「アフィリエイトを今から始めるなら、相当頭を使う必要がある」
もし僕が今からアフィリエイトを始める人たちに言えるアドバイスがあるなら、これが一番誠実な答え方になると思う。
僕は2010年からアフィリエイトをしているけど、それまでの紆余曲折はとてもじゃないけど、一本の記事で書けるほど簡単なものじゃない。
今でも有難いことにアフィリエイトで毎月数百万円を稼がせてもらっていますが、今でもGoogleのアルゴリズム変動が起こるんじゃないかと、毎日ビクビクしながら順位チェックツールとにらめっこをしているのが実際だ。
にも拘らず、(恐らくは)僕よりも稼いでいない&キャリアの浅いアフィリエイター達が「アフィリエイトで稼ぐのは簡単ですよ」とポジショントークをぶちかまし、
それを平然と上位表示させているGoogleはほんと頭おかしいんじゃないのか?と思う。
よく分かる目次
もちろん、アフィリエイトで稼ぐのは誰でもできる
もちろん、アフィリエイトで稼ぐことは誰にでもできるし、コツさえ掴めば簡単に稼げるようになるのも事実です。
ですが、肝心な「コツ」を掴むまでに、これまで数えきれないほどのアフィリエイターが挫折し、敗れ去った事実にも目を背けてはいけない。
確かに、データ上はアフィリエイトの事情規模は年々拡大し、「ブロガー」や「YouTuber」という新ジャンルのアフィリエイトが登場したことにより、
今後もますますアフィリエイト市場が盛り上がることは間違いありません。
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ですが、これらの表面的なデータで参入を決める以前に「血で血を洗う”番外戦術なんでもありのクソ市場”に入ってまで、アフィリエイトはやりたい事なんですか?」と本気で考えてから参入した方が善いと思う。
- なんでアフィリエイトなのか?
- なんでメルカリじゃダメなのか?
- なんで積立投資じゃダメなのか?
こうした「reason why」の部分をすっ飛ばして、何も考えずにアフィリエイト市場にやってくる人が多いけど、そういう人ほどカモにされていくのがこのネットビジネスの基本構造だ。
子供の頃や若い時ほど自分の直感を信じて参入した方が良い結果が産まれることは多いけど、
ある程度の年齢になったら「直感だけではない部分」で判断できる力を身に付けた方がいい。
それこそが”経験やキャリアに裏打ちされた直感”になるからだ。
「直感を信じていく事」と「考え無しで決める事」は違う
僕も本気で困った時や迷った時は「自分の直感を信じて選ぶ」事は多いです。
でもそれは「限界の限界まで徹底的に考えた結果、白黒の判断が出来ない」時に限った話だ。
「直感を信じる事」と「考え無しで決める事」は違う。
1手10秒で瞬間的に次の手を決める将棋の早指し戦なら、直感を信じることが大切かもしれない。
けれど、「直感を信じる」という背景には、本人の数えきれない経験値の積み重ねがあった上で、言語化できないヒューリスティックが働いた上での直感であることが多い。
そのため、何も経験値のないネットビジネスの世界で「自分の直感を信じる」なんて、飛んだバカげた話なのだ。
アフィリエイトは今からでも稼げる。だけど
結論、アフィリエイトは今からでも十分稼げる。
それはいつ・どこで・誰が何と言おうとも、その事実は変わらない。
だけど「時代に合った手法を選択しないと、一瞬で崩壊するのがアフィリエイトの世界」であることも忘れてはいけない。
ざっくりと2010年から現在に至るまでのサイトアフィリエイトの流れを振り返ると、以下のような流れになっている。
- 2013年頃まで…ペラサイト全盛期。ドメイントップでのSEOが主流
- 2016年頃まで…コンテンツSEO最盛期。記事数が多い奴が勝つ時代
- 2018年頃から…E-A-T対策が必勝パターン。
このE-A-Tが何なのかについては、僕が過去に書いた「GoogleのE-A-T対策と高め方!現代SEOで生き残る戦略と考察」読むと、今のGoogleが何を考えているのかの片鱗が分かると思う。
この辺の込み入ったSEOの話をすっ飛ばして、なんちゃってSEOを語るアフィリエイターとブロガーが多すぎて、本当に情報の邪魔だ。
端的に言えば、今のGoogleは、2013年頃と2016年頃の両方を踏まえて乗り越えたようなSEO対策が有効になっている。
つまり、「外部リンクゴリゴリ(2013年)+コンテンツゴリゴリ(2016年)」をミックスさせたものが今のGoogleの検索結果の覇者になれる。
ただ厄介なのは、この外部・内部の両方において、従来までの必要最低基準の質がレベルアップした点だ。
今からアフィリエイトを本気でやるなら専門ブログが最短ルート!
