- 外注記事の9割5分が「ゴミ記事」
- ペラサイトと外注記事の相性はそもそも悪い
- 外注ライターにとって「書きやすい」テーマを依頼する
こんなことが書かれています。
アフィリエイトで実績が出始めて行きある程度結果が出てくるようになると、ペラサイト量産を外注化したいと思った経験、あなたにもありませんか?
僕もアフィリエイトを2010年頃から始めていますが、過去に何度か外注化を試したことがあるのですが、結果は全て惨敗でした。
結論から言えば、クラウドワークスやランサーズで集まる記事の大半が価格に見合わない「ゴミ記事ばかり」のため、ペラサイト量産での外注化や自動化は割けるのが賢明というのが、僕の結論です。
もちろん、人によっては外注ライターから納品された記事を使って、ペラサイト量産の利益を伸ばした人もいるかもしれません。ですが、それは相当なレアケースだと言えます。
そもそも論、外注ライターの多くは「上位表示させる記事」や「売れる記事」を書くのではなく、「お金の為に記事を書いてる」状態です。
この辺の「記事を書く目的」の擦り合わせが出来ない限り、外注ライターから売上を発生させるのは相当なムリゲーだろうなと考えている今日この頃です。
よく分かる目次
アフィリエイトに求められる記事とは「砂漠で水を売る」
「売れる記事の書き方」でも解説した通り、アフィリエイトで売れる記事とは「砂漠で水を売る」記事のことを指します。
ただ、外注ライターさんの場合、詳細な指示書を書いてあげないと、見込み客の設定はおろか、依頼したキーワードの意図通りにすら記事を書いてくれない現象が多々起こります。
正直、この辺はささみりんも外注ライター時代があるので両者の気持ちは痛いほどよく分かります。
ただ、この辺はビジネスなので、無理に「Win-Win」を目指すのではなく、両者の要望が折り合わない限りは一旦は「No-Deal」という形で取引を終えた方が無難です。
そのため、どうしても外注ライターにアフィリエイト記事を書かしたい場合は、「砂漠で水を売る」意味を理解して記事を書けるライターを見つけるか育てるかを考えることが先決です。
ペラサイト量産で外注ライターを採用すると絶対に「費用負け」する
ささみりんの場合、1文字1円~1.2円で外注ライターに記事を書かせていた時期がありましたが、納品されてきた記事はすべて微妙でした。
途中から「指示書」と言われるような、見込み客設定や見出し構成絵をまとめたエクセルを元に記事を書かせるようにもしましたが、それでも納品されてきた記事は微妙なままでした。
今回は失敗事例として、ささみりんが実際に外注ライターに依頼した記事を晒しながら、いかにペラサイト量産で外注ライターを雇うのがコスパの悪い戦略なのかを解説したいと思います。
1文字1円で集まる記事の大半はゴミ記事
上の2記事は、ささみりんが指示書を書く前までに納品されてきた記事ですが、どちらも上位表示もしなければ売れる記事にもならない「ゴミ記事」です。
そもそも論、SEOライティングの基本となる「見出し構成」が皆無ですし、誰を見込み客として想定しているかも分からない、単なる説明記事になっているのが根本的な問題です。
1文字1円ライターの難点
- 見込み客の設定を考えてない
- 検索クエリの意図をくみ取らない
- 指定されたキーワードで文章を書いているだけ
もちろん、中にはこれらを踏まえて記事を書いてくれる外注ライターさんもいますが、それはレアケースです。
むしろ、大半の外注ライターさんがアフィリ記事を作るときの「お約束」を無視したゴミ記事しか書いてくれないです。
過去一度も1stビューにベストアンサーを載せた記事を書いたライターさんに出会った事がないことを考えれば、1文字1円ではこちらが望んだ記事を手に入れることはまず無理なのだと思います。
1文字3円になると赤字だけが膨らむ。
一方で1文字3円クラスの外注ライターになるとどうなるのかと言えば、文章構成や記事の流れには一定の品質が保たれるようになります。
ですが、厳しいことを言えば、それでもこちらが望んだペラサイト記事を納品してくれるケースはレアだと言えます。(ささみりんのハードルが高すぎるのもあるでしょうが…)
