでブログがオワコン化する理由」について順番に紹介したいと思います。
- 誰もGoogle検索を使わなくなるから
- 自分で書かなくてもChatGPTが書くから
- ChatGPTの方が要点をさっさと把握できる
- ChatGPTの方が柔軟な回答に対応できる
結論から言えば、これらの主張は正しい側面もありますが、ブログがオワコンになる直接要因としてはパンチ不足だと考えています。
以下にそれぞれのChatGPTでブログがオワコンになる理由の詳細と、それに対する反証を簡単にまとめてみました。
オワコンと言われる理由①:誰もGoogle検索を使わなくなるから
オワコン派の主張①
ChatGPTが登場した瞬間からよく言われるのが「Google検索よりChatGPTの方が優秀だから、みんなGoogle検索から離れるのでは?」という主張です。
たしかに、過去にささみりんも「Googleのオワコン説」について書きました。でも、ネットユーザー”全員”がGoogleから離れるには、あなたが思っているより、相当に長い時間が必要になります。(たぶん30年くらいは掛かるかと)
理由として、新しく便利なものを素早く受け入れる人間の方が少数派で、慣れ親しんだものを使い続ける人間の方が大半だからです。
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ChatGPTでブログがオワコンにならない理由①
ChatGPTが完全に浸透するには時間が掛かる
テレビ世代 検索世代 SNS世代 AI世代
60代~50代 40代~30代 20代~10代 10代以下
いわゆる「平均的なおじいちゃん・おばあちゃん」の世代は、情報収集の基本はテレビや新聞で、スマホは使うけど微妙に使いこなせていない状態だと思います。
これと同様に、今どきの30代~40代は「ググれカス」で育った世代なので、SNSよりもGoogle検索から調べ物をすることが多い世代です。逆に10代~20代はGoogleよりもSNSでの情報収集がメインとなっています。
こんな風に一度慣れ親しんだ情報収集の方法をいきなり大きく変えることに抵抗を感じるのが大体の人間です。つまり、いくらChatGPTが便利でも、自分なりの情報収集が固定化された人にはなかなか受け入れられないのです。
この流れを踏まえると、仮にChatGPTのような生成AIが時代の中心に来るとしても、あと30年くらい時間が掛かると思うので、僕らが副業で稼ぎたいと考えている期間を考えたら心配する問題ではないと思っています。
オワコンと言われる理由②:自分で書かなくてもChatGPTが書くから
オワコン派の主張①
また「ChatGPTがブログ記事を大量に生成するから、ブロガーの仕事がなくなる」という主張も多く見受けられますが、これも筋の悪い主張だと思っています。
たしかに、ChatGPTは休むことなく記事を書いてくれるので、プログラムをいじれば、自動でブログ記事を投稿し続けるChatGPTブログも作れます。(というか、実際に過去に作成したものをYouTubeで公開済みです。)
ただ、こうしたChatGPTだけで自動生成したコンテンツを明らかにGoogleはスパムの対象としてペナルティを課すよう動いています。
大量生成されたコンテンツの不正使用とは、ユーザーをサポートすることではなく、検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを生成することを指します。
(中略)
大量生成されたコンテンツの不正使用の例には次のものがあります
・生成 AI ツールまたはその他の同様のツールを使用して、ユーザーにとっての価値を付加することなく大量のページを生成すること
・コンテンツを大量生成したことを隠す目的で複数のサイトを作成すること
・検索キーワードは含んでいるものの、閲覧者にとってほとんどまたはまったく意味がないコンテンツのページを大量に作成すること
上記のウェブ検索ポリシーに従って、Googleは今まで以上にChatGPTなどで自動作成したコンテンツに対して厳しくジャッジをしてくると予想されます。
実際、ChatGPT3.0が登場した翌2024年3月にはスパムアップデートを実行し、自動生成されたコンテンツに対してアルゴリズム処置を行ったことを発表しています。
今後も生成AIとアルゴリズムのいたちごっこは続くでしょうが、検索品質を守るためにもGoogleは全力で生成AIを排除するアルゴリズムを開発し続けると予想できます。
当たり前ですが、ChatGPTだけで作ったコンテンツがNGなだけであり、ChatGPTを上手く活用したコンテンツはOKです。
むしろ、これからのブログは「ChatGPTなどの生成AIをどう活用するか」が重要になっているのは言うまでもありません。
この辺の詳細を知りたい人は、ぜひ下の記事をチェックして下さい。
