サイトアフィリエイトに取り組むなら、やっぱりSEO対策が気になるという人も多いのではないでしょうか?
僕もアフィリエイトを始めたばかりの頃は、とにかくSEOの情報をひたすら探し回っていました。
最近はアフィリエイト野郎のパシさんがSEO対策についての情報をまとめているので、詳しくはそちらを参考にしてみると良いかと思います。
んで、今回はアフィリエイトでSEO対策を考える時のポイントについて、僕なりの解釈を加えてお伝えしたいのですが、基本的にSEO対策は「内的要素」と「外的要素」の2つに分かれています。
そこで今回は、初心者アフィリエイター向けに、SEO対策の内的要素と外的要素について、簡単な手引書的な解説をしたいと思います。
SEO対策の情報は、まさに”玉石混合”なので、信用できそうなところからの情報をメインに扱って行くことをおすすめします。
また、SEO情報発信者によって、得意とするSEOの手法も違いますし、語ろうとする視点も違います。
そのため、SEO対策の情報を探すときは、情報発信者が「どの視点で語り、どの程度の射程のSEO対策を語っているのか?」に注意して情報を読み解くことが大切です。
よく分かる目次
初心者アフィリエイターが意識する内的SEO対策!
まず内的SEO(内的要素)と言うのは、簡単に言えば「サイト内部で設定できる検索順位に影響を与える全ての要素」のことです。
難しく聞こえるかもしれませんが、実際に僕らができることは実はとてもシンプルだったりします。
- HTMLの構造と最適化
- キーワードの挿入位置
- キーワードの挿入回数
- コンテンツの品質
- 更新頻度
基本的には今紹介した5つのポイントさえクリアしておけば、アフィリエイターとしては十分食っていけるレベルになります。
細かい内的SEO対策は色々とありますが、別に僕らはSEO業者ではないので、90点のサイトを100点にする必要はありません。
むしろ僕らは、20点を90点くらいにして、90点のサイトをささ~っと作れるようになる事の方が大切です。
今紹介したポイントをしっかりマスターしておけば、90点のサイトなんてサラサラと出来てしまうので、まずは焦らず今紹介した5つのポイントをクリアしていきましょう!
初心者におすすめの内的SEO対策①「HTMLの構造と最適化」
テンプレを買ってくる
まず内的SEO対策を考える時に、真っ先に考えて欲しいのが「HTMLの最適化が完了したテンプレートを用意する」と言うことです。
HTMLの最適化については、語るべき点は山ほどあるのですが、いきなり初心者がそこに飛び込むと、間違いなく路頭に迷います。
そこでおすすめしたいのが「まずは最適化されたテンプレートを買ってくる」ということ。
アフィリエイト作業は山ほどあるので、この辺は”時間をお金で買う”感覚でさっさとテンプレートを買った方が早いです。
内的SEO対策が構築済みのテンプレ | |
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アフィンガー | コンテンツSEOやブロガーを目指すなら絶対に入れとけ!っていうテンプレート。ウィジェットの挿入箇所が多く、広告挿入の管理がラク。その分、初期設定に時間が掛かるのがたまにキズかも… |
賢威 | 株式会社ウェブライダーさんが開発しているテンプレート。アフィンガーやコクーンの様に初期設定が無くてもある程度使えるのがメリット。量産アフィリには賢威が向いてるかも? |
コクーン | 寝ログ管理人の「わいひら」さんが開発して下さった無料のwordpressテンプレート。「Simplicity」の後継機とのことですが、めっちゃ進化していて使いやすいです。 |
シリウス | 言わずと知れたアフィリエイター御用達のCMS。レスポンシブテーマの扱いもあり、サイト作成も直観的にできるのがメリット。wordpressを使うのが苦手という方はこちらがおすすめ。 |
今紹介した4つのテンプレートの中から好きなものを選んでおけば、とりあえず間違いありません。
このブログもTDCの「opinion」からアフィンガー5に移行中なのですが、途中でテーマを入れ替えるのは滅茶苦茶面倒で大変です。
なので、テンプレート選びに関しては、最初からしっかりと投資を行って良いものを揃えて行きましょう!
初心者におすすめの内的SEO対策②「キーワードの挿入位置」
title・h1・h2は鉄則!