それに、1文字3円のプロライターに仕事を依頼した場合、数サイト作成するだけで簡単に数万円がぶっ飛ぶので、現実的な方法ではありません。
ペラサイト記事とプロライターの相性が最悪な理由
- 記事を依頼するほど赤字が膨らむ
- 「数で押していく!」の戦略にそもそも合わない。
- それでも望んだ記事が手に入らない。
恐らく、1文字3円以上のプロライターの各記事は品質的には問題はないと思います。
ただ、ことペラサイト作成で求められる記事の品質と、ブログやコンテンツサイトで求められる記事の品質は明らかに異なります。
この辺の違いを踏まえて記事を書けるライターはほぼ存在しないか高額になりかねないので、僕はペラサイト量産の外注化は見限ることにしました。
外注記事が成功するのは「サテライト記事」の量産のみ
ただ、ペラサイト量産でも外注さんに依頼した方が手っ取り早いお仕事もあります。
それが「サテライト記事」の作成依頼です。
上の画像は、僕が過去にサテライト作成をするためにタスクで集めた育児系の記事ですが、1000文字で250円くらいで集めた記事です。
「やりがい搾取だ」とか言われそうな単価ですが、この辺は需要と供給の問題なので、どう思われても構いません。
ただ、この時に大切なのは以下の3つを抑えて記事を発注することです。
外注ライターに仕事を依頼する時のコツ
- サービス内にいる外注ライターの属性を見抜く
- 外注ライターにとって「書きやすい」テーマを依頼する
- 長期で依頼したい場合は必ずフィードバックを返す
この辺りを踏まえて記事を発注するだけでも、かなりコスパのいい記事が納品されるようになります。
もちろん、これらの記事ですらペラサイト本体の記事には使えないゴミ記事なのですが、インデックスには耐えられるくらいの品質にはなります。
そのため、高い中古ドメインを買ってきた後のサテライト用の記事として、外注ライターさんに大いに活躍して貰うと、一番コスパが良くなるかと思います。
(参考)ペラサイトの記事を簡単に量産する方法!
今回の記事でも伝えた通り、ペラサイト量産では外注記事は使わない方が無駄なコストを払わずに済みます。
ただ、それだと外注化を検討した理由の「効率よくサイトを作りたい」というあなたの課題が解決されませんよね。
そこで今回は、過去のささみサロンで開催した「ペラサイトの記事作成講座」と言うオンラインセミナーを紹介したいと思います。
このセミナーでは、ペラサイト初心者向けに効率のいい記事作成の方法や手順について分かりやすく解説をしています。
また、上位表示するために必要なSEOライティングの基本や、効率よく記事を書くための「穴埋め式テンプレート」なども紹介しました。
もしあなたが少しでも効率よくペラサイトの記事を量産できるようになりたいのなら、このセミナーの内容がすごく役に立つので、今すぐチェックして下さいね。
外注さんが「書きやすい」と思うテーマで記事を募集する
実際に外注ライターさんに記事作成を依頼すれば分かると思いますが、あなたが思っている以上にろくでもない記事を納品してくれます(笑)
もちろん、人によっては真面目な記事を納品してくれるのですが、スキルのばらつきが激しいのが外注(フリーランス)の世界です。
そのため、僕ら発注者側がまず考えるべき事は、外注さんにとって「書きやすい(仕事がしやすい)」と感じてもらえる仕事を発注できるかが重要なのです。
例えば、外注ライターの大半は長文作成が苦手の為、3000文字を超える記事作成では見出しを事前に作成してあげるなどの「下準備」が必須となります。
また、下準備をしても見込み客を見据えた記事作成ができないケースが大半なので、何度もフィードバックを返して育成する必要が産まれます。
ぶっちゃけ、ここまでするならインハウスでやった方が絶対に効率が上がるので、僕は外注ライターにはメインサイトの仕事はさせません。(と言うか、いまだに個人運営ですが…)
ぜひ外注ライターにお仕事を依頼する時は、その人の特性などを見抜いた上で、彼らにとって「書きやすい」記事テーマや段取りを用意してあげて下さいね。