オワコンと言われる理由③:要点をさっさと把握できる
オワコン派の主張③
ささみりんが思う「ブログのオワコン化」で感じるのは「ChatGPTの方が表面的な要点を素早く把握できる」という点です。
以前「Googleのポンコツ化」で話しましたが、知りたい情報を検索したときに、関係のない広告が大量に出てくるGoogle検索より、ChatGPTの方が表面的な情報を素早く把握できます。
最近はGoogleもSGEというシステムを採用しましたが、そのせいで検索結果が見づらくなってしまい、それはそれで使いづらい印象も感じてしまいます。
また、検索結果で表示されるサイトの多くが、要点の得づらい記事が多く、無理やりすぎるアフィリエイト広告も多いです。そのため、何か情報を知りたくても、複数サイトを読み取って全体の趣旨を把握する手間が掛かります。
一方、ChatGPTなら一瞬で要点をまとめて回答してくれるので、何度も検索するよりも、ChatGPTに聞いた方が早い場面はすごく多いと感じています。
かといって、コンテンツの充実(コンテンツの冗長化)をしないと検索上位に載らない現状のアルゴリズムをGoogleが解消できない限り、この辺の優位性は今後もChatGPTにあると考えています。
オワコンと言われる理由④:柔軟な回答に対応できる
オワコン派の主張④
Google検索でひたすら調べても答えが見つからなかった時に、ChatGPTで聞くと秒で解決する問題。というのが割と多くあります。
一番便利に感じるのが「プログラムコードの開発」です。
ささみりんはノンプログラマーですが、ChatGPTに要望を伝えて書かせたコードを使って、すでにpythonでいくつかの自動ツールの開発と、作業の自動化に成功しています。
他にも、コードエラーの修正や、文章の添削、画像の生成など、今までのGoogle検索では絶対に対応できなかったことがChatGPTなどの生成AIで出来るようになったのは大きいと感じています。
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GoogleよりChatGPTの方が優れている点
コード作成 文章添削 画像生成
ChatGPT3.0が登場して以来、Googleは大慌てで「Google Bard(現:gemini)」を開発していますが、使い勝手は正直微妙です。
むしろ、Bingで提供している「Copilot」の方が検索結果を反映させた解答をしてくれるので、生成AIの分野ではGoogleは大きく後れを取っているという印象があります。
そういう意味でも、ユーザーの一部がGoogleからChatGPTやCopilotなどに移動するというシナリオは十分ありえるとは思います。
ChatGPTがどれだけ進化してもブログがオワコン化しない理由
オワコンかしない理由
オワコン化しない
ここまではChatGPTが登場した直後に言われていた主なブログがオワコンになる理由を紹介しました。けど、ChatGPTが登場して1年以上が経ちますが、未だにブログは衰えていません。
当時から「ChatGPTくらいじゃブログはオワコンにはならん」とYouTubeLIVEで宣言していたささみりんですが、今のところその予想は的中しています。
そして、以下の理由より、今後もChatGPTがどれだけしようが絶対にChatGPTが原因でブログはオワコンになることはないと断言できます。
- “ログ”としての価値
- 個人的・主観的な発言
- ブログファンの存在
- センシティブな発言
- 多様性の問題
- 習慣的な問題
すごく簡単に言えば、ブログの特徴は「個人の個人的・主観的な体験や、意見が分かれそうな”きわどい発言”をログとして残せる」のが強みなのに対し、ChatGPTは「平凡で無難な回答を答える」のが強みです。
つまり、ChatGPTがどれだけ進化発展しようが、どこぞの企業が提供するサービスであり続ける限り、個人的な意見や、倫理的・社会的に反する恐れのある発言は絶対にできないのです。
実際、ChatGPTに対して、エロやグロはもちろん、慎重な発言を求めると頑なに回答を拒絶します。(もちろんジェイルブレイクをするなら話は別ですが…)
他にもブログ本来の意義や価値を見据えていくと、ChatGPTとは根本的に存在価値も意義も違うことが分かります。以下は、ChatGPTが原因でブログがオワコンになることはないと断言する理由です。
オワコン化しない理由①:”ログ”としての価値
オワコン化しない理由①
冒頭で話した通り、本来ブログとは「Web Log ≒(ネットに記録を残すサービス)」として誕生しました。つまり、ブログ本来の強みとは「あなた自身が体験したり、感じたことを日記として残していくこと」にあります。
