前回「ブログアフィリエイトのジャンル選定」の話をした時に、ライバルサイトの分析方法について少しお話をしました。
ブログアフィリエイトに挑戦する時は、最低限ライバルサイトの分析はした方が良いことは間違いないです。
ですが、ライバルサイトの調査方法を語りだすとキリがありません。
そこで今回は初心者でも比較的簡単にできるライバルサイトの調査方法について解説をしたいと思います。
- どれくらいテーマや見込み客の属性が被っている?
- ライバルブログの記事数は何記事入っている?
- ライバルサイトの月間PV数はどれくらい?
今紹介した方法は、副業やブログ初心者でも比較的簡単にできるライバルサイトの調査方法なので、ぜひやってみて下さい。
もしこれらのライバル調査をした結果「ライバルがこれくらいなら勝てそうかも」と直感的に思えた市場があるのなら、ぜひ飛び込んでみましょう。
今回はライバルサイトの分析方法について解説しますが、もしあなたがブログテーマやジャンル選定の方法について詳しく知りたい場合は、下にまとめた記事を参考にして下さい。
よく分かる目次
なぜブログアフィリエイトではライバル調査が大切なのか?
そもそもなぜブログアフィリエイトでもライバル調査が大切なのかと言うと「ブログアフィリで稼げる確立を少しでも高めるため」が大きな理由です。
- SEOで勝てる市場を探すため
- 早く稼げる状態を作り出すため
- 収益化に掛かる時間を予測するため
ブログアフィリエイトに挑戦する場合、基本は「SEO対策」を前提にした集客方法になります。
もちろん、Twitter・YouTube・Instagramと言ったSNSを利用した集客方法を利用してブログを運営する方法もあります。
ですが、ブログアフィリエイトの基本集客はまだまだSEO対策によるWEB集客が中心です。
だからこそ、SEO対策で勝てるライバルの市場を探してきて、そこに自分の土俵を作っていく事はとても大切です。
あなたの好きな事をベースにしつつ、どういったジャンルやテーマ設定にすれば、ライバルに勝てる状態を作れるかのヒントとして、今回の記事を活用して下さいね!
ブログアフィリエイトでライバル調査をする時のポイント!
ブログアフィリエイトに挑戦する時に、具体的なライバルサイトの調査方法としては、主に以下の流れで取り組んで行くのがおすすめです。
- その市場でのNo1ブログを見つける。
- そのブログの記事数や月間PV数を調べる。
- どれくらい頑張れば市場の3%が取れるかを計算。
この考え方は「ランチェスター戦略」の「クープマンモデル」をベースにした考え方です。
要するにそのジャンルのNo1が誰なのかを知り、どれくらい頑張れば、市場の3%(拠点目標値)を突破できそうかを判断するのに使います。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、実際にやってみるととても簡単なのでぜひやってみて下さい。
ちなみに、ランチェスター戦略を元にして、どうして僕が「その市場の3%を取れるかどうか」に拘っているのかについては、
下の「10分でわかる! 競争戦略のバイブル「ランチェスター戦略」
」が分かりやすいと思います。
とても勉強になるので、真剣にマーケティングを勉強したい場合は、ぜひ目を通してみましょう。
ライバル分析①:その市場でのNo1ブログを見つける
まず今からあなたが参入するジャンルや市場が決まったのなら、そこの市場で最も結果を出しているNo1のサイトを見つけて下さい。
僕であればアフィリエイトの市場で今ぶっちぎりでPV数を稼いでいるのは、間違いなく「manablog」さんだと言えます。
アフィリエイト市場に限らず、あなたが参入を検討しているどの市場にも、必ずすでに先駆者が存在するはずです。
今の時代、完全なブルーオーシャンなどまず存在しません。
そのため、まずはどの市場に飛び込むかを決定した後は、その市場の圧倒的なNo1となっているトップを見つける所から始めましょう。
もちろん、飛び込む市場によっては、No1になり得るサイトが複数存在するケースもあります。