次に内的SEO対策で意識して欲しいのが、各見出しタグに目標キーワードをしっかりと挿入させるということです。
目標KWのおすすめ挿入箇所 | ||
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h1 | 超重要 | 各ページ1回しか使えない見出しタグなので、ここには必ず目標KWはしっかりと書き込む。 |
titleタグ | 重要 | h1と同様、むっちゃ大事。googleの検索結果でtilteタグの文章が表示されるので、ここでもしっかりと目標KWは書き込むこと。 |
h2 | 重要 | テンプレートの仕様によって、h2の登場回数が変わるので何とも言えませんが、僕はh2タグにも毎回目標KWは挿入していることが多いです。 |
h3~h6 | 普通 | 「入れた方が良い派」と「入れない方が良い派」に分かれている悩ましい部分。僕は5割~8割くらいの頻度でh3~h6タグには目標KWを挿入する派です。 |
記事内 | それなり | この辺は無理して挿入すると言うより、必要に応じて自然な感じで入れるようにするのがベターな気がします。 |
今紹介した箇所にしっかりと目標キーワードを挿入することで、Googleに対して「何の情報が書かれてあるサイトか?」をしっかりとアピールすることになります。
h3タグ以下に関して言えば「挿入しなくて良い派」と「挿入した方が良い派」に分かれていますが、僕は「挿入する派」です。
また、各見出しタグには「目標キーワードをなるべく左側に寄せ、キーワードを詰め込み過ぎないようにする」ことがポイントです。
詳しくはこちらの記事にもまとめてあるので、ぜひ参考にして下さい。
初心者におすすめの内的SEO対策③「キーワードの挿入回数」
キーワードを書込む
初心者アフィリエイターでも今すぐできる内的SEOの対策として、本文中に1回でも多く、目標キーワードを挿入することです。
こんな疑問が浮かぶかもしれませんが、まずはアホみたいに大量に目標キーワードを挿入してみて下さい。意外とスパム判定を受けないことに驚くはず。
もちろん、記事全体の文字量と目標キーワードの比率も大切ですし、読み手に取って違和感なく情報が読み取れる記事にすることが最優先です。
ただ、上位表示されない記事に意味はないので、まずは上位表示するための記事を書けるようになりましょう。
初心者におすすめの内的SEO対策④「コンテンツの品質」
オリジナル性?
アフィリサイトを作っていく中で、一番頭を悩ませてくるのが「オリジナル性」という問題です。
僕は一時期、頭がどうにかなりそうなほど「手動の低品質ペナルティ(コンテンツver)」をGoogleから受けてきましたが、その結果、Googleがいうオリジナリティと言うのは以下の点が見えてきました。
腐るほど手動のコンテンツペナルティを受けて思ったこと | |
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見た目が整っているか | 何だかんだ、サイトの見た目や表示速度も、低品質ペナルティを考える時の指標になっている印象を受けました。ユーザーにとって扱いやすい・分かりやすいサイト設計になっているかも手動ペナルティの一員になっている印象があります。 |
そのサイトにくる理由は何か | 「Googleが無くてもそのサイトに人はやってくるのか?やってくるとしたらその理由は何か?」簡単に言えば「ファンのいるサイトか」を満たせることが、低品質を回避する重要な要素の一つっぽいです。 |
発信者による独自の意見があるか | アフィリエイターで一番挽回できそうなのが「独自の意見」を載せておくという対策です。アフィリエイト商品があるとして単なるスペック情報のまとめだけでなく、「独自のレビューや意見がどれだけあるか?」は、Googleの手動ペナを回避する特効薬かもしれません。 |
参考になるサイトを紹介しているか | アフィリサイトの多くは、他人のアフィリサイトへのリンクを嫌がりますが、何となくそこを逆手に取られている印象があります。「ユーザーにとって有益だ」とあなたが判断できるサイトがあるなら、他のアフィリエイターのサイトでもリンクを送ってあげると良いかと思います。 |
過去に散々手動ペナルティを受けてきて、試行錯誤の末、上のようなルールでサイトを運営していくと、ここ2~3年は全く手動ペナルティを受けることなく、急激な順位変動にも巻き込まれなくなりました。
アフィリサイトでファンを作ると言うのは難易度が高く感じるかもしれませんが、Googleを利用する人は広い意味で「情報が知りたい」はずなので、彼らに最適な情報を第三者のサイトも含めて紹介し続けることが道を切り開くことになるかと思います。
言ってることはホワイトに聞こえるかもしれませんが、結構僕は真っ黒なSEOを愛用しています(笑)
ただ、コンテンツに関して言えば「人に見せても恥ずかしくないサイト」を志して作り続けることが、ペナルティを回避しつつ、長く収益を受取れる方法だと思います。
収益化までの時間は掛かるかもしれませんが、1本くらいそういうサイトを持っておくのも悪くないですよ。
初心者におすすめの内的SEO対策⑤「更新頻度」
できる限りやる
Googleは”情報の鮮度”について言及することが多いのですが、アフィリエイターができる一つの対策として「記事の定期的な追加と更新」が内的SEOで効果的な対策の一つとして挙げられます。
最近はandroid端末で、各ユーザーの属性に合わせた記事をGoogleが自動配信してくれるので、毎日良質な記事を投稿し続ければ、Googleが他のスマホユーザーにあなたのサイトを紹介してくれるようになります。
別にGoogleが記事を取り上げなくても、更新頻度を高めることでアクセスも自然と増えていくので、一番手軽で効果の高い内的SEOだと思います。
記事を毎日更新する事で、アクセスが増えてくるのは本当です。ただ、どんな記事でも良い訳ではなく、今ここで紹介した内的要素を高いレベルで満たしておくことが大切です。
また、アクセスを単に増やすだけでなく、成約率の高いキーワードを狙った記事を書き続けることが、収益化を目指すうえでは大切な記事の更新方法となります。
初心者アフィリエイターが意識する外的SEO対策!