そしてログ(コンテンツ)が増えるにつれて、あなたの体験や言葉に共感した人が増え、「この人のブログが読みたい」という動機でブログファンが増えていくのが、ブログ本来のあり方と言えます。
一方、ChatGPTにはこうした「この人のブログがみたい」という動機が薄く、「単なる調べ物」という意図で利用されることが中心です。
つまり「あなたのブログファン」を増やす”ブログ本来のコンテンツ”を続ければ、それだけでChatGPTとは完璧な棲み分けができるようになるのです。
例えば、今でも根強い人気のある積立投資のブログですが、これはその人の個人的な投資記録が大量に集まった非常に貴重なブログだからです。
特にブログは、動画と違って、過去記事を簡単に検索できて記事もザッと読むことができます。そのため、ログを残すことに価値が産まれるコンテンツ作成と非常に相性がいいです。
もしこれからブログに挑戦するときは、そうしたあなたの個人的・主観的な経験をログとして残し続けるカテゴリーを作っておくと、後々にすごくいい結果に繋がります。
一時期、YouTube界隈でもVlog(Video-Log)が流行りましたが、YouTubeのVlogが主流になれないのは「過去ログを見るのが面倒臭い」からだと言えます。
仮に、その人の個人的な体験を10分や20分の動画にまとめたところで、それを過去に遡ってチェックするのはかなり面倒です。また動画1本あたりの制作コストから考えてもあまり現実的ではありません。
むしろYouTubeなどの動画サービスは、ログとしての価値より「今」を切り抜く手段として優秀だと思います。”今”流行っているものや”今”起きていることを伝えるのが動画本来の価値であり、ブログとの違いなのかなと考えています。
オワコン化しない理由②:個人的・主観的な発言
オワコン化しない理由②
例えば、トロッコ問題への回答や、安楽死や死刑に関する話題など、100:0で答えを出せない質問に対して、ChatGPTは頑なに明確な回答を拒否します。(できても「慎重な議論が必要です」と答える程度です)
これはChatGPTが、特定意見の肩を持つことを避けるためです。
つまり、少しでも意見が分かれそうな質問には、ChatGPTは「答えれません」となるため、そこに僕らブロガーの個人的・主観的な意見が生きる場面が増えるのです。
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ブログ本来の強み②
「個人的・主観的な発言」ができること!
質問:安楽死は認めるべき?
答えれません Yes!or No!
ChatGPT 人間
最近のSNSは「正義マン」による”さらし”や”炎上”が日常茶飯事となりました。ちょっとした事でも上げ足を取ったり、本来の意図とは違う解釈に捻じ曲げられて炎上することは決して珍しくありません。
こうしたリスクは常にSNSには残り続けますが、ブログにはそういった不安が皆無になります。
ドメインのwhois情報を代理公開にしコメント欄を封鎖するだけで、あなたのブログは「無敵」になり、さらしや炎上を恐れず言いたい事を堂々と言えるようになります。
そして、炎上を恐れずに発したメッセージに共感する人達は少なからず存在し、それがあなたにとっての新しいブログファンに繋がるのです。
一時期、「保育園落ちた日本死ね」というブログ記事がバズったことがありますが、あぁいう発言が許されるのもブログならではと言えます。
実際、最近のYouTubeやTikTokなどは「死ね」とか「殺す」という暴力的なフレーズが入ると、動画を削除する(または収益をはく奪する)アルゴリズムが走っているため、ここまで拡散されなかった可能性があります。
何より、動画だと正義マン達による”特定”や”さらし”もあるので、意外とSNSは言いたい事が言えないツールでもあるのです。そういう意味でも、言論の自由は一番ブログが保たれているのかなと思ってます。
オワコン化しない理由③:ブログファンの存在
オワコン化しない理由③
先の「保育園落ちた~」ではないですが、ChatGPTが言わないような暴言・暴論が、時として多くの人の感情を揺れ動かすときはよくあります。
つまり、あなたの言葉がどれだけ拙くとも、そこに感情が乗っていれば、必ずあなたに共感した人は現れるということです。
実際、ささみりんが始めてアフィリエイト報酬を出したのは、たった600文字のペラサイトからでした。今見ても本当に酷いサイトですが、それでも、そこから報酬が生み出されたのです。
本来、ChatGPTのような理路整然とした論述も、有名インフルエンサーのような華やかなブログも必要ないのです。あなた自身の思いを書けば、必ず共感した人が現れ、そこからファンが産まれていくのです。
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どんな言葉でも共感する人は必ずいる!