その場合は、NO1争いをしている複数のサイトをリストアップして行きましょう。
ライバル分析②:そのブログの記事数や月間PV数を調べる
次にライバルサイトが月間でどれだけのPV数を叩き出しているのか、現時点でどれだけの記事数を投稿しているのかを調べて行きます。
- googleの「site:」検索
- SimilarWeb
- a hrefs
これらのツールを使うことで、ライバルサイトがどれくらいの記事を追加していて、月間のPV数や被リンクがどうなっているかを素早く知ることができます。
ここで重要になるのが、圧倒的なNo1を倒しに掛かるのではなく、彼らトップがどれくらいの数字を出しているのかで、全体の市場規模や難易度を図っていくための基準に使うということです。
先の「manablog」さんの事例で言えば、2018年の9月時点で900記事近くを突っ込まれているようなので、一応はそこを目標にして記事を投稿していく事が、一つの目標数値となって行く感じです。
この手の分析で気を付けないのが、数字優先になり過ぎると、質の部分を無視した戦略を立てがちになると言う事です。
SEOの基本は「数×質」なので、質が0点なら何を掛けても0点になってしまいます。
そのため、Googleが求める質をクリアした記事を数多く揃えていく事を基本としていきましょう。
ライバル分析③:どれくらい頑張れば市場の3%が取れるかを試算
先の「manablog」さんであれば、月間PV数で約70万PVがあることがSimilarWebの分析から知ることができます。
ランチェスター戦略を元にして考えれば、彼らの市場を切り崩すためには、少なくともその3%(月間2.1万PV)を取ることが、アフィリエイト市場での橋頭堡になると言えます。
※本来は「市場全体の3%」を取ることが目標になるんですが、WEBの場合、市場の領域が曖昧なので、厳密な計算ができません。そのため、僕はNo1の3%を切り崩しに掛かることを橋頭堡として考えています。
後は月間PV数で2.1万PVを突破するために記事をひたすら突っ込んでいく事になります。
ここまでの計算をした時に「市場(トップ)の3%のシェアを奪えそうか」を判断の基準にすると、ライバルに勝てるかどうかの判断もしやすくなります。
ちなみに、僕の新設したブログ「sasablog」の2019年8月のトータルPV数(サロン内PV含む)で約1.5万PVです。
manablogさんの3%になるためには、あと0.6万PVが必要となる訳ですが、割と6000PV位なら何とかなると判断しています。
こんな感じで「自分で出来そうか?」という直感が働くかどうかを、ライバル攻略のヒントにすると分かりやすいと思います。
ライバル調査をやっても最後は「自分のやりたい事」が大事!
今回はライバルサイトの分析方法について、ランチェスター戦略を元にした方法を紹介しました。
ただ、初心者ブロガーの場合、いきなりライバル調査をしても「勝てるかどうかなんて分からない」という感想が正直な所だと思います。
なので、初めのうちはライバルの調査で右往左往するよりも、「自分のやりいたい事」を中心にして、そのまま市場に飛び込んだ方が良いケースもあります。
- まずは自分のやりたい事を中心に
- ライバルが強すぎる場合は避けるのが基本
- ライバルと争わないジャンルを探すことも大事
SEO対策はどうしても相対評価が中心となるので、特定のキーワードではライバルとの競争がどうしても避けられません。
そのため、強豪を避けたジャンル選定やキーワード選定は必ず必要にはなります。
ですが、冒頭でも紹介した通り「今の時代はどこを探してもブルーオーシャンなんて存在しない」と割り切って市場に飛び込んだ方がうまくいくケースも多いことを忘れないでください。
なので、基本的には「自分の好きな事」をテーマにしつつ、あまりにも競合が過熱している所は避けてブログ運営を行っていく方法がおすすめです。
また、どうしても自分のやりたい事がライバルサイトと被ってしまっている場合には、ライバルと差別化する方法もいくつかあるので、ぜひ参考にして下さいね!