よく分かる目次
アフィリエイトの記事作成で悩まずに書くためには?
アフィリエイトについての質問で一番よく頂くのが「記事が書けません」と言った内容の質問です。
実は僕も、300文字書くのに1時間以上掛かった時期もあれば、記事がまったく書けなくなった時期もありましたし、「記事が書けない」っていう苦痛は今でもよく発生します。
一時期は「3文字でいいからとりあえずアップしとけ」なんて、マッスルな発言をしていた僕ですが、最近はそれをもう少しだけオブラートに包んだ考え方になってきました。
記事が書けなくなった時期のある僕が、どうやって復帰できたかと言うと、主に次のような4つのポイントを意識することで、スランプを抜け出せるようになったかなと思います。
- 対象を決める
- 見出し構成を決める
- 目標KWを詰め込む
- 1文字でも長くする
今紹介したのは、アフィリエイターからみた記事を書くときのポイントになるので、メルマガだったりLP作成になると、これとは別の違った視点が必要になります。
あくまで今回は、僕がアフィリ記事を書くときの基本的な視点で語らせてもらえたらなぁと思います。
もしあなたが「記事が書けない~」と悩んでいたのであれば、ここで紹介する僕がスランプを抜け出した方法について少しでも参考になる部分があれば幸いです。
そもそも何のための記事作成なのか?
「そもそも何で記事が必要なの?」
こんな質問をされたら、あなたなら何て答えますか?
答え方は色々とありますし、成長にもよって意見や考え方が日々変わって行くかと思いますが、今の僕だったら「必要だから書く」という何ともつまらんトートロジーな答え方になってしまいます。
ただ、そもそも論として、アフィリエイターの中でも取り分けサイトアフィリを取り組んでいく上では、記事作成の目的は「集客目的」と「成約目的」の2つの役割に分担させて考えている人が多いです。(僕含め)
主にロングテール集客目的で追加していく記事のこと。
ブログ形式のアフィリサイトが代表的な事例で、集客目的の記事をひたすら書き続け大量にロングテールを集めて、アフィリリンクを置いた成約ページにトラフィックを流す手法が主流。
アフィリリンクを置いた商品を購入してもらうための記事のこと。
多くのアフィリサイトのパターンとして、大抵はTOPページが成約用の記事となり、下層ページが集客目的の記事になりやすい。
また、成約目的の記事だけを量産する「ペラサイト量産」なんかも、初期段階のアフィリエイトスタイルでは有効。
どちらの記事も大切なんですが、実際にキャッシュを生み出すのは成約目的の記事の方であることは間違いありません。
ですが、集客目的で作った質の高い記事がサイト内で増え続けると、Googleのサイト評価も高まりやすく、結果的にアクセスが増えサイト全体の売上が伸びるのも事実です。
そのため、どちらが大事と言うよりも「どちらも大事」という視点を持った状態で、「今から書く記事はどっちの方向性の記事なのか?」を意識して記事作成に取り組むと、迷いも発生しにくいと思います。
「見込み客が求める情報は何なのか?」という視点から記事を書くことももちろん大事です。
ですが、サイト全体の構成を考えた時に「今書いている記事は成約目的か集客目的かどちらなのか?」を自問して書いてみると良いかと思います。
ちなみに、成約目的で書いた記事だからSEOは関係ないなんてことはありません。成約目的だろうが集客目的だろうが、SEOを意識したライティングができるのが理想です。
僕もそこまで立派な記事が書けるわけではありませんが、ともに技術上達で頑張って行きましょう!
アフィリエイトの記事作成で抑えておきたい4つの視点
それでは、アフィリエイトの記事作成では具体的にどういった視点や手順で作業をすればいいのか?