うんこっこ 保育園落ちた NHKをぶっ潰す
SNSを見ていても「なんでこれが人気なんだろう?」と理解に苦しむアカウントを見かけることがあると思います。
けど、それこそが今の時代なのです。
あなたがどれだけ「下らない」と感じたものでも、それが「いい」と思う人が必ずいます。それと同じで、あなたが「いい」と感じたものを、「いいね」と感じる人も必ずいるのです。
ChatGPTがどれだけ発展しても、ブログがいいと感じる人はいるし、あなたのブログが「一番いい」と言ってくれる人は必ず存在します。それが今の時代なので、ブログがオワコンになることはありえないのです。
オワコン化しない理由④:センシティブな発言
オワコン化しない理由④
ChatGPTが極端に嫌うコンテンツとして「ポッカキット」などのセンシティブな塊のコンテンツが挙げられます。(閲覧注意です。)
これはChatGPTなどの生成AIが企業が提供し続けるサービスであり続ける限り、たぶん一生超えられない壁なのではと思っています。
つまり、エロとかグロとか、そういうセンシティブなコンテンツに対しては、ChatGPTなどの生成AIは極端に忌避するため、そこにブログが生き残る道筋が非常に多く残されているという考え方です。
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ChatGPTでブログがオワコンにならない理由
センシティブなコンテンツと相性がいい
エロ グロ ヘイト
2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)では、昔からエロ・グロはもちろん、攻撃的・差別的発言などは当たり前のように行われていましたが、こうしたセンシティブなコンテンツはChatGPTは絶対に行いません。
逆を言えば、それらを逆手に取って、アダルトブログ的な運用を目指していくのは、ブログのオワコン化を避ける鉄板ルートとも言えます。(実際、ポッカキットはその王道ですし)
法律を守ることは当然ですが、ChatGPTが踏み込めないグレーな世界がある限り、ブログは絶対にオワコンにはならないと断言します。
かつて、世の中を騒がせたWELQですが、このサイトの元運営メンバーは現在オナホのレビューブログを立上げ、自社のオナホをごり押しするというマーケ手法を取っていました。
この会社がクズなのは言うまでもありません。でも、参考にすべき部分は沢山あるとも思っています。
特に今の時代、アダルト関連のコンテンツはブログに残されたフロンティアの一つなので、色々と考えたい部分ではあります。。
オワコン化しない理由⑤:多様性の問題
オワコン化しない理由⑤
今のところChatGPTは「ネット上のコンテンツを要約して回答する」のが基本的な仕組みになっています。要するに、質問されたことに回答することはできても、ネット上になかった知見に対しては答えることができないのです。
そこから考えると、常にブロガーの方から新しい知見や意見を生み出し続ける限り、ChatGPTには真似できないブログの強みが活かされると言えます。
またChatGPTは「100%正しい」案件に対して自信満々な回答をしますが、「99%正しい」案件には「慎重な議論が求められます」という態度を取ります。
そのため、人間のように「えいやっ!」みたいな竹を割った回答ができないのもChatGPTの弱点であり、それがブログの強みになるのです。
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ChatGPTが苦手なこと(エロ・グロ以外で)
全く新しい知見 決断や断定
もちろん、最近はDALL-Eなどの画像生成や動画生成AIも登場しているので、ゆくゆくはクリエイティブな活動はAIに侵食される部分が増えるかもしれません。