もし仮に、今からアフィリエイトを実践するのなら、僕だったら間違いなく「特定のジャンルに特化した専門ブログの解説」を進めると思う。
- ジャンル特化のブログの立上げ
- 他のどのブログより徹底的に記事を書きこむ
- 一点突破で顧客の囲い込み
たぶん、この方法が初心者でも突破できるアフィリエイトの最短ルートだと思う。
もちろん、専門の小規模サイトの作成でもいいんだけど、それだけだとパンチが弱くて、「より専門的な情報量が多いサイトが勝つ」ルールが働いてしまう。
ジャンルの特化方法は、狭く・深くに拘ること
絞るジャンルやテーマは、あえてアフィリエイト案件から遠ざかったテーマがいい。
脱毛・金融・健康食品とか、そういうテーマからは一旦遠ざかって、本来自分が好きな事ややりたい事だったものに焦点を戻す感じだ。
これが2019年~2020年に重要なアフィリエイトの基本方針となる。
僕だったら、高校・大学と演劇部に所属していたので、学生劇団に向けた演劇論のブログなどを立ち上げた方が、SEOの関係ないブログ集客ができるようになるかもしれない。
また、僕は今どきのゲームよりレトロゲームの方が好きなので、ドラクエⅥとかFF6のゲーム動画を投稿しながら、ブロガーとしてデビューするのも一つの方法かもしれない。
何にせよ、一旦はアフィリエイト案件という縛りから抜け出して、「本来自分が最も得意(好き)だったものは何か?」という中心部分を探す所から始めるのが、今からアフィリエイトをするときのおすすめの方法だ。
これは、他のブロガーやアフィリエイターが言うような「趣味系で稼げ」とか「恋愛系は稼げる」とか、「〇〇ネタなら稼げます」とか言う単純な話ではない。
「これだったら絶対に負けない!」
「負けたところで、絶対に巻き返してやる!」
「本気でやりたい事はこれなんだ!」
と、心の底から街中で叫んでも嘘偽りのない情熱があることが大切だ。
これだけネット情報が氾濫した時代に、ブルーオーシャンとかレッドオーシャンとかの考え方はもう時代遅れで、「ブルーだろうがレッドだろうが俺はその土俵に飛び込むぜ!」と言える奴が勝ち上がるのが今の時代だ。
本気でやりたい事を全力でできる奴じゃないと生き残れない時代
たしかに、戦略上、ライバルが薄い所や人が多く集まる市場に飛び込むことは大切な視点だ。
奈良県大和高田市という眼前に田んぼが広がるド田舎に、Chanelが出店したところで、3日以内に撤退することは間違いない。
むしろ、そういう田舎町には「振り込め詐欺 対策本部」でも建設して、おじいちゃん・おばあちゃん相手に情操教育をした方が健全だ。
だけど、ネットとリアルの最大の違いは「移動距離の問題は皆無」である点。
一度でもド田舎にテナントを構えれば、諸々の諸経費が掛かってしまうが、ネットにはそのリスクがない。
だからこそ、稼げる市場が見つかった瞬間にライバルが一斉に群がる。
つまり、ネットビジネスの大原則は「餌に飢えた群がる鯉を押しのけてその市場での地位を築けるか」が重要なポイントになる。
これは、サイトアフィリならSEO対策、SNSならブランディングという言葉で置き換えれば分かりやすい。
そして今どきのSEO対策はE-A-T対策(≒ブランディング)が重要だからこそ、「本気でやりたい事を全力でできる奴じゃないと生き残れない時代」になったと言える。
逆に言えば「本気でやりたかった事に向けて、全身全霊を掛けられる奴が謳歌できる時代」になったともいえる。
いい意味で「バカが幸せになれる時代」になったのだ。
小難しいテクニックはいらない。本気になれるかどうか
案件探し・キーワード選定・ライティング、10年近くアフィリエイトを続けていると、本当に色んなテクニックや技術が身に付きました。
でも、これからのアフィリエイトを始めとするネットビジネスでは、そういった小手先のテクニックや後付けの加点要素になり下がる時代になったと思う。
むしろ、小難しいテクニックはすっ飛ばして、本気でバカむき出しで全力で目標に向かって挑める奴が最強になれる時代だと思う。
そういう意味で、テクニックが先行になりがちなアフィリエイターは、一度しっかりと立ち止まって、人気YouTuberやInstagramerをじっくり観察した方がいい。
人気になっている人たちのアカウントは、決してテクニック的な要素は多くない。
むしろ「そんなんでいいの?」と言うのがバズるのが今の時代だ。
だからこそ、肩の力を抜いて本気でやりたい事に向かって全力で走っていく事が、今からアフィリエイトを始める人にとっては一番分かりやすいアドバイスになると思う。
その他、もっと詳しい話を知りたい場合は、オンラインサロンでいつでも質問を受け付けているので、ぜひ気軽にご連絡下さい。
ささみサロンならあなたのアフィリエイトの実力ではなく、本気で目指したい事があることが参加資格です。
もしあなたが本気でアフィリエイトに挑戦したい、ネットビジネスで稼げるようになりたいと思っているのなら、ぜひ参加して下さい。