普段の僕は下のようなステップ&視点でアフィリエイト用の記事を書いていることが多いです。
- 1.対象を決める
- 2.見出し構成を決める
- 3.目標KWを詰め込む
- 4.1文字でも長くする
ここで紹介したステップの前準備として「目標KWの設定」と「記事役割の決定」は済んだものとしています。
記事役割の決定・・・成約用か集客用かを決めておく(前項参照)
また、今回解説しているのはあくまで「サイトアフィリ用」の記事作成なので、メルマガやPPCとなると全く違ってくるので、その点には十分注意して下さいね。
アフィリ記事の作成ポイント①「対象を決める」
対象を先に決める
僕はどんな記事を書くときでも、頭の中で「どんな人に向けて記事を書くのか?」と言った見込み客の想定をして記事を書いています。
これは、サイトアフィリ用の記事だけでなく、動画作成やメルマガ発信のときでも同様です。
見出しではかっこよく「対象を決める」なんて言ってますが、要は「こんな人に読んでもらいたい」という人物像(見込み客)を頭の中で想像して書いている感じです。
これは僕のなかでの思考のクセみたいなもので、見込み客の想定をした上で記事を書いた方が、何となく文章全体のまとまりが僕の中では良い気がするのでそうしています。
ちなみに、このブログの全体のテーマとしては「アフィリエイト初心者」を一応の想定としていますが、個別の記事によっては初心者以外を想定した記事も書かれてあります。
これは僕の中で「こんなアフィリエイトの解説サイトがあればな」という気持ちからスタートしていることが理由です。
なので、このサイトの本当の見込み客は、実は僕自身なのかもしれません(笑)
アフィリ記事の作成ポイント②「見出し構成を決める」
構成が整っている
見込み客の想定が決まったら、次は記事全体の構成(アウトライン)を作って行きます。
最近の僕は、1つの見出しにつき大体500文字~800文字位にして、4個~8個くらいの見出し構成で記事を書くのが好みです。
ただ、記事だけの”文字onlyページ”だとのっぺりした感じになるので、途中にCSS装飾とかテーブルタグとかを使って、スクロールが単調にならないようにしているのも最近のマイブームです。
つまり、見出しの構成はどれが正解というものが実はなくて、僕自身が今も模索中ということを伝えたいのですが、よい記事の多くは構成がよく練られている傾向が多いと感じています。
また、記事を書くときに「1.先に結論を決めておき」「2.見込み客が期待する情報を冒頭で書き込み」「3.結論までの溝を埋める」イメージで見出しを作っていくと、記事も書きやすくなると思います。
見出し構成については「QUESTフォーミュラ」とか「AIDAの法則」とか「PASONAの法則」とかで調べてみると参考になる部分が多いかもしれません。
僕はアフィリエイト用の記事を書くときはよくQUESTフォーミュラを意識して書いていますが、neverまとめとかを見ていると、もっとtips的な見出し構成とかの方が主流なのかもしれません。
どういった見出し構成が良いのかは、ライターの好みと訪問者の好みによっても分かれてくると思うので、アフィリ案件の性質とライターの構成によって判断していくと良いかと思います。
アフィリ記事の作成ポイント③「目標KWを詰め込む」
目標KWを書くのが基本
内的SEOのテクニカルな要素の一つに「目標KWをしっかり書き込んだ方が上位表示されやすい」と言うのがあります。
例えば「仮想通貨」で上位表示したいのなら、「仮想通貨」という単語は最低限、記事内のどこかに登場していないと話になりませんよね。
また、仮想通貨に関連して、ビットコインやイーサリアムなど、関連した用語(共起語)を含まれていることも目標KWで上位表示するためには大切という意見もあります。
この目標KWや共起語の挿入回数や出現頻度などについては諸説あるので一概には言えませんが、以下の箇所では目標KWを挿入するのが好ましいと、ある程度のコンセンサスを得られています。
目標KWのおすすめ挿入箇所 | ||
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h1 | 超重要 | 各ページ1回しか使えない見出しタグなので、ここには必ず目標KWはしっかりと書き込む。 |
titleタグ | 重要 | h1と同様、むっちゃ大事。googleの検索結果でtilteタグの文章が表示されるので、ここでもしっかりと目標KWは書き込むこと。 |
h2 | 重要 | テンプレートの仕様によって、h2の登場回数が変わるので何とも言えませんが、僕はh2タグにも毎回目標KWは挿入していることが多いです。 |
h3~h6 | 普通 | 「入れた方が良い派」と「入れない方が良い派」に分かれている悩ましい部分。僕は5割~8割くらいの頻度でh3~h6タグには目標KWを挿入する派です。 |
記事内 | それなり | この辺は無理して挿入すると言うより、必要に応じて自然な感じで入れるようにするのがベターな気がします。 |
目標KWの挿入頻度については、ただ突っ込めばいいと言うよりも、記事を書いていく上で必要に応じて挿入していく感じが一つの理想です。
この辺りは、実際に競合キーワードで上位表示しているライバルサイト達の見出し構成を見てみると勉強になる部分が多いと思います。
慣れないうちは、目標KWを設定したら実際にそのKWで検索して上位1位~10位までの見出しを参考にして、自分の見出し構成に目標KWを取り入れてしまうのが現実的な方法になるかと思います。
「上位表示されているサイト≒今のGoogleアルゴで評価の高いサイト」
なので、上位表示しているサイトから学べる事は多いはずです。しっかりと参考にして行きましょう!