けれど、そのクリエイティブな素材をどう活用するかは、クリエイター自身と言うことも忘れてはいけません。
「何か新しい考えや知見を創造し、決断や断定で力強く前進していく」
こうした要素のあるブログは今後ChatGPTがどれだけ進化発展しようともオワコンになることはないと断言します。
ChatGPTが決断や断定を避ける事例としては「尖閣諸島」や「竹島」問題に関する質問を投げかけた時が分かりやすいです。
これらの問題は歴史的・文化的にどうみても日本古来の領土なのですが、ChatGPTに聞くと「両方に言い分がある」みたいな回答で断定を避けます。
こうした時に強く「竹島は日本古来の固有領土である」と断言・主張できるのが人間の強みであり、それがブログの生き残る道であるとも言えます。
オワコン化しない理由⑥:習慣的な問題
オワコン化しない理由⑥
例えば、いわゆる平均的な60代の人の主な情報収集源は「テレビ」であり、10代や20代は「SNS」が主な情報収集源になっています。これど同様に「ググれ」で育った30代~40代はこれからもGoogle検索が主な情報収集源となり続けます。
この根拠として「人はそんな簡単に何か新しいものを受け入れることはない」という、大衆の習慣的な問題があるからです。
つまり、ホリエモンみたいな余程の新しいもの好き&超合理主義者でもない限り、人間は慣れた方法を使って情報収集を行うケースがほとんどだということです。
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ChatGPTが登場したところで、
Google検索を使う世代はGoogleを使い続ける
現在 30年後
60代
30代
20代
ChatGPTがスマホレベルで浸透すれば話は別ですが、今のところChatGPTはインフラではなく情報収集の手段に過ぎません。スマホのような通信インフラに育たない限り、ChatGPTがブログをオワコンにさせることはかなり難しいのです。
また、ここまで解説してきたように、ブログはログに価値があり、ChatGPTは要約に価値があるので、そもそも比べるようなものでもないのです。
そんな訳で、今後ChatGPTがどれだけ進化発展しようとも、ブログがオワコンになることはないので、安心してブログを楽しく続けて行きましょう!
ChatGPTによってオワコン化するブログを予想してみた
一部オワコン化?
一部がオワコン化
ここまで解説してきた通り、ブログは”ログ”に価値があり、ChatGPTには”要約”に価値があります。つまり、ChatGPTの方が得意な分野へブログが勝負しても、今後はどんどん状況が厳しくなると言えます。
これからはChatGPTとの”融合”と”棲み分け”が大事な時代になります。
そして、棲み分けを間違ってしまったブログは、今すぐの影響は少ないにしろ、段々とオワコン化していくであろうと予想しています。
具体的には以下の特徴のあるブログやコンテンツは、今後ChatGPTによる影響でゆっくりオワコン化していくと考えています。
- いかがでしたかブログ
- プログラム解説系のブログ
- ChatGPTによる自動生成ブログ
- 事実を列挙しただけのブログ
- 単なるアフィリエイトブログ
恐らく、上記の特徴のあるブログは今後ChatGPTによってじわりじわりと侵食されて、最終的にはオワコン化する可能性が高いと考えています。
理由は簡単で「ChatGPTの方が優秀だから」です。
以下に、それぞれの理由について詳しく解説して行きますが、もしあなたがこれらの特徴に当てはまるブログを運営している場合は、以下の対策案を参考にして今すぐ軌道修正を行いましょう!
今なら全然間に合うので、何度も読み返してChatGPTとの融合と棲み分けを上手く進めて下さいね!