ここまでは内的SEO対策についての手引きをまとめましたが、ここからは外的SEOの基本的な内容について簡単に解説したいと思います。
そもそも外的SEO対策と言うのは「サイト外から送られてくるリンク」が要素の中心で、ペラサイトの量産アフィリに挑戦するときは、外的SEO対策で大体の勝負が決まってしまうという感じです。
もう少しぶっちゃけると、外的SEO対策とは「良質な被リンクとコンテンツが集まったサイトからのリンクを1本でも多く集める」ことが全てです。
外的SEO対策でよく言われる”良質な被リンク”とは、以下の要素をどれだけ高いレベルで満たしているサイトからのリンクかで決まります。
- 運営年数が長い
- サイト自体に集客力がある
- それでいて固定ファンもいる
- 良質な被リンクが集まっている
- ペナルティを受けた履歴がない
yahoo!やwikipediaからのリンクの付いた中古ドメインが高値で取引されやすい理由も、今紹介した理由などが当てはまるからです。
コンテンツSEOなどは、これらの条件に合致したサイトからリンクを貰えるようなコンテンツを配信し続けることを念頭に置いた戦略をとることになります。(いわゆる”ホワイトハット”的な思考)
一方、自演リンクでSEO対策をする場合は、これらの条件に合致した中古ドメインを買ってきて、自分でサテライトを構築し、自作自演のリンクを送る方法が主体となります。(いわゆる”ブラックハット”的な思考)
別にどちらの方針でも構わないですが、コンテンツSEOを実践しようとすると、時間もお金も手間もかかる点は忘れないで下さい。
自演リンク主体で行くなら、中古ドメインを買ってくるだけで問題は解決するので、これも”時間をお金で買ってる”感覚に近いです。
もちろん、自演リンク自体はGoogleが認めていないので、この辺の善悪の議論になると何とも言えません。
ですが、上位表示するサイトが世に出て恥ずかしくない良質なサイトで間違いなのなら、それでよいと思います。(そもそもgoogleのアルゴ自体が穴だらけな訳ですし)
どちらの手法を断罪するというのではなく、両方ともある一定のレベルまで使いこなせる状態になっておくことが、今の外的SEO対策ではとても重要です。
白も黒も両方使いこなせた方が、取れる戦略も広がりますし、キーワードによって相性の良い戦略も変わるので、使える技を広げておくのはアフィリエイターではとても大切です。
とは言え、まずは焦らず、自分が向いてそうな戦術からマスターしていきましょう。
サイトアフィリで稼ぎたいならSEO対策は避けては通れない!
今回は初心者アフィリエイター向けの情報として、サイトアフィリで効果的なSEO対策の基本的な内容をざっくりとまとめました。
なんて、心配に思う人もいるかもしれませんが、ここまでの基礎を100%理解して実践できるようになっていれば、何らかの結果は絶対に出ています。
今回は座学的な内容が多く、実践的な内容はほとんど解説できませんでしたが、SEO対策は「まずはやってみる」が基本です。
「ペナルティにビビらず、少しでも良いと感じたものは、どんどん試して自分の技に取り込んでいくこと」
これを愚直に繰り返していけば、アフィリエイターとしての実力も、SEO対策の技術もめきめきと上がって行きます。
あと、これでもかっていうほどのリンクを大量に送りつけても、意外とペナルティを受けたりしないので、初めのうちは思い切りよく色々と試してみましょう!
SEO対策はやっていくと、だんだんと面白くなってくるので、分からないなりにもぜひやってみて下さいね!