アフィリ記事の作成ポイント④「1文字でも長くする」
長文がお好み
この辺は賛否分かれるかもしれませんが、今のgoogleは「文字数至上主義」と言えるくらい、長文が好みです。
もちろんただ長ければ良いと言う訳ではないのですが、「特定の検索フレーズに対し、色んな関連情報やコンテンツを1つのページに盛り込んだ記事を上位表示する傾向にある」という感じです。
例えば「青森県」で上位表示させたいなら、青森県の人口だけを語るのではなく、青森県民の県民性や歴史、特産品、県内での問題点etc…
色んな青森県に関連した情報を1つのページにまとめた無駄に長い文章が近頃のGoogle様のお好みの傾向でいらっしゃるという感じです。
スマホデバイスが発展した今の時代、どれだけの人口がそんな長ったらしい文章を読むんだよとは思いますが、激戦ジャンルではしょーもない目標KWでも1万文字は当たり前の状態でバトルが展開されているのが現実です。
一つの傾向として、上位表示しているサイトの文字数が少ないサイトが多い時は、ライバルが弱い(薄い)可能性が高いので、攻め込めるチャンスかもしれません。
「1文字でも長く」とは書きましたが、コンテンツが整ったサイトは、文字数が長くてもきれいに魅せれていて、文字がデザインされている印象を受けます。
いきなりそこを目指すのは厳しいかもしれませんが、少しでも良質な情報を届けるという意識でもって記事作成に取り組めば、日に日にライティングスキルは伸びていくので一緒に頑張りましょう!
多少のHTMLも覚えておくと編集も楽になる!
これは僕だけの時短方法なのかもしれませんが、後の編集時間を短くするために、記事を書くときは最初からHTMLのタグ打ちで記事を書いています。
最初に必要最低限のブログパーツ(テーブルタグや見出しボックスなど)をHTMLとCSSで作成して、単語登録しておけば、サイトの編集時間がかなり減るので記事作成により集中することができます。
また、必要に応じてショートコードまで辞書登録しておくと、より一層編集作業の時間を節約できるのでおすすめです。
外注に頼むにしても、記事と編集の両方をできる人間を探す方が大変だったのと、僕が外注管理を面倒に感じるタイプなので、結果的に記事作成の時点でタグ打ちでサイトを作るスタイルになってしまいました。
最低限知っておくと便利なHTMLタグ | |
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h1~h6 | 通称「見出しタグ」。wordpressの投稿画面などで使うのは、実質h2以降の見出しタグになりますが、これぐらいは記事作成の時に挿入しておいた方が、編集のときも”あたり”が付けやすいので便利です。 |
aタグ | リンク関係でよく使うaタグも、予め辞書登録して記事作成の段階でリンク挿入しておくと、わざわざリンクの挿入箇所を調べる必要もないのでおすすめです。 |
divタグ | ボックス要素で大活躍するdivタグは、複数のパターンで辞書登録をしています。ブログパーツとしても数が多いですが、これが増えたことで編集作業が相当楽になりました。 |
ol/ulタグ | 通称「リストタグ」。地味に活躍する場面が多いので、これもいくつかのCSSでパターン分けしたものを辞書登録して使っています。 |
tableタグ | 最初は作成をためらっていたテーブルタグですが、実際に使ってみると、プラグイン「TablePress」を使うより、タグ打ちの方が作業が早くなりました。ただ、テーブル内容を使いまわしたい時は、TablePressの方が優秀なので、この辺は使い分けています。 |
HTMLを知らない人にとっては「何のこっちゃ」と思うかもしれませんが、そのうち編集作業が面倒に感じ出した時にこのページを思い出して頂けたら幸いです。
実際にタグ打ちで記事の作成ができるようになると、編集作業と記事作成をいっぺんに済ませられるので、おすすめですよ。
タグ打ちと言っても、wordpressなら自動でpタグも入りますし、プラグインと併用すれば、最低限のHTMLの知識さえあれば意外と簡単です。
この記事に関しても、文字色の変更以外はすべてタグ打ちで作成していますが、わざわざプレビューで何度も見ずに済むので本当に作業が楽です。
アフィリサイト用の記事を書くときは数稽古!
今回はアフィリサイト用の記事を書くときのコツやポイントについて解説をしましたが、いかがでしたでしょうか?
慣れないうちの記事作成と言うのは、どうしても作業が憂鬱になりますし、なかなか文章が書けないと嘆き苦しむ時間の方が長くなりやすいです。
恥ずかしい話、僕もいまだに「記事が書けない」と言って、うだうだしていることが多いので、あまり偉そうなことはいえません…
ですが、記事・文章を作るというのは、何度も実践を積み重ねるうちに、だんだんと良いものが仕上がってくるようになります。
また、記事を書くのは必ずしも自分一人で書かないといけない訳ではありません。
僕みたいに外注化が嫌で一人で何でもするタイプもいれば、記事作成が嫌なら外注化や人を雇う方法だってある訳なので、あなたの性格やスタイルに合った、自分なりの作業方法を掴みとってみて下さいね!