オワコン化するブログ①:いかがでしたかブログ
オワコンなブログ①
いかがでしたかブログとは「対した内容も書いてないのに、締めに”いかがでしたか?”と聞いてくるブログ」のことを指します。
文章の最後に「いかがでしたか?」と締めるのは個人の自由だとは思いますが、残念なのが「いかがでしたか?」と聞いてくるブログほど、大した内容が書いておらず読み手をイラッとさせることで有名になりました。
そんな「いかがでしたかブログ」ですが、今後真っ先にChatGPTによって淘汰される象徴になると予想しています。
- 単純に記事レベルが低い
- ネットの情報を焼き直しただけになっている
- 情報の要約レベルや精度はChatGPTの方が上
最近のChatGPTは、何か知らないことを質問されると自動でネットの情報を巡回して、情報を要約するように設計されています(2024年4月時点)
そのため今のChatGPTは「〇〇 熱愛」とか「〇〇 不倫」みたいな、ゲスいキーワードに対してもそれなりの精度で返せるようになりました。
もちろん、世間はまだまだChatGPTを使った調べ物をしないので、あと数年間はいかがでしたブログでも生存は可能だと思います。
ですが、ChatGPTなどの大規模LLMが情報検索のスタンダードになった時に、真っ先にオワコン化する手法だと言えます。
オワコン化するブログ②:プログラム解説系のブログ
オワコンなブログ②
ChatGPTの登場でかなり厳しい立場に立たされるのが「プログラムの解説系ブログ」だと思っています。
なぜなら、単純なコード作成ならChatGPTが代行してくれる今、「ちょっと知りたい」と思って検索するユーザーのほとんどが、今後ChatGPTに流れ着く可能性がかなり高いためです。
実際、ChatGPTなら同じことを質問しても、何度でも丁寧に説明してコードを作成してくれます。つまり、すでに現時点で「ノンプログラマーが知りたい事」のほとんどをChatGPTが担っている状態になっているのです。
- 簡単なコード作成はChatGPTが代行してくれる
- 要望通りのプログラムへ柔軟にカスタマイズしてくれる
- ノンプログラマーにとってはChatGPTの方が都合がいい
ただ、先にも述べた通り、すべての人がChatGPTを利用することはありません。これは人は一度慣れたやり方をずっと繰り返してしまう生き物だからです。
そのため、ChatGPTを”使いこなせない”いわゆる「情弱」と呼ばれる人々がGoogle検索やココナラを頼りに、ChatGPTでも代行できるレベルの質問をしてくることは消えないと思います。
ただ、それなりに賢い人ならChatGPTを活用して自作でコードを開発することも事実です。そのため、今後のプログラム解説系ブログは「ガチでプログラマーを目指す人向け」に頑張る方が生き残れるかもしれません。
オワコン化するブログ③:ChatGPTによる自動生成ブログ
オワコンなブログ③
未だに「ChatGPTでブログを完全自動化!」みたいなのが高額販売されていますが、遅かれ早かれオワコン化するノウハウだと考えています。
理由として「Googleがそんなものを見過ごす訳がない」からです。
実際、すでにGoogleは「大量生成されたコンテンツの不正使用」に対して、ChatGPT3.0が登場した翌年の2024年3月にスパムアップデートを実行しています。
- スパムアップデートによりペナルティを受ける
- 文字情報だけでは人はモノを買わない時代
- 自分で自分の首を絞めている
今後、ChatGPTがどれだけ進化するかは分かりませんが、テキストしか生成されていないブログでは、大きな売り上げは期待できないと言えます。
なぜなら、今どきの人間は文字ではなく、動画や画像コンテンツで動機付けされることが増えたからです。
つまり、どれだけChatGPTで大量に自動生成されたテキストだらけのブログを作ろうが「あなたは読みたいと思いますか?」と考えたときに答えは明白です。
また、こうした自動生成されたブログが大量に検索結果にならべば、それこそ真のGoogleのオワコン化(≒ブログのオワコン化)になります。そういう意味でも完全自動化みたいな自分で自分の首を絞めるアホな行為は辞めましょう。
オワコン化するブログ④:事実を列挙しただけのブログ
オワコンなブログ④
これはささみファンドでも再三伝えていることですが、今後事実を列挙しただけの「単なるお役立ちサイト」は、ChatGPTやその他SNSの登場により、どんどんオワコン化が進むと考えています。
理由として「お米の焚き方」とか「ペペロンチーノの作り方」と言った、何かのhow to系のキーワードは、文字情報よりも動画や画像で伝えた方が分かりやすく、それらはSNSの方が相性がいいからです。
また「パプリカの健康効果」とか「サバの効果」などの、調べたら誰でも結論が同じになりそうな話題は、ChatGPTがもっとも得意とする分野なので、ブログでは太刀打ちできないと言えます。
- ネット上の情報を焼き直しただけのブログ
- 画像や動画のない文字情報だけのブログ
- 自分の意見や主張が一切ないブログ
これらの特徴に当てはまるブログは、どれだけSEOに卓越していても、遅かれ早かれオワコン化すると言えます。
どれだけツールに頼らず一生懸命書いたコンテンツでも、視覚的に映えていなければ今は誰にも読まれません。現代のブログは文字+αの時代になっています。
そして、調べたら誰でも分かるような「結論が変わらないネタ」もChatGPTの方がはるかに優秀です。そういうネタを扱うブログは今後もオワコン化が加速するので、なるべく早い段階で方針転換することをおすすめします。
オワコン化するブログ⑤:単なるアフィリエイトブログ
オワコンなブログ⑤
これはブログというか、すべてのコンテンツサイトに言えることですが、今後のブログはアフィリエイト広告ありきのサイト運営では色々と難しい部分が出てくると考えています。
理由として、アフィリエイト広告ありきのサイト作成をすると、ほぼ間違いなくSEO対策でのマネーゲームが発生し、法人サイト達と戦う羽目になるからです。
また、ChatGPTも日々進化しているので、マイナー案件の情報提供もChatGPTの方が優れる時代がいづれはやってくると言えます。
それらの事から考えると、アフィリエイト広告だけを扱った単純なアフィリエイトサイトの寿命はもって数年程度なのかもしれません。
- 結論がすべて「広告」なので切り口が同じになる
- 結局、法人サイトとのSEO勝負になってしまう
- いづれChatGPTが案件の情報提供をやりだす
勘違いしないで欲しいのが「アフィリサイト≒オワコン」ではなく、「どうアフィリ広告を活用するか?」の扱い方を見直すタイミングだということです。
つまり、訪問者の購買理由が「その商品が欲しい」ではなく「〇〇さんがおすすめしていたから」に変える努力が、すべてのブロガー・アフィリエイターに求められているというお話です。
この辺の具体的なアプローチ方法については、下の動画で詳しく解説しています。ぜひチェックして下さいね!
ChatGPTによるブログのオワコン化を全力で回避する方法!
今回はChatGPTでブログはオワコンになるのかという事について解説しましたが、もしあなたがChatGPTに対してどうしても不安を感じるなら、一緒にささみファンドでこれからのブログ運営について学んで行きませんか?
ささみファンドでは、ささみりんと一緒にブログを共同運営しながら、ChatGPTに負けないブログ運営を学べる企画になっています。
しかも一定条件を満たしたメンバーは漏れなく全員が参加費が無料になるので、ブログを今から学びたい人にもとてもおすすめです。
- ささみりんとブログを共同運営できる
- 条件を満たしたメンバーは全員無料!
- 発生した報酬はみんなで山分け!
ささみファンドでは、毎月3,000万円の売上発生を目指して、2024年時点で12サイトを同時に運用しています。
またファンド期間中に発生した売り上げは、参加メンバーみんなで山分けするので、これからブログに挑戦したい人ほど早く報酬を発生させるチャンスがあります。
ささみファンドの詳細は現在ささみりんの公式LINEアカウントでのみ案内中です。今なら限定動画50本も無料で貰えるので、あなたも今すぐささみりんの公式LINEアカウントに登録して、詳細情報を受け取って下さいね!
ChatGPTによるブログのオワコン化でよくある質問
FAQ
よくある質問
最後にChatGPTでブログがオワコンになるのか心配しているに多い質問をFAQ形式でまとめました。
もしここにない質問などがあれば、いつでも「ささみサロン@SNS」で聞いてくれると嬉しいです。
ささみサロンでは専用のクローズSNSを使って、24時間いつでもささみりんに直接質問することができます。今なら無料で参加できるので、あなたも今すぐささみサロンに参加して、稼げるブロガーになりましょう!
質問①:今からブログを始めても大丈夫なんでしょうか?
これからブログに挑戦したい人でも、ブログは間違いなく余裕で稼ぐことができます。
理由として、世の中で常に新しい話題が登場する限り、ブログもその話題を提供すれば、ユーザーは必ず集まってくるからです。
最近はSNSが主流というイメージを持つ人が多いですが、実際はまだまだ検索エンジンからの流入が非常に多く、そのアクセス数はYouTubeやSNSの非ではありません。
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検索エンジンとSNSのアクセス頻度
もちろん、今どきの10代や20代はSNSを中心にした情報検索が主流になっていますが、裏を返せばそれ以外の世代はほぼGoogle検索を頼りにしているということ。
それに、SNSで見つからなかった情報を求めて、結局Google検索に戻ってくる人も多いので、そうした購買意欲の高いユーザーを簡単に集めることができるのがブログのメリットなのです。
正しいブログテーマの選定を行えば、今から初めてブログに挑戦するあなたでもちゃんと稼げます。ぜひ自信をもってブログに挑戦して下さいね。
質問②:ChatGPTでブログはオワコンになりませんか?
今回の記事でも解説した通り、ChatGPTがどれだけ進化発展しようともブログがオワコンになることは絶対にありません。
理由として、ChatGPTは企業が開発した生成AIである以上、過激な発言やセンシティブな内容に対しては、ChatGPTよりもブログに軍配が上がります。
また、ChatGPTでは答えられない話題も数多くあるため、これからのブログはChatGPTの強みと弱みを把握した上で、上手に”融合”と”棲み分け”を目指すことが大切になります。
強み | 弱み |
---|---|
情報要約が早く正確 | 断定的な結論が言えない |
一度に大量生成できる | 特定ジャンルの生成はNG |
最新情報も得られる | ログ的な価値が生まれない |
最近のChatGPTは何らかの最新情報を聞いても、ネット上の情報も参照した上で、最新の回答を返せるようになりました。
けれど、特定ジャンル(アダルトや反社会的なこと)への回答は相変わらず拒否しますし、99%正しくても1%間違う恐れのある回答には、明確な答えを避ける傾向が強いです。
こうしたChatGPTの強みと弱みを正しく把握した上で、ChatGPTを活用すべき部分と、ブログと棲み分ける部分を考えていくことが、今後のブログ運営で非常に大切になると言えます。
質問③:ChatGPTを使ったブログの集客方法はありますか?
ChatGPTの代表的な特徴と言えば「一度に大量のコンテンツを自動生成してくれる」ことですよね。
実際、過去にささみりんもChatGPTのAPIを使って大量にコンテンツを生成するpythonツールを開発しました。
ただこうしたChatGPTだけに大量に自動生成させたコンテンツは、一時的には有効かもしれませんが、今後いつまで通用するかはかなり疑問と言えます。
- 文字だらけのブログは誰も読まない
- ログとしての価値が発揮できない
- 今後もGoogleが全力で対策してくる
どんなブログデーマでもいいのですが、ブログに固定ファンが産まれやすいのは「何かの成長過程や記録としてのログ」が積み重なったコンテンツがあるときです。
そのため、ChatGPTだけで自動生成したブログがブログ集客に使えるかと言うと、検索エンジンは騙せても、人間はほぼ騙せないであろうと言えます。また、そんなゴミコンテンツをGoogleが黙って見過ごすとも思えません。
あくまでChatGPTはコンテンツ作成のアシスタントとして活用するのが、上手い付き合い方だと考えておきましょう。
ChatGPTがどれだけ進化してもブログは絶対にオワコン化しない!
まとめ
オワコン化しない
今回は「ChatGPTでブログがオワコンになるのか?」という話題について、ささみりんなりに思うことをまとめました。
結論としては「ChatGPTくらいでブログがオワコン化することはない」けれど「今後のブログの運用方法はしっかり考える必要はある」ということになります。
特に今までのような「いかがでしたかブログ」とか「アフィリ広告だらけのブログ」とかは、今後ChatGPTなどの生成AIが進化するにつれて、真っ先にオワコン化する可能性が高いです。
だからこそ、ChatGPTの強みと弱みを把握した上で、これからのブログ運営をしっかりと考えることが大切かなと思います。
- ChatGPTでブログがオワコン化することはない
- むしろChatGPTとの”融合”と”棲み分け”が重要
- ブログ本来の”ログ”としての強みがカギ
今回の記事でも何度か登場した通り、これからのブログで大切なことは「ログ」というブログならではの強みを生かしたコンテンツをどれだけ作成できるかです。
もちろん、従来通りのブログ運営のノウハウがすべてダメになる訳ではありません。けれど、一部はChatGPTに侵食されていくことは確実なので、そこは上手く”融合”を目指した方が効率がいいと言えます。
その一方で、あなた自身の考えや主張などははっきりとブログに残し、何かの活動履歴も”ログ”として残していくこと。それがブログファンを増やし、ChatGPTとの”棲み分け”にも繋がります。
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